アルミホイルでおにぎりを包むと体に悪いって本当?詳細を調べてみた

おにぎりをアルミホイルに包むと危険って本当?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

アルミホイルで包んだおにぎりはどこか懐かしく、「子供のころによく作ってもらった」という人も多いのではないでしょうか。

ラップで包んだおにぎりよりなぜかおいしく感じるんですよね^^

私も、家族でピクニックをするときはアルミホイルで包んだおにぎりを持って行きます。

ところが、最近ドキッとするような噂を聞きました。

それは「アルミホイルで包んだおにぎりは体に悪い?」ということ。

どうやらアルミホイルの成分が良くないようなのですが、果たして本当のところはどうなのか気になりますよね。

そこで今回は、

  • アルミホイルでおにぎりを包むと体に悪いは気にしなくていい
  • アルミホイルでおにぎりを包むと保存がきく

2つについてまとめました。

アルミホイルでおにぎりを包むと体に悪いは気にしなくていい

アルミホイル

結論から申し上げますと、「アルミホイルでおにぎりを包むのは体に悪い」というのは気にしなくても大丈夫です

そもそも、なぜアルミホイルが体に悪いと言われているかというと、理由はアルミホイルの原料のアルミニウムから。

アルミニウムは腐食しやすい性質を持っており、酸や塩分、はたまた加熱などの影響を受けると溶けてしまいます。

アルミホイルで包んだおにぎりにも、ほんの少しのアルミニウムが付着しているというわけなんですね。

「アルツハイマー病の患者の脳を調べると、大量のアルミニウムが蓄積されていた」という論文が発表されたことにより、「アルミニウムを摂取するとアルツハイマーになる」という噂が一気に広まりました。

これが、アルミホイルは体に悪いと言われる理由です。

アルミニウムは自然界にもともとあるもの

しかし、 「アルツハイマー病の患者の脳を調べると、大量のアルミニウムが蓄積されていた」 という事は事実でも、「アルミニウムを摂取するとアルツハイマーになる」ということにはなりません。

厚生労働省も

なお、一時期、アルツハイマー病とアルミニウムの関係があるといった情報もありましたが、現在は、この因果関係を証明する根拠はないとされています。

食品中のアルミニウムに関する情報

と発表をしています。

アルミホイルは水や土壌、空気にまで存在している物質。

農作物や海産物にも微量にアルミニウムは含まれています。


私たちが生活して生きていくうえで、アルミニウムを排除することはほぼ不可能なんですね。

私たちは毎日微量ずつでもアルミニウムを摂取しているわけですが、そのほとんどが体内に残らず排出されていっています。

体内に残ったとしても、腎臓を通した後に尿として排出されていくので、あまりに多くのアルミニウムを摂取しない限り体の中に溜まり続けることはありません。

毎日生活している分に、私たちが過度にアルミニウムを摂取することはほぼないと言われていますので、アルミホイルで包んだおにぎりくらいなら気にしなくても大丈夫◎

安心しておにぎりを食べてくださいね!

「どうしてもアルミニウムが気になる…」という人は、日本は加工食品にアルミニウムが含まれていることが多いので、加工食品に注意するのが一つの策です。

最近では、ベーキングパウダーも「アルミフリー」と記載のあるものが増えましたよね。

日常生活分は気にしなくても大丈夫ですが、加工食品はなるべくアルミニウムが入っていないものを選ぶといいと思います。

スポンサーリンク

アルミホイルでおにぎりを包むと保存がきく

アルミホイルでおにぎり

なんだか、アルミホイルに対してネガティブなイメージがついたかもしれませんが、アルミホイルで包んだおにぎりにはメリットも◎

  1. 抗菌作用があり、保存がきく
  2. 適度に水分が抜けておいしいおにぎりになる

アルミホイルには抗菌作用があり、雑菌の繁殖を防ぐ効果もあります。

アルミホイルで包んだおにぎりは傷みにくいので、お弁当にはぴったりなんです^^


そして「アルミホイルで包んだおにぎりはおいしく感じる」というのは、実は理にかなっているもの。

ラップと違いアルミホイルには密着性がありません。

そのため、おにぎりを包むとアルミホイルとおにぎりの間に隙間ができますが、隙間がおにぎりの余分な水分を逃がしてくれるので、おにぎりがべちゃっとならないというわけです。

料理家の藤村公洋さんも、以前こんなツイートをしていました。

「アルミホイルのほうがおにぎりがおいしい」というのは、思い込みではなくてきちんと理由があったんですね。

まとめ:アルミホイルでおにぎりを包むと体に悪いというのは気にしなくていい

アルミホイルで包んだおにぎりは体に悪いかどうかについてまとめました。

  • アルミホイルで包んだおにぎりが体に悪いと言われる理由は、アルミホイルの原料のアルミニウムによるもの
  • アルミニウムは自然界に存在しており、私たちが生きていくうえで完全に排除することは難しい
  • 私たちの体はほとんどのアルミニウムを排除しているので、過度に摂取しなければアルミニウムが体内に蓄積されることはない
  • アルミホイルで包んだおにぎりは保存もきくし、おいしく仕上がる

「体に悪い」という噂を聞くと「大丈夫かな」と不安になってしまうもの。

しかし、アルミニウムは私たちの生活の至る所にあり、完全に排除して生活するのは難しいでしょう。

加工食品のアルミニウムを避けるという風に、少し気を付ければそんなに怖がる必要もないと個人的に思います。

何よりアルミホイルで包んだおにぎりはおいしいので、やったことがない人には試してほしいなと思います!

関連記事:おにぎりがアルミホイルにくっつくときの対処法!包み方にポイントあり!

テキストのコピーはできません。