2020年2月17日のあさイチでは【牡蠣】の選び方や縮まない調理法が紹介されました!
- おいしい牡蠣の見分け方
- 縮まない牡蠣の下処理
- 牡蠣にあたる人とあたらない人の違い
- 食べるオイスターソースの作り方
今回はあさイチで紹介された「得する牡蠣の情報」をまとめています♪
もくじ
新鮮な牡蠣の見分け方
殻つきカキの見分け方
- 傷が少ないもの
- 厚みと幅があるもの
手に持って重みがあるものなどがおいしい牡蠣の可能性が高いそう!
おいしいむき身の見分け方
- 黒いヒダが引き締まっている牡蠣
- 身の色がクリーム色(黄色っぽい)牡蠣
色が白いものや黒いヒダが花びらのように広がっているものは、真水を含んでしまっている可能性が高いそう。
むき身を選ぶときには黒いヒダが引き締まっているもの、身の色がクリーム色っぽいものを意識して選ぶことがポイントです^^
生食用と加熱用の違い
生食用と加熱用で売られている牡蠣の違いは、獲れる海域の違い。
- 加熱用は沿岸部
- 生食用は沖合
水質基準を満たした海域で育った牡蠣だけが生食用として販売されています。
生食用を加熱して食べてももちろんOKです!
牡蠣の身が縮まない下処理方法
牡蠣を洗うときに縮ませないためのポイントがありました!
牡蠣は塩水で洗うこと
水:500ml
塩:大さじ1
※この割合で海水と同じ塩分濃度になる
牡蠣の身が傷づかないように優しく洗いましょう!
塩水で洗って汚れが浮いてきたら、今度は真水で洗います。
その時、真水には長い時間浸さないように気をつけ、手早く洗いましょう。
フライパンで焼くときの目安
加熱の目安は3分~4分
箸で押してみてプリッと跳ね返る弾力ならOK
心配な場合は竹串を刺して、刺した部分が熱くなっていれば火が通っている状態。
揚げる時の下処理と時間
基本の下処理をした牡蠣に片栗粉をまぶすことで、揚げても縮まない牡蠣のフライができます!
ビニール袋に片栗粉を入れ、その中で牡蠣に片栗粉をまぶす
油で揚げるときには170℃の温度で2分。
黒いヒダの部分の衣がきつね色になっていれば引き上げの目安になります。
油から上げたあとは、予熱で3分くらい置いておくと中まで火が通るとのこと。
牡蠣にあたる人とあたらない人の違い
牡蠣を食べてあたってしまう(食中毒)になってしまうのは、牡蠣の中のノロウイルスが原因と言われています。
そのメカニズムについて、広島大学の島本整先生が説明してくれていました。
国の基準で厳しく管理されているので、基本的には生食用の牡蠣は生で食べても大丈夫。
ですが、その時の体調によってはノロウイルスの症状が出てしまうことも。


免疫力が弱い子どもや高齢の方も、ノロウイルスの症状が出やすい傾向にあります。
さらに、ノロウイルスに感染のしやすさには、もともと持っている体質も関係しているんですって!
ノロウイルスは腸の壁にくっついて症状を発生させるのですが、体質によってノロウイルスが腸の壁にくっつきやすい人とくっつきにくい人がいるそう。
そして、ノロウイルスにはいくつもの型が存在しているため、一度かかっても別の型に感染してしまうことがあるということなんです。


ノロウイルスを心配なく食べるためには「加熱調理」することがもっとも有効。
中心部が85℃から90℃で90秒以上加熱
この加熱温度と時間を守っていれば、安全に食べられると国の基準で定められています。
加熱していても牡蠣のアレルギーで体調不良や蕁麻疹などの症状が出る場合もあるので、食べて数時間後に体調に異変が出た場合は速やかに医療機関へ受診してください。
加熱用の牡蠣はあまり手で触らず、触ってしまった場合はその都度手をよく洗うようにしましょう。
食べるオイスターソースの作り方
家でとってもおいしい食べるオイスターソースを簡単に作ることができる!
ということで作り方が紹介されていました^^
材料
- 牡蠣:200g
- みりん:大さじ1
- 酒(水):大さじ1~2
- バター:ひとかけ
- フライパンで牡蠣に8分以上火を通す
- 牡蠣をフライパンから取り出し、食べやすい大きさに刻む
- フライパンに残っている牡蠣の汁にみりんを加え煮詰める
- みたらし団子のタレのような茶色になってきたら、刻んだ牡蠣の身を戻して絡ませる
- お好みでバターを加えたら完成
※冷蔵庫で3日は保存が可能
牡蠣から出てきた汁にはアミノ酸がたくさん含まれていて、そこにみりんに含まれる糖類が反応することで牡蠣の旨味やコクがアップ!
- ごはんに乗せる
- うどんの具にする
- パスタの味つけに
- パンのおとも
使い勝手バツグン!
アレンジ次第で色んな料理に合う万能調味料に変身します♪
【あさイチ】牡蠣のおいしい見分け方と縮まない調理方法まとめ
- 牡蠣の下処理は塩水ですると身が縮まない
- 牡蠣を選ぶときは身がクリーム色・黒いヒダが引き締まっているもの
- 牡蠣にあたりやすい人はノロウイルスにかかりやすい体質
- 加熱することで安全に食べることができる
- 食べるオイスターソースは家で簡単に作れる
牡蠣は栄養が多く含まれていて海のミルクとも呼ばれる食材。
安全に食べるためには加熱処理するのが最も効果的。
加熱調理のときも、ちょっとした下処理のコツを押さえると縮まずに調理できることがわかりました^^
牡蠣を選ぶポイントや加熱の基準を知って、おいしく安全に牡蠣を食べられるといいですね♪
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