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イタリアのトスカーナ地方発祥の伝統菓子ビスコッティ。
初めて食べる人はその固さにびっくりするかもしれません。
私も初めて食べたときは「ビスコッティってこんな固いけど大丈夫?食べ方あってる?」って思ったのを覚えています(笑)
結論から言うと、ビスコッティは二度焼きという意味で、保存性を高めるためにワザとカチカチに焼いてあるため、硬いのは失敗ではなく正解です。
歯が弱い人は無理に齧ると危ないので、飲み物に浸して食べるのが安全でおいしい食べ方。
この記事では、イタリアでは常識のコーヒーやワインに浸す食べ方と、どうしてもそのまま食べたい時の対処法を紹介します。
ビスコッティはなぜ固い?そのまま食べても大丈夫?

二度焼きで水分を飛ばしているから固い
ビスコッティの名前の由来は、ビス(二度)コッティ(焼く)という言葉のとおり。
その名前のとおり、ビスコッティが固いのはオーブンで二度焼きしているためです。
通常ビスケットやクッキーはオーブンで一度焼くだけで十分火が通ります。
その点、ビスコッティは一度生地を焼いたあと、カットしてから再度オーブンで焼くんです。
カットしてから二度焼きすることで、生地の内部のほうまでしっかり水分がとんで固い食感になります。
なんせ、ビスコッティの発祥であるイタリアでは保存食としても親しまれているほど。
ビスコッティは常温で2週間〜1ヶ月日持ちします。
家庭で手作りするお菓子でこれだけ日持ちするのは、ビスコッティが水分の少ないお菓子だからなんですね。
そのまま齧ってもいいが歯が弱い人は注意
ビスコッティはしっかりとした固さのあるお菓子。
普通のビスケットだと思って食べるとその固さにびっくりするかもしれません。
私も初めてビスコッティを食べたときは固くてびっくりしました。
でも、固くて噛み切れないというほどではなかったので、その固さがクセになったり。
そのまま齧って食べても問題ありませんが、無理に噛むと歯が欠けることがあるので注意してください。
特に差し歯や治療中の歯がある人は危険です。
口の中で少し溶かしながらゆっくり食べるのがコツ。
小麦やナッツの香りを噛みしめるように味わうと、素朴なおいしさが楽しめますよ。
ちなみに、マーロウなどのプリン専門店で売られているビスコッティも非常に硬いことで知られていますが、それが仕様。
ビスコッティは硬いお菓子として作られているので、不良品ではありません。
これが正解!固いビスコッティのおいしい食べ方(ダンキング)

どうしても固くて食べにくいという人は、飲み物に浸して食べるという食べ方があります。
これはダンキングと呼ばれ、イタリアでは一般的な食べ方です。
コーヒー・エスプレッソに浸す
イタリアでメジャーなのがビスコッティをコーヒーに浸す食べ方。
ビスコッティの甘さとコーヒーの苦味がよく合うので、コーヒーを飲むときのお茶うけとしてビスコッティは欠かせません。
特に濃いエスプレッソとの相性は抜群。
コーヒーの苦味がビスコッティの甘さを引き立てて、固さも程よくふやけて食べやすくなります。
ボリュームがあるので、簡単な朝食にする人も。
お気に入りのコーヒーととっておきのビスコッティでほっと一息つく時間があると素敵ですね^^
ホットミルク・カフェオレに浸す
コーヒーが苦手な人や子どものおやつには、牛乳に浸すのがおすすめ。
冷たい牛乳でもいいですが、ホットミルクに浸すとより柔らかくなって食べやすいです。
牛乳の自然な甘みとビスコッティの甘さが合わさって、ケーキのようなしっとりした食感に。
程よくふやけるまで浸してから食べてください。
カフェオレに浸すのも良いですね。コーヒーの苦味とミルクのまろやかさ、両方のいいとこ取りができます。
ヴィン・サント(甘口ワイン)に浸す
大人の食べ方がこちら。イタリア・トスカーナ地方では、ヴィン・サントという甘口のデザートワインにビスコッティを浸して食べるのが伝統的な食べ方です。
おいしく食べるコツは、ビスコッティをたっぷりとワインに浸すこと。
ワインの香りとビスコッティの香ばしい風味が合わさって、食後酒のお供として最高です。
ヴィン・サントが手に入らなくても、甘口のデザートワインなら代用できます。
ワインのお供としても負けないお菓子になりますよ。
どうしても固い!少し柔らかくする裏技

どうしてもそのまま食べたいけど固すぎる、という場合の対処法を紹介します。
ただし、ビスコッティの本来の魅力であるサクサク食感は失われるので、あくまで最終手段として考えてください。
電子レンジで数秒温める
電子レンジ600Wで5〜10秒ほど温めると、少し食感が緩む場合があります。
温めすぎると固くなってしまうので、様子を見ながら少しずつ加熱してください。
温めることでバターや油分が溶けて、ほんの少し柔らかくなります。
ただし劇的には変わらないので、期待しすぎないように。
「固さを和らげたい」だけなら、まずはダンキングのほうが失敗が少なくて安全です。
どうしてもそのまま食べたいときの“応急処置”として使ってみてください。
あえて湿気らせる
最終手段として、密閉せずに置いておくという方法もあります。
湿気を吸うことで少し柔らかくなりますが、ビスコッティの命であるサクサク食感が完全に失われます。
梅雨時期や夏場なら半日〜1日で湿気を吸いますが、風味も落ちるのであまりおすすめしません。
どうしても固くて食べられないという場合のみ試してみてください。
もしこの方法を使うなら、少量だけを別に出して様子見するのがコツ。
全部を一気に湿気らせると戻せなくなるので注意です。
ビスコッティのアレンジした食べ方

飲み物に浸す以外にも、ビスコッティを楽しむ方法はたくさんあります。
アイスクリームにつけて食べる
イタリアではジェラートにビスコッティを添えることが多くあります。
ビスコッティでジェラートをすくうように食べれば、ジェラートの水分でビスコッティがふやけて食べやすくなりますよ。
もちろん、ジェラートじゃなくアイスクリームでもOK。
グラスに半分にカットしたビスコッティとアイスを順に重ねてパフェ風にしてもいいですね^^
アイスが少し溶けたタイミングがいちばん食べやすいので、冷凍庫から出して少し待ってから食べるのもおすすめです。
チョコレートにつけて食べる
甘いものが好きな人にはチョコレートをつけて食べるのがおすすめ。
チョコレートを湯煎で溶かして、チョコレートフォンデュのようにして食べるとチョコレートの熱でビスコッティがやわらかくなります。
固くても大丈夫という人は、チョコレートをつけたあと乾燥させてチョコレートを乾かしましょう。
バレンタインやプレゼントにもぴったりなよそゆきのビスコッティの完成です。
ナッツやドライフルーツをトッピングして固めると、見た目も華やかになってテンション上がります^^
ブルスケッタ風にして食べる
ビスコッティというと甘いお菓子ですが、塩気のある生地で作ればお酒のおつまみにもぴったりです。
レシピはこちら→(おつまみにも!大人味のビスコッティ:Cookpad)
甘くないビスコッティは、上に好みの具材をのせてブルスケッタ風にして食べるのがぴったり。
ブルスケッタとはイタリアで前菜としてよく食べられるメニュー。
本来はフランスパンをスライスしたもので作りますが、代用として甘くないビスコッティを使うというわけです。
のせる具材の水分でビスコッティが食べやすくなります。
トマト+オリーブオイル+にんにく、サーモン+アボカド、クリームチーズ+ナッツ+はちみつ、クリームチーズ+生ハムなど、組み合わせは自由。
甘いビスコッティにジャムやはちみつをのせて食べてもいいですし、いろいろのせてみてお気に入りの組み合わせを見つけるのも楽しいですね^^
まとめ
ビスコッティが固い理由とおいしい食べ方をまとめました。
- 二度焼きで水分を飛ばしているから固いのが正解
- そのまま齧ってもいいが歯が弱い人は危険
- コーヒー・ミルク・ワインに浸すのがイタリア式
- 電子レンジで数秒温めると少し柔らかくなる
- アイスやチョコと合わせてもおいしい
イタリアでは保存食としても親しまれているビスコッティは、しっかりとした固さが特徴のお菓子です。
そのまま食べて小麦やナッツの香りを噛みしめるのもいいですが、固くて食べにくいという人は無理せず飲み物に浸して食べてみてください。

