ハンバーグのタネの寝かせる時間は?保存方法や前日からでもOKか調査

ハンバーグのタネを寝かせる時間は?

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ハンバーグと言えば洋食の王様。

子ども受けがいいので我が家でもよく作ります^^

ハンバーグのレシピはいろいろありますが、共通するのはひき肉を捏ねたあとにタネを寝かせる時間があること。

成形しやすくするために必要な時間ですが、ハンバーグのタネを寝かせる時間って具体的にどのくらいか気になりますよね。

時間がないときはどうしたらいいのでしょうか?


そこで今回は、ハンバーグのタネを寝かせる時間を調べました!

前日からでもいいのか、またハンバーグのタネの保存方法もまとめたのでぜひチェックしてください。

ハンバーグのタネを寝かせる時間

ハンバーグのタネ

ハンバーグのタネを寝かせる時間は1時間で十分です。

1時間寝かせる時間がないときは、最低でも30分は寝かせたほうがいいでしょう。


そもそも、ハンバーグのタネを寝かせる理由は焼くときに崩れないようにするため。

ひき肉に玉ねぎやパン粉など、複数の材料を混ぜて捏ねた直後は、材料の油分や水分が馴染んでいない状態です。

この状態で焼くと、まずきれいに成形できませんし、成形できたとしても焼くとひび割れれしまいます。

ひび割れると見た目が良くないだけでなく、肉汁が流れ出てしまうデメリットが。

なので、肉汁溢れるジューシーなハンバーグを作るためには、タネが馴染んで成形したときにひび割れにくくする必要があるんです。


ひき肉の中の油分や水分は1時間もあれば十分馴染みます。

忙しいときでは30分でもOK。

たったその時間だけでも、タネにまとまりが出てひとつのかたまりになっているのが分かると思います。


以前、餃子のタネを作ったときに時間がないからタネを寝かさないでそのまま皮に包んだんですね。

ひき肉と野菜が全然馴染んでないのが包むときから分かって、食べたときも一体感を感じられませんでした^^;


ハンバーグのタネも同じで、寝かせることでひき肉と刻み玉ねぎや調味料がひとつになり、味に一体感が出るんです。


また、ハンバーグを寝かせるもうひとつの理由として「寝かせることでアミノ酸が増えてうま味成分が増す」といったことがあります。

「それなら長時間寝かせたほうがいいんじゃ?」と思いますよね。

しかし、詳しく調べたところ、アミノ酸が増えるまでにはある一定の時間が必要であって、2~3時間寝かせたぐらいではアミノ酸の量はそこまで変化しないんです。

熟成に必要な日数は動物の種類によって異なっており,と畜後の4℃の貯蔵で,牛肉は10日,豚肉は3~5日,鶏肉は0.5~1日とされています。

日本食肉科学会

ハンバーグのタネを寝かせる目的は崩れにくくするため。

そのためには寝かせる時間は1時間で十分というわけです。


「長時間寝かさないと」と思うとハンバーグ作りもハードルが高くなりますが、1時間や30分でもいいなら作るときにちょっと気が楽になりますね^^

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ハンバーグのタネは前日からでもOK?

ハンバーグのタネ

「あらかじめ時間に余裕があるときにタネを作っておきたい」

そういうときは、ハンバーグのタネを前日に仕込んでおきましょう。

タネを作っておけばあとは焼くだけだから、仕事から帰ってきてバタバタしてるときでもさっとご飯作りが完了しますよ^^


ただし、ハンバーグのタネを前日に仕込んで寝かせておくときはいくつか注意点もあります。

  • 新鮮なひき肉を使うこと
  • 素手でタネを触らないこと

ハンバーグのタネを前日に仕込むときの注意①新鮮なひき肉を使う

ひき肉は空気に触れる面積が多い分、非常に傷みやすい食材です。

前日にタネを仕込むということは、最低でも8時間ほどは置いておくということ。

ひき肉の状態によっては、前日から寝かせている間に傷んでしまうことがあります。


なので、その日のうちに食べないならできるだけ新鮮なひき肉を使ってタネを作ってください。

パックの中でドリップが出ているもの・ひき肉の色がピンクではなく茶色っぽく変色しているものは古くなっています。

素手でタネを触らないこと

タネを前日から仕込んで寝かせるときは、素手でタネを触らないようにしましょう。

成形するときだけでなく、ひき肉を捏ねたり他の材料と混ぜるときもです。

人の手には菌が付着していて、タネにうつった菌が寝かせている間に一気に繁殖するためです。


100円ショップでも売っているビニール手袋を着用し、できるだけタネに菌が付着しないよう気をつけてくださいね。

ハンバーグのタネの保存方法

ハンバーグのタネは冷蔵庫で保存するのが基本です。

よっぽど室温が低ければ常温でもいいですが、10℃以上になるなら必ず冷蔵庫に入れてください。


また、冷蔵庫で保存するときはしっかりラップをかけて、空気に触れないようにします。

これは乾燥を防ぐだけでなく、空気中の菌がハンバーグのタネに付着するのを防ぐため。

ラップをかけたものをジッパー付きバッグやビニール袋に入れて2重に保存してもいいですね◎

非常に傷みやすいひき肉なので、菌が繁殖しないように要冷蔵・できるだけ密閉を守ってください。

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ハンバーグのタネの寝かせる時間まとめ

ハンバーグのタネの寝かせる時間は1時間。

ハンバーグのタネを寝かせるのは、焼くときに形が崩れないようにするためです。

タネの水分や油分を馴染ませて全体に一体感を出すこともできるので、時間のないときは最低でも30分は寝かせましょう。

前日から仕込んでおくこともできますが、菌が繁殖しないよう注意してくださいね。

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