手作り梅ジャムの賞味期限や日持ちはどのくらい?冷凍保存についても

梅ジャムの賞味期限や日持ち冷凍保存についても

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

スーパーに生梅が並ぶ季節だけのお楽しみの手作り梅ジャム。

作ってる最中から梅の甘酸っぱい香りが広がってたまらないですよね^^

手作り梅ジャムの賞味期限は市販のジャムより短いので、開封後は早めに食べきる必要があります。

梅ジャムを長期間保存したいなら冷凍保存がおすすめです!


今回は、手作り梅ジャムの賞味期限や梅ジャムの保存方法についてまとめました。

手作り梅ジャムの賞味期限はどのくらい?

梅ジャム

手作り梅ジャムの賞味期限は、加える砂糖の量(糖度)によっても変わります。

砂糖の量が梅の50%以上⇒6か月ほど

砂糖の量が梅の50%以下⇒3~4ヶ月ほど

例えば、下処理した梅の重量が700gなら砂糖の量は350gになります。

砂糖の量は好みにもよりますが、60%ぐらいが甘みもありつつ梅の酸味も残せるのでおすすめです◎

食べ物は砂糖の量が多ければ多くなるほど、傷みにくくなります。

これは、砂糖が持つ雑菌の水分を奪う性質によるもの(浸透圧)。

糖分の割合が多くなるほど食材の水分活性が下がります。

雑菌は水分がないと繁殖できないので、梅ジャムも砂糖の割合が多くなるほど日持ちするようになります。

梅ジャムのレシピには砂糖を使わないものもあります。

梅本来の味を味わえておいしいのですが、日持ちはしない(賞味期限は短い)ので、梅ジャムを長く楽しみたいのであれば砂糖を使ったレシピを選ぶようにしましょう。 




上記の梅ジャムの賞味期限は、未開封の場合に限ります。

作ってから開封したもの・スプーンなど出し入れしたものは、空気に触れることにより賞味期限が短くなってしまいます。

衛生管理がしっかりしている市販のジャムでも、開封後は2週間以内に食べきることを呼び掛けていますので、手作り梅ジャムも開封したら2~3週間以内には食べきるようにしてください。

スポンサーリンク

手作り梅ジャムは冷凍保存できる

梅ジャム

梅ジャムは、冷凍しておけば1年ほど保存しておくことができます。

梅ジャムは梅の季節にだけ楽しむというのも季節を感じることができていいですが、冷凍していつでも好きなときに食べられるというのもおすすめです^^

梅ジャムの冷凍保存の仕方

  1. 梅ジャムは小分けにしてラップで包む
  2. ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫で保存する

梅ジャムが入った瓶のまま冷凍してしまうと瓶が割れてしまう恐れがあり危険です。

必ず小分けにして袋に移し替えましょう。

少量であれば、タッパーに入れたまま冷凍することも可能です。

梅ジャムの解凍の仕方

梅ジャムは凍ったまま冷蔵庫に移し替えて解凍します。

電子レンジを使っての解凍は、解凍ムラができて梅ジャムの味が劣化してしまうのでやめておきましょう。

解凍した梅ジャムは、1週間以内に使い切ってくださいね。 




私が以前働いていたパン屋では、毎年季節の果物で手作りジャムを作って冷凍庫で保存していました。

大量だったので、使うときはジッパー付きの袋のまま流水解凍して使っていました。

ジャムは冷凍してもとろみがなくなることがなく、香りも味もそのままでしたよ^^

手作り梅ジャムを保存する時の注意点

梅ジャム

手作りの梅ジャムを保存するときの注意点は3つ。

  • 梅ジャムは冷蔵庫で保存すること
  • 梅ジャムを入れる容器やスプーンなどはしっかりと殺菌すること
  • 梅ジャムは保存期間が長くなると苦みが出てくること

梅ジャムは冷蔵庫で保存する

市販のジャムなどはスーパーでも常温で販売されています。

ジャムは基本的には常温保存が可能な食べ物ではありますが、手作りの梅ジャムは冷蔵庫で保存するようにしましょう。

家庭での手作りはジャムに限らず、どうしても菌が多少なり繁殖しやすくなっています。

念のために、未開封の梅ジャムも冷蔵庫に入れておくと安心です。

梅ジャムを入れる容器やスプーンなどはしっかりと殺菌する

ジャムの瓶を煮沸

梅ジャムの保存で大事なのは、梅ジャムを入れる容器をしっかりと殺菌すること!

  1. 鍋にたっぷりの水と梅ジャムを入れる容器・フタ・移し替えるようのスプーンなどを入れて火にかける
  2. 沸騰したら15分ほどそのまま沸かす
  3. トングなどを使い、網の上で容器・フタ・スプーンなどをしっかりと乾かす

容器やフタは耐熱のものを使います。

忘れがちなジャムを容器に移すとき用のスプーンも一緒に煮沸消毒してくださいね。

梅ジャムは保存期間が長くなると苦みが出てくる

手作りの梅ジャムは、作り立てはそうでもないのに、長期間の保存によって多少苦みが出てくることがあります。

カビが生えていなければ食べることはできますが、気になるようであれば梅ジャムは基本冷凍保存しておき、すぐに使い切れる分だけ都度解凍して使うのがいいでしょう。

スポンサーリンク

手作り梅ジャムの賞味期限と保存方法まとめ

  • 手づくりの梅ジャムの賞味期限は、砂糖の量が梅の50%以上なら6か月ほど・砂糖の量が50%以下なら3~4ヶ月ほど
  • 開封済みの梅ジャムは、2~3週間以内に食べきるようにする
  • 手づくりの梅ジャムは冷凍しておけば1年ほど保存できる
  • 手づくりの梅ジャムは未開封の場合でも冷蔵庫で保存する

手作り梅ジャムはできるだけ早めに食べきるようにしましょう。

砂糖の量が多いほど日持ちするようになりますが、使う梅の種類や好みに合わせて砂糖の量を調整してくださいね。

青梅を使って梅ジャムを作る場合は、砂糖の量は多めのほうがちょうどよくなるそうです。

製氷皿に入れて小さく凍らせておくと、解凍も早く小分けに使うことができて便利です^^

関連記事:梅ジャムが苦いときの対処法は?苦味を消す方法と失敗しない作り方

テキストのコピーはできません。