寒天でグミは作れる?作り方と注意点を紹介

寒天でグミは作れる?作り方と注意点も

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ムニムニした弾力のある食感がおいしいグミ。

市販のグミもいいですが、寒天を使ってグミを作ると食物繊維を豊富にとることができるんです^^

自分の好みで味を調整できるのも手作りならではですね◎

気になるのは寒天を使ったグミの作り方。

比較的簡単に作ることができますが、寒天の特徴を知っておくことで失敗することを防ぐことができますよ!

今回は、寒天を使ったグミの作り方や寒天でグミを作る時の注意点についてまとめました。

寒天でグミは作れる?

手作りグミは寒天でもできる

寒天でグミを作ることはできます。

一般的に、グミを作る時にはゼラチンやペクチンといった凝固剤を使います。

ただ、ゼラチンにアレルギーがあったり、家に常備してるのが寒天しかないなんてこともありますよね。


寒天もゼラチンと同じ凝固剤の仲間。

食べ物を固める働きを持っているので、寒天でもグミを作ることができるんです。


寒天でグミを作る前に知っておいてほしいことがひとつ。

それは、寒天でグミを作ると市販のグミのような食感にはならないということです。

寒天はさっくりとした歯切れの良さとで口の中でほどけるような食感が特徴。

グミのムニムニした食感はゼラチンで作ってこそです。

いくら寒天の量を増やしたからといって、グミの弾力のある食感にはなりません。

市販のグミの食感を求めて寒天でグミを作ると、出来上がったときにがっかりするかも…。

でも、寒天で作ったグミにはゼラチンで作ったグミにはないメリットも!

  • 弾力がないぶん、小さい子どもやお年寄りでも食べやすい
  • 食物繊維が豊富にとれる
  • カロリーが低い(ゼラチンのカロリーが100gあたり344kcalなのに対し、寒天は100gあたり3kcal)

おやつで不足しがちな食物繊維がとれるのは嬉しいですよね♪

寒天グミは体に気をつかう人にぴったりなんです。

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寒天グミの作り方

寒天を使ったグミの作り方を紹介します。

簡単に作れるようにふやかす手間のない粉寒天を使用したレシピですが、棒寒天や糸寒天でも作ることができます。

粉寒天の4g=棒寒天8g=糸寒天8gとして、量を置き換えて作ってみてください。

材料
粉寒天:4g
水:150g
砂糖:50g
水あめ:50g
好みのジュース:60g(常温に戻しておく)
作り方
①鍋に水と粉寒天を入れてよく混ぜたら、中火にかける
②ふつふつと沸騰してきたら2分間ほどしっかりと寒天を煮立たせる
③木べらで上に持ち上げたときに糸をひくくらいになったら、砂糖と水あめを入れて3分ほど煮詰める
④火を止めて、ジュースを入れてよく混ぜる
⑤サラダ油をぬったシリコン型に、スプーンを使ってグミの素を流し入れる(火傷に注意)
⑥冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やす

ジュースは好みのものでいいですが、果汁100%のジュースを使うと味がしっかりするのでおすすめです。

できたグミはできれば当日中、遅くとも翌日までには食べきるようにしましょう。

手作りグミの日持ちについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

寒天でグミを作る時の注意点

寒天でグミを作る時の注意点は3つ。

  • 寒天だけを先に煮立たせておくこと
  • ジュースは常温に戻しておくこと
  • 常温でも固まるので手早く作業すること

それぞれ詳しく見ていきましょう!

寒天だけを先に煮立たせておくこと

ゼラチンでグミを作る時は、ジュースや砂糖と一緒に一度に火にかけても問題ありません。

しかし、寒天の場合は寒天だけでしっかりと煮立たせて溶かさないと、寒天が十分に溶けないんです

一見溶けたように見えても、いざ固めようとしたときに固まらない…なんて言うのは、寒天を煮立たせて溶かしていないことが原因です。

先に寒天と水だけで煮立たせて溶かしてから、砂糖やジュースを加えるようにしましょう。

ジュースは常温に戻しておくこと

グミの味のもとになる大事なジュースですが、寒天と合わせる前に常温に戻しておくか軽く温めておいてください。

冷たいジュースを寒天に加えると、ジュースに触れた部分から寒天が固まりだし、他の部分と固まりにムラができてしまいます。

常温でも固まるので手早く作業すること

ゼラチンが固まり始める温度が15℃からなのに対して、寒天は35℃から。

常温でも固まり始めるので、型に流す作業は手早く行うようにしましょう。


そのまま常温に置いておいてもいいのですが、冷蔵庫で冷やすことでより市販のグミに近い食感になります。

冷やす時間によって食感も変わってくるので、いろいろ食感の違いを楽しんでみてもいいかもしれませんね^^

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まとめ:寒天でグミは作れるけど食感はちょっと違う

寒天を使ったグミの作り方をまとめました。

市販のようなグニグニとした食感のグミにはなりませんが、寒天で作るグミは食べやすい・カロリーが低い・食物繊維が豊富といったメリットがあります。

手作りグミは、自分の好きな味や甘さを調整して作ることができるのがいいですよね♪

毎日のおやつに、ぜひ寒天でグミを作ってみてください!

関連記事:ゼラチンと寒天を混ぜるのはあり?分量や注意点についても

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