戻したひじきはそのまま食べられる?日持ちや保存方法についても

戻したひじきはそのまま食べられる?

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ひじきの煮物ひじきのサラダ。

ミネラルや食物繊維を豊富に含むひじきは栄養満点です。

我が家でもよくひじきを使いますが、ひじきというと水で戻したあと加熱するのが基本。

忙しいときは戻したひじきをそのまま使えたらいいのになあと思うのですが、戻したひじきは加熱しないで食べることはできるのかどうか気になりますよね。


そこで今回は、戻したひじきはそのまま食べられるのかどうか、戻したひじきの日持ちや保存方法についてまとめました。

戻したひじきはそのまま食べられる?

ひじき

結論から申し上げますと、戻したひじきはそのまま食べられます。

しかし、食べられるからと言って加熱調理しないでそのまま食べるのはおすすめできません。

ひじきは一度加熱してあるためそのまま食べることはできる

一般的にお店で出回っている乾燥ひじきは2種類の製法で加工されています。

伊勢製法:採取したひじきを乾燥→加熱→乾燥して仕上げる

房州製法:採取したひじきを加熱→乾燥させて仕上げる

参考:こんぶのくらこん

伊勢製法・房州製法ともに、どちらもひじきを一度加熱して乾燥ひじきに仕上げています。

ですので、乾燥ひじきは理論上は戻したまま加熱しないでも食べることはできます。

戻したひじきを加熱調理したほうがいいとされる理由

しかし、食べることはできても戻したひじきをそのまま加熱しないで食べるのはおすすめできません。

日本ひじき協議会のHPには以下のように記載されています。

ひじきは戻しただけで食べることはお奨めしません。

ひじきは昔から食べられている「乾物」ですから、水戻しするだけでなく、戻して水洗いした後加熱調理することで、乾燥前の状態に戻り、味や香りがひじき本来の美味しさが蘇ってくるものです。

よくあるご質問

乾燥ひじきは水で戻しただけではおいしさの面で不十分ということなんですね。

また、ひじきの水戻しと加熱調理を同時に行える便利な方法もあります。

  1. 鍋に乾燥ひじきの10倍以上の水と乾燥ひじきを入れて火にかける
  2. 6~7分沸騰させる
  3. ザルにあげて軽く水洗いする

ひじきのサラダなど加熱しながら味付けしない料理にはこの方法だと手間がかかりません◎

ひじきは茹でこぼしでヒ素を軽減できる

ひじきにはヒ素が含まれています。

ヒ素と聞くとびっくりしますが、私たちが普段食べている食品には少なからず少量のヒ素が含まれています。

ひじきに含まれるヒ素も日常的に食べる分には問題はないとされていますが、ひじきをよく食べるのであればヒ素も気になりますよね。

そんなときは戻したひじきの茹でこぼしをおすすめします。

  1. ひじきを水で戻す
  2. 戻し水を捨てる
  3. 沸騰したお湯に戻したひじきを入れて5分間茹でる
  4. 水洗いする

そのあとはいつも通り加熱調理すれば大丈夫!

茹でこぼすことで乾燥ヒジキに含まれるヒ素を9割まで減らすことができます。(参考:農林水産省

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戻したひじきの日持ち

ひじき

戻したひじきの日持ちは約2~3日です


ひじきが長期間保存できるのは、乾燥ひじきの場合のみ。

戻したひじきや生ひじきと呼ばれるものは水分をたっぷり含んでいるため、とても傷みやすくなっています。

そのまま置いておくとカビが生えたり腐ってくることもあるので、戻したひじきはできるだけ早めに使い切るようにしましょう。

戻したひじきの保存方法

ひじき

戻したひじきは生鮮食品と同じ。

水分量も多く、常温で置いておくと雑菌が発生し菌が繁殖してしまうので、必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。

水につけたままだとひじきの食感が悪くなるので、よく水気を切ったものをタッパーなど密閉容器に入れてください。


戻したひじきの日持ちは約2~3日と短いので、食べきれそうにない…というときもありますよね。

そんなときは戻したひじきを冷凍する方法もありますよ!

冷凍した場合は約1~2ヶ月日持ちします。

  1. 戻したひじきの水気をよく切る
  2. 小分けにしてラップで包み、ジッパー付きバッグに入れる

ひじきに余計な水分がついていると、冷凍時に霜となって嫌なにおいをつけてしまいます。

できるだけしっかりと水気をきってからラップで包みましょう。

さらにジッパー付きバッグに入れることで、冷凍庫内の乾燥からひじきを守ることができます。


冷凍したひじきは解凍せずに凍ったまま使えます。

冷凍庫から出したらそのまま鍋や電子レンジに入れるだけでOKなので、ひじきは一気に戻して冷凍しておけば時短に繋がって便利ですね^^

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まとめ:戻したひじきはそのまま食べることもできるが加熱調理したほうがおすすめ

乾燥ひじきは加工工程で一度加熱しているため、戻したひじきはそのまま食べることは可能です。

しかし、ひじき本来の食感や風味を味わうためには加熱調理してから食べるほうがおすすめ。

茹でこぼすことで気になるヒ素を軽減できるので、時間があるときまとめて茹でこぼしておくと便利です。

戻したひじきの日持ちは約2~3日と短いですが、使い切れない場合は冷凍すれば長期間保存できますよ。

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