じゃがいものガレットがくっつかないのは水にさらしてしまったから?対処法と作るポイント

じゃがいもガレット水にさらしてしまった

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外はカリっと中はモチっとしたじゃがいもの食感が楽しめるじゃがいものガレット。

じゃがいもだけで簡単に作れるメニューですが、シンプルなレシピだからこそ実は上手に作るのにはコツがいるんです。


じゃがいものガレットでよくある失敗がくっつかないということ。

これはじゃがいもを水にさらしてしまったことが原因です。

でも大丈夫!

ゃがいものガレットは水にさらしてしまってもくっつけることができますよ^^



今回は、じゃがいものガレットがくっつかない理由や対処法についてまとめました。

じゃがいものガレットがくっつかない理由

じゃがいも

じゃがいものガレットがくっつかない理由は、じゃがいもを水にさらしたためです。


千切りにしたばかりのじゃがいもは当然ですがくっついていません。

箸で持つとバラバラと崩れるじゃがいもがなぜ焼くことでくっつくのか。

それは、じゃがいもに含まれるデンプン質が加熱によって糊の役割を果たすからです。


デンプン質はどのじゃがいもにも含まれるものですが、水にさらすと流れ出てしまう性質を持っています。

水にさらしたじゃがいもは糊の役目を失った状態。

ですのでじゃがいものガレットを作ったときにくっつかなくなってしまうんですね。

粘りのもととなるデンプン質。

カリっと仕上げたいフライドポテトを作る際は水にさらすのがポイントなんですが、じゃがいものガレットを作るときは水にはさらさないように注意しましょう!

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じゃがいものガレットを水にさらしてしまった時の対処法

じゃがいもガレット

じゃがいものガレットを作るのにじゃがいもを水にさらしてしまった!

そんなこともあると思いますが、でも大丈夫◎

じゃがいもを水にさらしたからといって味に変わりはありません。

要はじゃがいもがくっつければいいんですよね。

そこで、じゃがいもを水にさらしてしまった場合の対処法を3つ紹介します。

  1. 片栗粉をまぶす
  2. チーズを入れる
  3. 耐熱皿に入れて焼く

対処法①片栗粉をまぶす

  • じゃがいもの千切り1個分につき片栗粉小さじ1/2杯をまぶしてから焼く

片栗粉は水分と加熱が揃うと糊状になる性質を持っています。

何より、片栗粉はじゃがいもからできているので代用品としてはぴったりではないでしょうか?


片栗粉がなければ小麦粉や天ぷら粉でも代用OK!

粉の量が多すぎるとガレットよりかき揚げに近くなってしまうので、量は少なめを意識しましょう。

粉をまぶしてから時間を置くと水分が出て生地ができてしまうので、ざっとまぶしたあとはすぐに焼き始めてください。

対処法②チーズを入れる

  • じゃがいもの千切りの中にチーズを混ぜる、または焼くときにチーズをのせる

加熱すると溶けるチーズを入れることでじゃがいも同士をくっつける方法です。

チーズは千切りにしたじゃがいもと混ぜて一緒に焼いてもいいですし、1/2の量のじゃがいもをフライパンに入れたらチーズをのせてさらに残りのじゃがいもをのせてサンドする方法でも◎

粉チーズなら全体に混ぜてやくほうが味が馴染んでいいかもしれません。


チーズのコクとうま味もプラスしておいしくなるのでおすすめです^^

対処法③耐熱皿に入れて焼く

  • 耐熱皿に千切りにしたじゃがいもや具材を入れて250℃に予熱したオーブン、またはオーブントースターで焼く

片栗粉もチーズもないという人は耐熱皿に入れてじゃがいものガレットを焼きましょう。

器の中に入れればじゃがいも同士がくっついていないくてもバラバラになることはありません。


オーブンレンジであれば250℃に予熱したオーブンで15~20分かけて焼きます。

そのままだと焼き色が付きにくいので上にチーズをのせるのがおすすめ。


オーブントースターの場合は火が通る前にじゃがいもが焦げてしまう可能性があります。

事前に、千切りにしたじゃがいもを耐熱皿に入れてふわっとラップをかけて600Wで4分ほど電子レンジで加熱しておくといいでしょう。


オーブンで焼いた場合どうしても表面のパリッとした感じは出ませんが、焼いている間手が離せるというのは便利ですよね。

失敗しらずの作り方なので、ぜひ一度試してみてください!

じゃがいものガレットを上手に作るポイント

じゃがいもガレット

じゃがいものガレットを上手に作るためのポイントを3つ紹介します。

  1. じゃがいもはできるだけ細く同じ長さに揃えて切ること
  2. 油を多めにひいて焼くこと
  3. フライパンに流したあとはあまり触らないこと

じゃがいもはできるだけ細く同じ長さに揃えて切る

じゃがいもを千切りにするときはできるだけ細く、長さを揃えて切るようにしましょう。


千切りが細いほど糊状になったデンプン質がよく絡みくっつきやすくなります。

長さを揃えるのは、極端に長いじゃがいもがあるとびよーんとはみ出して形を整えるのが大変になるため。

はみ出たじゃがいもは他のじゃがいもとくっついていないので、そんなじゃがいもが多いとひっくり返すときにバラバラになりやすいんですね。


少し手間ではありますが、じゃがいもの千切りは細さだけでなく長さも意識して切るとグッと上手に作れますよ◎

油を多めにひいて焼く

じゃがいものガレットをフライパンで焼くのであれば、多めに油をひいて焼きましょう。


油が少ないとじゃがいも同士がくっつく前にフライパンに焦げ付いてしまい悲惨なことに…。

多めの油で揚げ焼きするイメージで焼くと、じゃがいも同士も早くくっつくようになります。


油の量はじゃがいも4個分の千切りに対して大さじ4杯ほど。

表面がカリカリのじゃがいものガレットが食べたい!という人にもおすすめの方法です^^

フライパンに流したあとはあまり触らない

じゃがいもをフライパンに流したあとはあまり触らず、底が固まるまでじっと待ちましょう。

焼け具合が気になるところではありますが、フライパンに流してすぐにじゃがいもを触ってしまうと、せっかくくっつこうとしていたじゃがいも同士が離れてしまいます。

底面が固まって箸で触ると全体が大きく動くまで、最初は弱火でじっくり焼けるのを待つのがきれいに焼くためのコツです。

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じゃがいものガレットがくっつかない理由とコツまとめ

  • じゃがいものガレットがくっつくのはじゃがいもの持つデンプン質によるもの
  • じゃがいものガレットは水にさらしてしまったとしても、片栗粉をまぶす・チーズを入れることでくっつけることができる

じゃがいもは料理によっては水にさらしてから使うこともありますが、じゃがいものガレットの場合は水にさらさず千切りにしたらすぐに使うのがポイントです。

つなぎとなる食材を入れなくてもじゃがいもの持つ性質だけでちゃんとくっついてくれますよ◎

もし水にさらしてしまっても、片栗粉やチーズを入れることでじゃがいも同士をくっつけることはできるので安心してくださいね。

関連記事:じゃがいものガレットは冷凍保存できる?日持ちや作り置きについても

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