プリンが固まらない原因は?再加熱で対処できるかも調査

プリンが固まらない原因は?再加熱で対処する方法

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手作りおやつの定番のプリン。

自分で作ると味も甘さも好みに調整できるので、私もよく作ります^^

ただ、いつもと同じように作ってもプリンが固まらないことがあって。

いざプリンを食べようと思っても固まってないとショックです><

どうしてプリンが固まらないのか原因を知りたいですよね。

そこで今回は、プリンが固まらない原因と固まらないときの対処法についてまとめました。

プリンが固まらない原因

プリンが固まらない

プリンが固まらない原因は、手作りしたプリンの種類によって変わります。

・卵を使って焼いて固めるプリン

・ゼラチンを使って冷やして固めるプリン

手作りプリンとしてよく作られる上記2種類のプリンに分けて、それぞれ固まらない原因を詳しく見ていきましょう。

卵を使って焼いて固めるプリンが固まらない原因

プリンが固まらない原因:焼く場合

卵を使って焼いて固めるプリンが固まらない原因は3つ考えられます。

  • 牛乳に対して卵の量が少ないため
  • 加熱温度が低いため
  • 加熱時間が足りないため

卵を使ったプリンは、オーブンで焼いたり蒸し器で蒸したり、必ず卵に火を通します。

これは、加熱することで固まる卵の性質を利用しているため。

プリンが固まらないのは卵の性質をうまく使えていないからかもしれません。

まず、【牛乳などの液体に対して卵の量は適切かどうか】考えてみましょう。

プリンを作るときは卵に牛乳を合わせますが、このとき牛乳に対して卵の量が少ないと、卵の固まる力だけでは牛乳といった液体を固めることができません。

とろとろのやわらかいプリンなどはその分水分量が多いですが、火加減など調整が難しく、固まらないこともあります。

失敗しないで確実にプリンを作りたいなら、卵1個に対する牛乳の量は200mlまでにしておくといいでしょう。


牛乳と卵の割合が適切であれば、次は【加熱温度】の確認です。

プリンにすが入らないようにと、低い温度で加熱していませんか?

プリン

卵は加熱で固まり始める温度が決まっていて、黄身が約70℃、白身が約80℃と言われています。

黄味も白身も使うプリンは、80℃以上で加熱しないと卵の固まる性質が働かないんです。

とはいえ、高温で加熱するとすが入っておいしくなくなるので、90℃以下の温度をキープして加熱するようにしてください。

加熱温度もばっちりなのにプリンが固まらないのは、【加熱時間が足りない】せいかもしれません。

オーブンを使って焼く場合は、150℃で30分ほどじっくり焼きましょう。

途中プリンに色がついて焦げそうであれば、アルミホイルをかぶせてくださいね。

蒸し器で蒸し焼きにするときの目安も弱火で30分ほどです。

どちらも、プリンを少し揺らしたときに液体が出てこなければ大丈夫です。

プリンの表面が少し揺れるくらいだと冷やして食べるときにちょうどいい口当たりになりますよ^^

ゼラチンを使って冷やして固めるプリンが固まらない原因

 プリン

卵を使わずにゼラチンといった凝固剤を使って固めるプリンは、チョコプリンなど味のバリエーションが豊富。

そんなゼラチンや寒天を使って作るプリンが固まらない原因は4つ。

  • ゼラチンをふやかしていないため
  • ゼラチンを沸騰させているため
  • 冷やす時間が少ないため
  • ゼラチンの量が少ないため

ゼラチンは、取り扱いに少し注意が必要です。

プリンを作る時にふやかす手間のない顆粒ゼラチンを使うならそのままでもいいですが、板ゼラチン・粉ゼラチンであれば事前にふやかしておかないと、プリンを作ったときに固まりにムラができてしまいます。



ゼラチンでプリンを作るときは、ゼラチン5gに対して液体の量は300mlまでにしておきましょう。

卵と同じく、液体の量が多すぎるとゼラチンの固まる力だけでは固められなくなってしまうんですね。

ゼラチンで作ったプリンは固めのほうが個人的にはおいしいと思うので、液体の量は250mlがおすすめです◎

そして熱に弱いゼラチンは、沸騰させてしまうとゼラチンの固まる力が分解されてしまうことも。

ゼラチンの入ったプリン液は沸騰させないように気をつけましょう。


意外に盲点なのが【冷やす時間が足りていない】ということ。

ゼラチンで作ったプリンは、冷やす時間は最低でも2時間は必要です。

何度も冷蔵庫を開け閉めすると、冷蔵庫内の温度が上がってなかなかプリンが固まらなくなるので注意してください。

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プリンが固まらなかったら再加熱で対処できる?

プリン

卵を使うプリンもゼラチンを使うプリンも、プリンが固まらないときは再加熱することで固めることができます。

ただし、卵を使ったプリンで【牛乳の量に対して卵の割合が少ないもの】に関しては再加熱しても固まることはありません。

このような固まらないプリンは、フレンチトーストを作るときに卵液の代わりに使うといいでしょう。

いつもより濃厚なプリン風味のフレンチトーストは絶品です^^

卵を使ったプリンの再加熱の方法

オーブン、蒸し器ともに温度はそのままで再度加熱すればOK。

加熱時間は10分ほどで、少しずつ様子をみてプリンの状態を確認しましょう。

オーブンの場合は蒸し焼きの際のお湯が減っていると思うので、プリン型が半分ほどつかるようにお湯を足してください。

ゼラチンを使ったプリンの再加熱の方法

ゼラチンを使ったプリンは、ゼラチンを追加することで固めることができます。

  1. 新たにゼラチンを用意して、沸騰させないように気を付けながら液体と一緒に火にかけて溶かす
  2. 溶かしたゼラチン液を、固まっていないプリンに加えてよく混ぜる
  3. 型に入れ直して冷蔵庫で冷やす

加えるゼラチンの量は、最初に作ったものの1/3で大丈夫です。

溶かしたゼラチン液は、ダマにならないように先に作っていたプリンとよく混ぜてから型に入れ直してくださいね。

プリンが固まらない原因まとめ

プリンが固まらない原因は、卵で作ったプリンとゼラチンで作ったプリンで変わります。

プリンが固まらない場合はひとつずつ原因がなかったか確認しましょう。

原因が分かれば、次に作るときはプリンが固まらないなんてこともなくなるはず。

参考になると嬉しいです^^

関連記事:プリンにすが入る原因は?おいしくない理由とプリン作りのコツを紹介

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