らっきょう漬けは常温だと腐る?保存期間や保存方法も紹介

らっきょう漬けは常温だと腐る?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

シャキシャキとした歯ごたえがおいしいらっきょう漬け。

手作りすると自分の好みの味付けで思う存分楽しめます。

ただ、らっきょう漬けを作ったことがある人なら分かると思うのですが、一度に仕込む量が多いので結構な量のらっきょう漬けができるんですね。

冷蔵庫には入らないとなると必然的に常温保存となりますが、気になるのはらっきょう漬けは常温で腐るのかということ。

せっかく作ったらっきょう漬けだから腐らせないで長期間保存したいですよね。


そこで今回は、らっきょう漬けは常温で腐るのか、らっきょう漬けの保存期間や保存方法についてまとめました。

らっきょう漬けは常温だと腐る?

結論から申し上げますと、正しく保存すればらっきょう漬けは常温で腐ることはありません。

らっきょうは漬け物にすることで保存性が増し常温でも長期間保存できるようになります。

一度に大量に漬けることが多いらっきょうですから、限られたスペースの冷蔵庫だけでなく常温でも保存できるというのは嬉しいですよね。



私の実家でもらっきょう漬けは大きな瓶に入れているため、保存はもっぱら常温です。

らっきょうの保存



ただし、らっきょう漬けを常温保存できるのは正しい保存方法を行った場合のみ。

後ほど常温での保存方法を詳しく紹介しますが、きちんと管理できる自信がないなあ…という人は常温保存ではなく冷蔵保存のほうがいいかもしれません。

また、常温保存したらっきょう漬けは冷蔵保存したらっきょう漬けに比べて、時間の経過ごとにシャキシャキとした食感が失われていきます。

味がしっかり染み込んでやわらかくなったらっきょう漬けもおいしいのですが、「らっきょう漬けはシャキシャキの歯ごたえがあってこそ!」という人は常温ではなく冷蔵庫で保存するのをおすすめします。

スポンサーリンク

らっきょう漬けの保存期間

らっきょう漬けの保存期間は保存方法によっても変わります。

常温保存約1年
冷蔵保存約3年
冷凍保存約5年

常温保存でも約1年と長い間保存できますが、冷蔵保存だと約3年、冷凍保存だとなんと約5年も保存できるというから驚きですよね。

ただ、らっきょうの食感を重視したいのであればどの保存方法もできるだけ早めに食べることが大事。

冷蔵庫内で3年は持つらっきょうも、3年間経てばだいぶ食感がやわらかくなってしまいます。

冷凍保存も家庭内の冷凍庫は開け閉め等により庫内の温度変化が激しく、どうしても霜がつきやすくなるもの。

その結果らっきょうの味や食感が落ちてしまう結果に。


上記の保存期間は『問題なく食べられる目安』ではあるけれど、おいしさを考えると常温保存だと半年以内、冷蔵保存だと1年以内に食べきったほうがいいかなと思います。


私の実家でも祖母がらっきょう漬けを作っています。

毎年仕込むので、タイミングが重なると去年漬けたものと新しく漬けたものが揃うことがあるのですが、食べ比べてみると食感が全然違うんですね。

こちらが新しいらっきょう漬けで、

らっきょうの保存

こちらが古いらっきょう漬けです。

らっきょうの保存

見た目にも古いものは色が濃くなっているのが分かります。

新しいものはシャキシャキと歯ごたえがしっかりあるのに対し、1年前に漬けたものは表面のパリッとした感じはありません。

箸休めとして食べるならやっぱりシャキシャキの歯ごたえがあるほうがおいしく感じますね。


しっかり漬かっている分味はおいしいので、私は古いらっきょう漬けは細かくみじん切りにしてタルタルソースやドレッシングに混ぜて使っています。

らっきょうの酸味がアクセントになっておいしいので、普通にタルタルソースを作るよりおいしくて気に入っています^^

らっきょう漬けの保存方法

らっきょう漬けを長持ちさせるためには保存方法が大事。

らっきょう漬けを保存する際のポイントを3つ紹介します。

  • 漬け液かららっきょうが出ないようにすること
  • 常温保存の場合は直射日光と高温多湿を避けること
  • 冷凍保存の場合は漬け液ごと冷凍すること

漬け液かららっきょうが出ないようにする

らっきょう漬けは漬け液かららっきょうが出ないように気を付けてください。

漬け液から出ていると空気に触れることによりらっきょうが傷んでしまいます。

漬け始めは特にらっきょうが浮いてきて漬け液から顔を出しやすいので、ラップを密着させるようにかけて重しをするといいでしょう。

常温保存の場合は直射日光と高温多湿を避ける

らっきょう漬けを常温保存するなら冷暗所に置いておくこと。

お酢や塩の働きで長期保存が可能になるらっきょう漬けですが、直射日光のあたる場所・高温多湿になる場所はらっきょう漬けにとって過酷な環境になります。

漬け液が変化することで味が変わるだけでなく、菌が発生することも…。

面倒ですが、夏場はクーラーが効いた部屋に、冬場は冷える廊下という風に季節によって置く場所を変えると安心ですよ◎

冷凍保存の場合は漬け液ごと冷凍する

らっきょう漬けを冷凍保存する場合は、漬け汁ごと冷凍しましょう。

  1. ジッパーバッグにらっきょう漬けを漬け汁ごと入れる
  2. 空気を抜くようにしてしっかり口を閉じる
  3. 平らにならして冷凍庫で保存する

冷凍する場合も、できるだけらっきょうが漬け汁に漬かった状態をキープするのがポイント。

冷凍焼けを防ぐことができます。


食べるときは冷蔵庫にうつして自然解凍してください。

一度解凍したものは再冷凍すると味が落ちてしまうので、一度に食べきれる分だけ小分けに冷凍しましょう。

スポンサーリンク

まとめ:らっきょう漬けは常温で腐らないが保存方法には気を付ける

らっきょう漬けは常温保存が可能なので腐ることはありません。

ただし、らっきょうが漬け液から出ていたり置いている場所が高温多湿だとらっきょうが傷むことはあります。

せっかくのらっきょう漬けですから、長く楽しめるように適切に保存したいですね。

関連記事:らっきょうの容器の臭い消し方法は?臭わない容器の選び方も紹介

テキストのコピーはできません。