電子レンジでお湯を作るとまずいと感じる理由!爆発させずにおいしい白湯を作る方法は?

電子レンジお湯を作るとまずい?安全に美味しい白湯を作る方法

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健康や美容にいいとされる白湯。

じっくりお湯を沸かして作るのが理想ですが、できるだけ簡単に用意したいのが本音です。

手っ取り早くお湯を作るには電子レンジが一番!

そう思って私も電子レンジでお湯を作ってみたのですが、どうもまずいんですよね…。

気のせいかなと思ったのですが、調べたところまずいと感じるにはきちんと理由があることが分かりました。


今回は、電子レンジでお湯を作るとまずい理由について、またお湯が爆発する突沸についてもまとめています。

電子レンジでお湯を作るとまずい理由

白湯

電子レンジでお湯を作るとまずいのは水道水に含まれるカルキや塩素が残ったままだから。

カルキや塩素には独特のにおいがあるので、飲んだときにまずいと感じます。

また、人間は冷たい状態より温かい状態のほうがよりにおいを感じやすいもの。

お湯にしたことで敏感ににおいを感じ取ってしまうんですね。


なぜ電子レンジだとカルキや塩素が残ってしまうのか。

それは、電子レンジでお湯を作っても沸騰させられないのが関係しています。

水道水に含まれるカルキや塩素は、水を沸騰させることで除去できます。

ところが、電子レンジではやかんや鍋のように水を沸騰させることができません。

正確には長時間水を電子レンジで加熱すれば沸騰状態にすることはできますが、そうすると【突沸(とっぷつ)】が起こってしまい大変危険です(突沸については後ほど詳しく紹介します)。

火傷したり電子レンジが故障することもあるので、電子レンジで水を沸騰させることはやめておいたほうがいいでしょう。

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電子レンジでお湯を作ると爆発する?注意点について

白湯

電子レンジでお湯を作るとき、気を付けなければいけないのが【突沸(とっぷつ)】です。

突沸とは、加熱しすぎた液体が急激に沸騰すること。

少しの衝撃で爆発的に液体が飛び出すので、火傷の恐れがあり非常に危険です。


突発は、液体の中に気泡がないと起こりやすいもの。

鍋で液体を温めるときは、かき混ぜながら温めることで気泡を作り突発を防げますが、電子レンジだとかき混ぜながらはできないですよね。

200mlのお湯であれば600Wで2分30秒以上の加熱は突沸が起こる可能性があります。

電子レンジでお湯を作るときは、一度に温めすぎないことが大切。

一気に加熱しないで、少なくとも2回に分けて電子レンジで加熱しましょう。

一度加熱したら電子レンジを開け、庫内とお湯の温度をいったん下げます。

10秒ほど待ってから、もう一度加熱してください。


もし加熱しすぎた場合は、すぐに電子レンジからお湯を取り出すのはNG!

1分ほど置いて温度を下げてから取り出せば、突沸の危険性は減ります◎

電子レンジでおいしいお湯を作る方法と手順

白湯

電子レンジでお湯を作るとまずいのは、お湯を沸騰できないから。

でもちょっとしたコツを押さえれば、電子レンジでもおいしいお湯が作れるんです。


まずは、作り方を紹介!

  1. 耐熱のコップにミネラルウォーターまたは浄水器の水を入れる
  2. ラップをしないで電子レンジで加熱する(200mlで約1分30秒~2分が目安)
  3. 1分ほど電子レンジの中で放置したあと取り出す

おいしく安全に作るためのコツは2つ。

  • ミネラルウォーターまたは浄水器の水を使うこと
  • ラップをかけないで加熱すること

ミネラルウォーターまたは浄水器の水を使う

電子レンジでおいしいお湯を作るために大事なコツのひとつめは、ミネラルウォーターまたは浄水器の水を使うこと。

普段料理に使う水や鍋で沸騰させるのであれば水道水でも構わないのですが、電子レンジでお湯を沸かすのであれば塩素やカルキが含まれている水道水は不向きです。


その点、ミネラルウォーターや浄水器を通った水には塩素は含まれていません。

水を十分に沸騰させられない電子レンジには最適といえるでしょう。


好みにはなりますが、ミネラルウォーターは軟水のほうがクセがなく飲みやすいので白湯にもぴったりとされています^^

ラップをかけないで加熱する

電子レンジでお湯を作るときはラップはかけないでください。

ラップをかけることで容器内に水蒸気や湯気が充満し、ちょっとした刺激で爆発することがあるため。

電子レンジで食品にラップをかけるのは水分を逃さないため・食品を蒸すためといった2つの役割があります。

もともと水分が多いものはラップをかける必要はないんですね。

電子レンジで1分30秒~2分ほどの加熱なら、ラップをかけないからといって水分が蒸発しすぎることもありません◎

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まとめ:電子レンジでお湯を作るとまずい理由はカルキ臭や塩素臭が残っているから

電子レンジでお湯を作るとまずいのは、電子レンジではしっかりと沸騰させることが難しいため。

沸騰で除去できるカルキや塩素が残ってしまうため、飲んだとき独特なにおいがしておいしくないんですね。

ただ、そんな問題もミネラルウォーターや浄水器の水を使えば解決◎

電子レンジでもおいしいお湯が作れるので、白湯を飲む生活も手軽に続けられますね^^

関連記事:カップ麺お湯がないときはレンジで加熱できる?お湯の沸かし方についても

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