最近手元が見えづらくなってきたけど、コンタクトの上から老眼鏡をかけるのってありなのかな?
実は、メガネとコンタクトは併用して使うことができるんですよ^^
私は5年間メガネ屋のスタッフとして働いていた経験と、眼科でコンタクトに関わる仕事をしていた経験があります。
元メガネ屋の私が、コンタクトの上から老眼鏡をかけることについて、また100円ショップの老眼鏡でも大丈夫なのか?について紹介します!
今、老眼鏡をどうしようか悩んでいる方は参考にしてみてください^^
もくじ
コンタクトの上から老眼鏡をかけてOK
コンタクトをつけている時、手元の文字が見えづらかったり字を書くときにぼやけたり、仕事に影響してしまうことってありますよね。
そんな時はコンタクトの上から老眼鏡をかけてOKです。
コンタクトをつけた状態で無理して手元を見ようとしてしまうと、目が疲れてしまって
- 頭痛
- 肩こり
- めまい
- 気持ち悪さ
などなどの体調不良が出てしまう方もいるんです。
私が働いていたお店のお客様で、原因不明の頭痛に悩まされ、大きな病院で検査しても異常が見つからず困っていたところ
最後に行った眼科で「老眼」の診断を受け、老眼鏡をかけるようになったら頭痛が治ってしまった!というエピソードもありました。
最近ちょっと手元が見えづらいという方は、無理せずにコンタクトと老眼鏡を併用することも検討してみてくださいね!
老眼って何歳から始まるの?
ちなみに、老眼は30歳ころから少しずつ始まっているんですΣ(゚Д゚)
症状として出てくるのがだいたい40歳前後の方が多いのですが、30代後半の私はすでに「老眼きてるな」と感じることが増えてきました。
「老眼」と聞くとちょっと恥ずかしいように思えますが、実際にお店で接客をしている時に思ったのが「自分の体の変化を早めに受け入れて老眼鏡をかけている方のほうが若々しくイキイキとしてみえる」ということでした。
まだ老眼なんて・・・と思いたくなりますが、30歳からスタートしていることを思えば案外すんなり受け入れられるのではないでしょうか^^


コンタクトの上から100円ショップの老眼鏡でも大丈夫?
今は100円ショップに行けばなんでも売っていますが、老眼鏡も100円ショップで見かけたりしますよね。
100円ショップの老眼鏡がだめなわけではありませんが、できればメガネ屋さんで自分に合った老眼鏡を作ってもらうことをおすすめします。
理由は「人によって使いたい用途」や「瞳孔間距離」が違うからです。
詳しく紹介しますね。
瞳孔間距離
眼鏡のレンズは中心が一番見えやすいように(指定されている度数に)出来ています。
メガネを作るときには、瞳孔間距離(PD)といって右目と左目の瞳孔から瞳孔までの距離を測った上でからレンズを削ります。
メガネのレンズは中心からずれると見え方に違和感が出ることがあります。
100円ショップで売っている老眼鏡が悪いわけではないのですが、既製品は瞳孔間距離の位置を動かすことができません。
私が働いていたお店でも、100円ショップの老眼鏡だとどうしても見えにくくて度数を測って作りたいというお客様が何人もいらっしゃいました。
度数の調整ができない
100円ショップで売っている老眼鏡のほとんどが
- +1.00
- +1.50
- +2.00
- +2.50
- +3.00
この度数で販売されていると思います。
ですが、メガネ屋さんではもっと細かく度数の設定をすることが出来ます。
例えば、+0.25や+0.75、+3.50の老眼鏡も作れるということです。
一般的な老眼の目安度数
40代前半 | +1.00~ |
40代後半 | +1.50~+2.00 |
50代前半 | +2.00~+2.50 |
50代後半 | +2.50~ |
60代~ | +3.00~ |
このような度数が目安として紹介されていますが、実はこの度数が必ずしも全員に当てはまるということではないんです。
例をあげてみると、40歳の場合は+1.00の老眼鏡を使えばいいと思いますが、はじめて老眼鏡をかける方にとって+1.00という度数が強く感じてしまうこともあります。
また、使う人が見たい距離がそれぞれ違うので、一概に40歳だから+1.00の老眼鏡を使えばいいというわけではないんですね。
メガネ屋さんでは、一人ひとりに合った見え方や使い方(読書をするときに使いたい、仕事でパソコンや事務作業をするときに使いたいなど)にあわせて老眼鏡の度数を設定します。
100円ショップの老眼鏡にはない見えやすさがあるということです!
老眼鏡なんて安いのでいいや!って思うかもしれないけど、老眼鏡の度数を自分の環境に合った使いやすいものにしておくと生活の質が上がりますよ^^
遠近両用のコンタクトレンズもある
最近は遠近両用のコンタクトレンズも販売されています。
遠近両用のコンタクトレンズは、真ん中に遠くを見る度数、外側に近くを見る度数が入っていると考えてもらうとわかりやすいです!
使い方はちょっとコツがいるのですが、ばっちりハマると便利に使える方も多いので、一度お試ししてみるのもいいかもしれません。
遠近両用コンタクトレンズを使うコツ
近くのものを見る時は、目線だけで下を見るようにすると見えやすい
遠近両用のコンタクトレンズには2種類の度数が入っていることから、見え方がはっきりしない部分もあります。
言葉で説明してもやっぱり体験してもらったほうが早いと思うので、気になる方は遠近両用レンズを取り扱っている眼科でお試し体験してみてください^^
コンタクトの上から老眼鏡はできたらメガネ屋で作ってもらうのがいい
コンタクトをしている上からメガネをかけるなんて想像するとビックリするかもしれませんが、うまく併用して見え方の調整をしている人も多いです^^
もし、コンタクトをしていると手元が見えづらくなってきたなぁと感じていたら、一度メガネ屋さんで視力の確認をしてみてくださいね!