シュウマイと小籠包の違いは?餃子との違いについても!

シュウマイと小籠包の違い

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飲茶の定番シュウマイと小籠包。

中華料理屋に行けば必ずといっていいほどありますし、自宅で手作りを楽しむ人も多いですよね。

見た目こそ違うものの、どちらも皮でひき肉の餡を包んだ料理。

シュウマイと小籠包の違いは何なのか気になりますよね。


そこで今回は、分かるようで分からない?シュウマイと小籠包の違いを徹底比較!

また餃子との違いもまとめたので、ぜひ記事をチェックしてくださいね。

シュウマイと小籠包の違い

シュウマイ

シュウマイと小籠包の違いは、大きく分けて【餡・皮】の2つです。

シュウマイと小籠包の違い①餡

シュウマイの餡豚ひき肉・玉ねぎのみじん切りを練り合わせたもの
小籠包の餡豚ひき肉・玉ねぎや長ねぎのみじん切りを練り合わせて、スープをゼリーに固めたものと合わせる

シュウマイも小籠包も、ベースは豚ひき肉を使い、玉ねぎあるいは長ねぎのみじん切りを合わせます。

餡だけで見ればとってもシンプル。

アレンジとして海老や蟹の身を入れて海鮮風に仕上げた「海老/蟹シュウマイ」や「海鮮小籠包」も人気です。


では、シュウマイと小籠包の餡の違いはというと【スープをゼリー状に固めたものが入っているかどうか】ということ。

小籠包は「肉汁を味わう料理」と言われるくらい、口に入れたときにたっぷりの肉汁が溢れるのが特徴です。

その肉汁を生み出すために、あらかじめスープをゼリー状に固めたものを餡に入れて皮に包みます。

ゼリーは加熱で溶けるので、食べるときには皮の中でたっぷりの肉汁になっているというわけなんですね。


肉汁は鶏手羽や豚肉を煮込んでできる煮こごりを使う場合もありますし、家庭では鶏がらスープの素をゼラチンに溶かして使うのが手軽な方法として人気です。

シュウマイと小籠包の違い②皮

小籠包
シュウマイの皮原材料は小麦粉・食塩・水
正方形で厚さは約0.5㎜が一般的
小籠包の皮原材料は小麦粉・食塩・水・砂糖・油脂など
円形で厚さは約1~2㎜が一般的

小籠包の皮の原材料は餃子の皮とほぼ同じ。

正方形で厚みが餃子の皮よりも薄いのがシュウマイの皮です。

小籠包の皮は餃子の皮で代用するレシピも多いですが、正確には餃子の皮とは違います。

小籠包の皮は、もともと中華風の蒸しパンである「マントウ」からきています。

マントウは具のない中華まんで、小麦粉の生地を発酵させて作るもの。

小籠包の皮は発酵こそさせませんが、マントウの生地を薄くしたものがもとになっているため、皮に砂糖やサラダ油といった油脂が入っています。


砂糖と油脂が入る分、生地に弾力が出るのが特徴。

小籠包の皮が薄いながらもモチモチした食感があるのはこのためです。


小籠包は餃子の皮でも作れないこともないですが、より本格的な味わいを目指すなら生地から手作りしてみてもいいですね^^

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シュウマイと餃子の違い

餃子

シュウマイと餃子はどちらも同じ原材料で皮を作っています。

そんなシュウマイと餃子の違いは、【餡・調理方法】の2つ。

シュウマイと餃子の違い①餡

シュウマイの餡豚ひき肉・玉ねぎのみじん切りを練り合わせたもの
餃子の餡豚ひき肉・キャベツや白菜のみじん切り・ニラを練り合わせたもの

シュウマイの餡は豚ひき肉と玉ねぎのみじん切りというシンプルさ。

それに対し、餃子の餡はキャベツや白菜、ニラといった野菜をたっぷり豚ひき肉に練り込むのが特徴です。

野菜の水分が加わる分、餃子の餡のほうがやわらかくみずみずしい食感。

シュウマイはぎゅっとした肉のうま味を感じられます。

シュウマイと餃子の違い②調理方法

シュウマイの調理方法蒸すのが一般的
餃子の調理方法日本では焼くのが一般的
茹でたり揚げたり調理法のバリエーションが豊富

シュウマイの調理方法は蒸すのが一般的です。

まれに油で揚げる「揚げシュウマイ」もありますが、シュウマイといえば蒸したやわらかい皮の食感が印象的という人は多いでしょう。


一方、餃子はシュウマイよりも調理方法のバリエーションが豊富。

日本では焼くのが一般的ですが、茹でた水餃子・脂で揚げた揚げ餃子も同じく人気です。

餃子は皮で餡をしっかり包み込んでいるから、いろいろな調理方法に適しているのかもしれませんね◎

それぞれの発祥の地はどこ?

小籠包

シュウマイと小籠包、そして餃子。

それぞれ中の餡や皮、調理方法に違いがありますが、3つとも中国が発祥とされています。

シュウマイ内モンゴル自治区
小籠包上海市
餃子山東省

中国大陸は広いため、もっと詳細にみるとそれぞれ全く同じ場所ではないのですが…。

歴史で言えば餃子が最も古く、その次にシュウマイ、小籠包の順で生まれました。

どれも中国発祥ですが、今では日本にも専門店ができるくらい浸透しています。

焼き餃子は日本が発祥ですし、焼き小籠包も日本で独自に進化した調理方法です。

一度中国伝統の調理方法で作ったもの・日本で生まれたものと食べ比べするのもおもしろそうですね^^

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まとめ:シュウマイと小籠包の違いは餡と皮

シュウマイと小籠包の違いをまとめました。

シュウマイと小籠包は餡を皮で包んだ料理ですが、小籠包はスープをゼリー状に固めたものを入れるため食べたときに肉汁が溢れるのが特徴。

肉の食感やうま味を味わうならシュウマイ、肉汁を味わうなら小籠包を選びましょう。

レシピやお店によって食感や味も変わるので、ぜひ食べ比べて自分の好みを見つけてくださいね。

関連記事:シュウマイの皮と餃子の皮の違いは?代用できるかやレシピも紹介

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