ワインの染み抜きの方法4選!時間が経った場合でも大丈夫

ワインのシミの落とし方!注意点も

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

数ある洋服のシミの中でも、ワインのシミはやっかいですよね。

白いワイシャツやブラウスにワインのシミをつけてしまったら、テンションも下がります…。

ワインにシミが付いた場合、その場ですぐに洗濯するのは難しい場合が多いです。

でも安心してくださいね!

ワインの染み抜きは時間が経ったものでも大丈夫。

今回は、

  • ワインの染み抜きの方法4選!
  • ワインの染み抜きをやる時の注意点

2つについてまとめました。

ワインの染み抜きの方法4選!

ワインのシミの落とし方

多くの人が悩まされているワインのシミは、赤ワインによるものがほとんどではないでしょうか。

赤ワインには「アントシアニン」という色素が含まれており、シミになると色が濃く目立ってしまうからです。

通常の洗濯だけではなかなか落ちないワインのシミを落とす方法は4つ。

  • 食器用洗剤を使う
  • 重曹を使う
  • 酸素系漂白剤を使う
  • 塩素系漂白剤を使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

食器用洗剤で染み抜き

食器用洗剤

食器用洗剤は、食器の汚れを落とすために作られています。

食べ物の汚れや色素を落とす成分が多く含まれていますので、ワインのシミにも強いんですね。

  1. ワインのシミに弱アルカリ性の食器用洗剤をかける
  2. タオルなどあて布をシミの下にひいて、シミの部分を歯ブラシでやさしくトントンとたたく
  3. ぬるま湯ですすぐ
  4. いつも通りに洗濯する

弱アルカリ性の食器用洗剤が洗浄力が強くておすすめですが、なければ自宅にあるもので構いません。

食器用洗剤での染み抜きのポイントは、歯ブラシでシミをたたいているとき、こまめにあて布の位置を変えることです。

ワインの色素を下にひいたあて布にうつしているのですが、常にあて布の位置が同じだと、せっかくあて布にうつしたワインの色素がまた服に戻ってくることも。

重曹で染み抜き

重曹

重曹には汚れの分子を分解して、水に流しやすくする効果が。

重曹は酸性の汚れに強く、酸性であるワインのシミにはぴったりなんですね。

時間が経っていないワインのシミは、重曹をふりかけて熱湯で揉み洗いすればOK。

重曹は熱湯と混ざることで、より酸性の汚れを落としやすくなるんです!

しかし、時間が経ってしまったワインのシミは、重曹をふりかけるだけではなかなか取れません…。

時間が経ったワインの染み抜きには、重曹+液体の酸素系漂白剤のW使いがおすすめ!

  1. 重曹:酸素系漂白剤=1:1の割合で混ぜて、重曹ペーストを作る
  2. 重曹ペーストをワインのシミにぬりこむ
  3. 30分ほど放置する
  4. ぬるま湯ですすいで、いつも通りに洗濯する

白い服だと一度ではなかなかシミがとれないこともあります。

そんな時は、上記の作業を何度か繰り返してみてくださいね。

重曹を染み抜きに使う時は注意点が2つ。

  • 重曹ペーストは固まりやすいので、使う分だけ作ること
  • 重曹は手が荒れやすいので、ゴム手袋などして作業すること

重曹は掃除用でも食用でも構いません。

どんなものにも使える重曹は、1つ持っていると助かる存在です^^

酸素系漂白剤で染み抜き

酵素系漂白剤

酸素系漂白剤は色柄ものにも使えます。

効果は後に紹介する塩素系漂白剤に比べてあまり強くはありませんが、その分安心して使えますよね。

  1. ワインのシミに酸素系漂白剤をかける
  2. 40~45℃くらいのぬるめのお湯をかける
  3. 10分ほど放置する
  4. ぬるま湯ですすいで、いつも通りに洗濯する

酸素系漂白剤は、有名なものだと「ワイドハイター」や「オキシクリーン」があります。

【大容量】ワイドハイターEXパワー 衣料用漂白剤 液体 本体 1000ml

オキシクリーン 500g

塩素系漂白剤で染み抜き

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤が使えるのは、綿・ポリエステル・麻の素材で、白い服のみ。

色柄もの、ウールやシルクの服には使えないので注意してください。

塩素系漂白剤は強力なので、気持ちのいいほど真っ白に漂白してくれます。

  1. 塩素系漂白剤を水でうすめたものを、シミの部分にかける
  2. タオルなどあて布をシミの下にひいて、シミの部分を歯ブラシでやさしくトントンとたたく
  3. ぬるま湯ですすいで、いつも通りに洗濯する

塩素系漂白剤を使うときの注意点は3つ。

  • 換気のいい場所で染み抜きを行うこと
  • ゴム手袋などつけて作業すること
  • 酸素系漂白剤と併用して使わないこと

効果はありますが、染み抜きの作業に慣れていない場合は、扱いが簡単な酸素系漂白剤を使うのをおすすめします。

スポンサーリンク

ワインの染み抜きをやる時の注意点

ポイント

ワインの染み抜きをやるときの注意点は2つ。

  • シミがついた服の洗濯表示を確認すること
  • 染み抜き用に作った重曹ペーストや薄めた塩素系漂白剤はその日のうちに使い切ること

洗剤や漂白剤によって使えない洋服があるので、洗濯表示の確認は必須です。

大事な洋服、シミが落とせても色落ちしたりしては意味がありませんよね^^;

特に、漂白剤は少しの量でも思った以上に効果を発揮します。

私も以前、白い服についたシミを落としたくて漂剤を使ったことがあります。

結果シミは落ちたのですが、染み抜きした部分だけもともとの服の色素?が落ちてしまい、周りの白色から浮いたような仕上がりに…。

「白い服だから色落ちしないだろう」と油断したのが間違いでした^^;

漂白剤を染み抜きに使う場合、一度服の目立たないところで色落ちしないか試すようにしてくださいね!

そして、染み抜き用に作った重曹ペーストや薄めた液体は、その日のうちに使い切るようにしてください。

使い切れなかったものは、翌日に持ち越さず破棄するようにしましょう。

ワインの染み抜きの方法まとめ

ワインの染み抜きの方法についてまとめました。

  • ワインの染み抜きには、食器用洗剤・重曹・酸素系漂白剤・塩素系漂白剤が使える
  • 塩素系漂白剤は真っ白にする効果は高いが、扱いが難しい。染み抜きに慣れていない場合は酸素系漂白剤を使うのがおすすめ
  • ワインの染み抜きをする場合は、服の洗濯表示をしっかり確認してから行うこと

ワインを飲む人なら避けて通れないであろうワインのシミ。

シミをつけてしまうとショックではありますが、きちんと適切な染み抜きをすればシミをとることも可能です。

ただ、自宅で染み抜きをすると多少なりとも服が傷んでしまうのは避けられません。

大事な服は無理せずクリーニングに出すことをおすすめします◎

関連記事:野菜ジュースのシミの落とし方3選!応急処置の方法も紹介

テキストのコピーはできません。