茹でたそうめんの日持ちは?正しい保存方法や冷凍保存する時のコツについても

茹でたそうめんの日持ちと保存方法

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

暑い日が続くと食べたくなるそうめん。

そうめんって1束じゃたりないけど2束じゃちょっと多い、量の加減が難しくないですか?

なのでつい茹ですぎてしまってそうめんが食べきれないことも…。


そんなとき気になるのは茹でたそうめんの日持ち。

茹でたそうめんはどうやって保存すればいいのか、いつまで食べられるのか知りたいですよね。


そこで今回は、茹でたそうめんの日持ちや保存方法についてまとめました。

茹でたそうめんの日持ち

茹でたそうめん

茹でたそうめんの日持ちは2日間ほど

その理由は、茹でたそうめんは時間がつごとにおいしくなくなるからです。

ちょうどいい時間に茹でたそうめんは、外側に水分があって中は芯が残ってる状態。

好みにもよりますが、歯でプツっと噛み切れる歯ごたえの良さをコシがあっておいしいとはよく言います。


しかし、最初はそうめんの外側にだけあった水分も、時間の経過とともに中心部にまで広がります。

こうなるとそうめんの食感は全て同じでコシのないやわらかいだけ、つまり麺が伸びた状態になるんですね。



また、そうめんは小麦粉で作られますが、小麦粉に含まれるデンプン質は熱を通すと糊化してモチモチとします。

炊き立てのご飯がモチモチとおいしいのは、デンプン質が糊化したため。

しかし、糊化したデンプン質は温度が下がってくると老化してしまいます。

ご飯やパンを冷蔵庫に入れるとパサパサになるのは、デンプン質の老化により水分が抜けてしまったからです。

そうめんも一度加熱したあとに温度が下がっていくことで、デンプン質が老化します。

茹でたそうめんは時間が経つごとに、コシがなくやわらかいぼそぼそとした食感になります。

こうなってしまうと、そうめんのいいところが台無しになったも同然。

そうめんを食べたときの満足度がぐっと低くなってしまいます…。



また、茹でたそうめんは品質的にも2日以内に食べるのをおすすめします。

中には茹でたそうめんを3日目まで食べたという人もいますが、茹でることで水分が含まれたそうめんは菌が繁殖しやすくなっています。

そうめんの表面が溶けたようなぬめりが出たり、鼻にツンとくるような異臭がしたときは注意。

特に気温が高い時期は食べ物が傷みやすく、例え冷蔵庫に入れていたとしても安心はできません。


以上のことからも、茹でたそうめんはできるだけその日のうちに、長くとも翌日以内には食べきるようにしましょう。

スポンサーリンク

茹でたそうめんの保存方法

茹でたそうめんの保存

上記でもお話ししましたが、茹でたそうめんは水分が多く菌が繁殖しやすいです。

すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れて保存してください。


茹でたそうめんを置いておくと困るのが、そうめん同士が固まって団子になること。

固まったそうめんは食べにくいために、茹でたそうめんを氷水につけて置いておく人もいますがそれはNG。

水につけたままだとそうめんがより伸びやすくなってしまいます。


茹でたそうめんは一口分ずつフォークに巻き付けて水気をよく絞ります。

タッパーに並べればそうめん同士がくっつくことがなく保存しておけますよ◎

そうめんを茹ですぎた、明日までに食べきれそうにない…という場合は、そうめんを冷凍保存する方法もあります。

茹でたそうめんは冷凍保存すれば2週間ほど日持ちします。

残ってしまったそうめんは、劣化してしまう前に手早く冷凍しましょう!

茹でたそうめんを冷凍保存する時のコツ

茹でたそうめん

いくら日持ちしても冷凍したそうめんがおいしくないと意味がないですよね。

茹でたそうめんをおいしく冷凍保存するためのコツを2つ紹介します。

茹でたそうめんは水気をしっかり切る

茹でたそうめんに水気が残っていると、冷凍したときに霜となりそうめんの味を落としてしまいます。

茹でたそうめんはザルにあげたあと、そうめんが潰れない程度に手でぎゅっと押さえて水気を切りましょう。

その後、1食分ずつラップで包んでからジッパー付きの袋に入れて冷凍庫保存してください。

茹でたそうめんはできるだけ早く凍らせる

上記でもお話ししましたが、そうめんは時間が経つごとに伸びておいしくなくなってしまいます。

茹でたてのおいしい状態で凍らせることで、そうめんのおいしさをキープしたまま冷凍できますよ!

できるだけ早く冷凍するために大事なのが、アルミトレイまたはアルミホイルを使うこと。


そうめんを入れたジッパー付きの袋をアルミトレイの上にのせてから冷凍庫に入れるのですが、熱伝導率のいいアルミトレイのおかげで通常より早くそうめんを凍らせることができます。

アルミトレイがないときは、ジッパー付きの袋をアルミホイルで包むだけでも同様の効果を得られます。

ぜひ試してみてくださいね^^

冷凍保存したそうめんはさっと湯通しして使う

冷凍食品の解凍と言えば電子レンジを使うのが定番ですが、電子レンジで解凍するとそうめんがやわらかくなりすぎたりそうめん同士がくっつく原因になります。

冷凍保存したそうめんはさっと湯通ししてから使いましょう。


冷凍したそうめんはさっと湯通ししただけでOKなので、忙しい日のお弁当にもぴったり。

「お弁当にそうめん?」と思うかもしれませんが、タレを別にして持っていくことでそうめんが伸びにくくおいしく食べられるんです◎

そうめんを弁当に持っていくときのコツなど、詳しくはこちらでも紹介しています。

スポンサーリンク

まとめ:茹でたそうめんの日持ちは冷蔵庫で2日程度

茹でたそうめんの日持ちは冷蔵庫に入れて2日間ほどです。

茹でたそうめんは時間の経過とともにおいしさがなくなり、菌も繁殖していきます。

おいしさを安全のためにもできるだけ早く食べきるようにしましょう。

すぐに食べないのであれば冷凍保存するのがおすすめ。

「暑くてそうめんを茹でる気力もない…」という日のために、余裕がある日に多めにそうめんを茹でて冷凍しておくとぐっと食事作りが楽になりますよ^^

関連記事:そうめん弁当は前日に作っておける?持って行き方と詰め方の注意点

テキストのコピーはできません。