この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
焼き魚の付け合わせや、お鍋の薬味として大活躍の大根おろし。
「ついつい多くすりおろしすぎて余っちゃった…」
「明日の朝が忙しいから、前日のうちに準備しておきたい!」
そんな時、気になるのが「次の日でもおいしく、安全に食べられるのか」ですよね。
ネットで調べてみると「大根おろしの翌日利用はダメ」という声もあれば、「保存すれば大丈夫」という意見もあり、どっちを信じればいいのか迷ってしまいます。
実は、大根おろしは正しく保存すれば翌日でも食べられますが、独特の「臭い」や「栄養の減少」といった避けて通れない変化があるんです。
今回は、大根おろしを次の日に食べる時の安全性や、気になる栄養の変化、そして最後までおいしく使い切るための保存のコツをまとめました!
大根おろしは次の日(翌日)でも食べれる?

結論からお伝えすると、冷蔵庫で適切に保存していれば、翌日の大根おろしは問題なく食べることができます。
ただし、「すりたて」と比べると風味や食感は確実に落ちてしまいます。
「いつまで食べられるのか」の目安を整理しました。
期限の目安
| 安全性(食べられる期限) | 冷蔵で1〜2日 冷凍で2週間〜1ヶ月 |
| おいしさ(推奨期限) | すりたて〜翌日まで |
| 栄養価(効果が期待できる期限) | すりたて〜数時間以内 |
| 常温放置 | NG(数時間でも避けるべき) |
冷蔵保存であっても、2日目以降は水分が分離して味がぼやけたり、後述する独特の臭いが出てきたりします。
基本的には「翌日まで」をおいしく食べられる期限と考えておきましょう。
「昨日すったものだけど大丈夫かな?」と不安な方は、まず見た目と臭いをチェックすることが大切ですね◎
なぜ常温保存はNGなのか
大根おろしは水分が多く、すりおろすことで雑菌が繁殖しやすい状態になっています。
夏場(25℃以上):1〜2時間で雑菌が爆発的に増殖します
冬場(15℃前後):半日程度は持ちますが、推奨できません
食中毒のリスクを避けるため、すりおろしたらすぐに冷蔵庫へ入れましょう。
「大根おろしの翌日はダメ」と言われる理由

なぜ翌日の大根おろしは「ダメ」と言われることがあるのでしょうか。
それには大根特有の化学反応が関係しています。
おならのような独特の臭いが発生する
翌日の大根おろしを食べて「これ、腐ってる!?」と驚く一番の原因は、あのツンとした硫黄のような臭いです。
原因
大根に含まれる「メチルメルカプタン」という成分が分解されることで発生します。
安全性
これは化学反応であり、腐敗(菌による分解)ではないため、食べても体に害はありません。
しかし、食欲をそそる臭いではないため、この臭いが原因で「翌日の大根おろしはダメだ」と感じる人が多いんですね^^;
色が「ピンク色」や「茶色」に変色する
白い大根おろしが、翌朝見るとピンク色っぽくなっていることがあります。
原因
大根に含まれるアントシアニン系色素が、酸化したり、大根の酵素と反応したりすることで色が変化します。
安全性
これも腐敗ではなく大根自体の成分の変化なので、食べることは可能です。
とはいえ、見た目が悪くなってしまうため、おもてなし料理などには不向きと言わざるを得ません。
辛味が抜け、苦味やエグ味が出る
大根おろしの辛味成分「イソチオシアネート」は、すりおろした直後がピークです。
原因
辛味成分は揮発性(蒸発しやすい性質)のため、時間が経つとどんどん抜けていきます。
辛味がなくなった分、大根が元々持っている苦味や青臭さが目立つようになります。
このように、安全性には問題がなくても「おいしさの劣化」が激しいため、こだわりがある方からは「翌日はダメ」と評価されてしまうのです。
翌日の大根おろしは栄養がなくなるって本当?

「大根おろしは時間が経つと栄養がゼロになる」という極端な噂を聞くこともありますが、実際はどうなのでしょうか。
ビタミンCは酸化で減少する
大根に豊富なビタミンCは非常に繊細です。
- 酸化の影響: すりおろして空気に触れる面積が増えると、酸化酵素(アスコルビナーゼ)の働きでビタミンCがどんどん壊れていきます
- 減少のスピード: 研究によると、すりおろしてから30分でビタミンCの約20〜30%が失われ、数時間後には半分以下になります
翌日まで置くと、ビタミンCの健康効果はあまり期待できない状態になってしまいます。
消化酵素(ジアスターゼ)も活性が落ちる
大根おろしといえば「胃もたれ解消」に役立つジアスターゼなどの酵素が魅力ですよね。
- 酵素の性質: 酵素も時間とともに、また温度が上がるにつれてそのパワー(活性)が失われていきます
「胃のために大根おろしを食べたい!」という目的であれば、やはり翌日の作り置きではなく、食べる直前にすりおろすのが一番効率的ですね^^
翌日もおいしく食べる保存方法

どうしても前日に準備しておきたい、あるいは余らせてしまった時のために、劣化を最小限に抑える「保存術」を紹介します。
落としラップで空気を完全遮断
酸化を防ぐことが、色と栄養を守る最大のポイントです。
やり方: 密閉容器に入れ、大根おろしの表面に直接ピタッとラップを貼り付けます(これを「落としラップ」と言います)。
容器の蓋とラップの間に空気が入らないようにするのがコツです。
ポイント: 容器の蓋だけでなく、直接ラップをすることで酸化スピードを劇的に遅らせることができます。
これだけで、翌朝の変色や臭いの発生をかなり抑えることができますよ。
「お酢」または「レモン汁」を数滴垂らす
これがプロも実践する変色防止の裏ワザです!
やり方: すりおろした後、保存する前にお酢かレモン汁を一滴混ぜます。
効果: 酸性が加わることで酸化酵素の働きが止まり、ビタミンCの破壊を防ぎ、白さをキープできます。
少し味が酸っぱくなるのでは?と心配になりますが、数滴であれば食べる時にはほとんど気になりません。むしろさっぱりしておいしいですよ◎
汁気の扱い方(状況別)
大根おろしの汁には、溶け出した栄養(ビタミンCや酵素)がたっぷり詰まっています。
状況に応じて使い分けましょう。
- 翌日まで冷蔵保存する場合:汁ごと保存するのが理想。栄養が汁に溶け出しているため、密閉容器に汁ごと入れて冷蔵庫へ
- 冷凍保存する場合:軽く水気を切ってから冷凍します。汁が多いと解凍時に水っぽくなるため
- 食べる直前: 薬味として使う場合はザルで軽く水を切る、みぞれ煮など加熱調理なら汁ごと使ってOK
汁まで一緒にいただくことで、大根の恵みを余すことなく摂取できますね♪
冷凍保存で長持ちさせる(2週間〜1ヶ月)
大量に余ってしまった時や、長期保存したい場合は冷凍がおすすめです。
注意点
冷凍すると酵素の活性はほぼ失われます。
解凍後の生食は食感が変わるため、加熱調理向きです。
こんな状態はNG!腐った大根おろしの見分け方
「翌日だから大丈夫」と思い込まず、以下のサインがあれば迷わず破棄してください。
- 糸を引いている、ヌメリがある: 明らかに雑菌が繁殖しています
- 酸っぱい臭いや、不快な異臭: 硫黄のような臭い(正常)ではなく、鼻をつく酸っぱい臭いやドブのような臭いがしたらアウトです
- カビが生えている: 表面に黒や緑、白の点々が見える場合は危険です
- 苦味が異常に強い: 一口食べてみて「うわっ!」となるような嫌な苦味がある場合も、腐敗が進んでいる可能性があります
夏場や、保存状態が悪かった場合は1日経たずとも傷むことがあります。
少しでも「変だな?」と感じたら、食べるのはやめておきましょうね。
余った大根おろしの大量消費リメイクレシピ

「生のまま食べるのは臭いや鮮度が気になる…」という時は、加熱調理に切り替えるのが正解です。
加熱することで独特の臭いが消え、別の料理に使うことが可能です。
- 「みぞれ煮」にする: 鶏肉や揚げ出し豆腐と一緒に煮込みます。加熱で臭いが飛び、大根の甘みが引き立ちます
- 「おろしハンバーグ」のソースを煮詰める: ハンバーグの上に乗せるだけでなく、ポン酢と一緒にフライパンで火を通すと、濃厚な和風ソースになります
- 「おろし納豆・和え物」に混ぜる: なめ茸や納豆など、味の濃いものと和えることで、翌日の大根おろしの風味の変化をカバーできます
- 「お味噌汁」に入れる: 意外かもしれませんが、お味噌汁に最後に入れると「みぞれ汁」になって、体も温まります
生食にこだわらなければ、活用方法は無限大です。
余ってしまった大根おろしも、工夫一つで立派なメイン料理の味方になりますね^^
まとめ:大根おろしは翌日食べられるけど早めに消費がおすすめ
大根おろしを次の日に食べる時のポイントをまとめます。
- 冷蔵で翌日まで食べられるが、栄養と風味は落ちる
- おならのような臭いや変色は、腐敗ではなく化学反応
- 鮮度を守るなら「密閉保存」と「お酢一滴」が効果的
- 翌日のものは加熱調理(みぞれ煮など)にすると臭いも気にならない。
大根おろしは鮮度が命ですが、忙しい毎日の中で上手に作り置きや保存を活用するのは素敵な知恵です。
正しい保存方法を知って、無駄なく、最後まで大根を楽しんでくださいね。

