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朝ごはんや食後のデザートにぴったりのりんご。
サクッとみずみずしい食感がたまりませんが、たまにりんごがもさもさしていることがあります。
切りたてのりんごがもさもさしているのはなぜか、もさもさのりんごは食べてもいいのか気になりますよね。
そこで今回は、りんごがもさもさしているのはなぜか、りんごのもさもさが腐っているかどうかの見分け方についてまとめました。
りんごがもさもさしているのはなぜ?
りんごがもさもさしているのはなぜか、その理由はりんごの水分が失われていることが関係しています。
りんごがサクッとみずみずしい食感なのは果肉に水分があるから。
新鮮なりんごの果肉は適度に水分を含んでおり、食べたときに心地い食感を生み出します。
もさもさのりんごは水分が抜けきっている状態。
最初から水分がないのではなくもともとあった水分が抜けてしまっているため、独特のもさもさの食感になるんです。
ではなぜりんごの水分が抜けてしまうのでしょうか。
実はりんごは収穫してからも自ら呼吸を続けている果物。
呼吸をする際に水分を一緒に放出しているため、収穫から時間の経ったりんごはもさもさの食感になりやすいというわけです。
りんごは長期保存ができる果物と思われていますが、おいしく食べるためにはきちんとした保存方法を守ることが大切なんですね。
りんごがもさもさにならないために大事なポイントは2つ。
- りんごを乾燥から守ること
- りんごの呼吸をできるだけ止めること
りんごをもさもさにしないためには、まずりんごを乾燥しないようにすることから始まります。
冷蔵庫でりんごを保存する場合は、キッチンペーパーでりんごを包みポリ袋に入れましょう。
りんごの呼吸はヘタの部分で行われます。
ポリ袋に入れたりんごはヘタを下にして冷蔵庫に入れることで、りんごが呼吸をしにくい環境を作ります。
冷蔵庫に入れないで段ボールで保存するりんごも同様に、乾燥しないようキッチンペーパーや新聞紙で包むのをおすすめします。
りんごのもさもさが腐っているのかの見分け方
りんごのサクッとしたみずみずしい食感に慣れていると、もさもさのりんごは「腐ってる??」と不安になりますよね。
りんごがもさもさの食感になっているときはりんごの水分が抜けている状態なので、見た目にも皮がシワシワに変化しています。
ただ、皮がシワシワなだけならりんごは腐っていません。
食感は変わってしまっていますがまだまだ食べられます。
皮がシワシワ以外にも以下のような変化があるときは注意!
・りんごが変色している
・りんごにカビが生えている
・触るとブヨブヨとやわらかくなっている
・鼻にツンとくる酸っぱい臭いがする
・カビくさい臭いがする
これらの症状はりんごが腐っているサインです。
腐ったりんごはまず見た目で分かりやすいのですが、皮だけが変色しているだけのものもあれば芯の方から果肉全体に変色が広がっていることもあります。
芯の方からじわじわと変色が進んでいるものは酸味や苦味が出てくるので、食べないようにしましょう。
触るとブヨブヨする、水分が出ている、溶けているものも危険。
もったいないですが処分してください。
りんごを保存するとき1つずつキッチンペーパーや新聞紙で包むともさもさになりにくいのですが、難点はぱっと見でりんごの状態を確認できないことですね…。
りんごは割と日持ちする果物ですが、キッチンペーパーや新聞紙に包んだからと言って安心せず、4日に1回はりんごの状態を確認するようにしましょう。
りんごを包んでいたキッチンペーパーや新聞紙が濡れている場合は新しいものと取り換えるのも忘れずに!
濡れたままにしておくと傷みを進行させてしまいます。
りんごがもさもさになりやすい品種
りんごがもさもさになるのはりんごの水分が抜けたことが原因。
どのりんごにも当てはまることですが、実はりんごの品種によってもさもさになりやすいものとなりにくいものがあるんです。
もさもさになりやすい品種はもともとの果肉がやわらかめのもの。
水分量が多い分、水分が抜けたときに食感の違いが大きく出るんです。
購入してすぐに食べるのならどんな品種でも差はありません。
ただ、ふじやシナノスイートは時間が経ってももさもさになりにくいので、できるだけもさもさを避けたいのであればふじやシナノスイートを選ぶのもひとつの手です。
りんごは食感以外にも甘さや糖度など味にも大きな違いがあります。
一度いろんな品種のりんごを食べ比べするのもおもしろそうですね^^
まとめ:りんごは水分が抜けるともさもさする
- りんごがもさもさしているのはりんごの水分が抜けてしまったから
- りんごがもさもさになると皮にシワが寄ってくるが、見た目の変色や嫌な臭いなど他に変化がなければ食べられる
- もともとの果肉がやわらかめの紅玉やつがるはもさもさになりやすい
りんごがもさもさになるのは、りんごを長期間置いておくことで水分が抜けたのが原因です。
りんごは常温でも保存できる果物ではありますが、りんごの食感を守るためにもできるだけ早めに食べきるようにしましょう!
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