エイプリルフールの日本でのルールは?歴史やいつから始まったか調査

エイプリルフールのルールやいつから始まった?歴史を調査

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

「この日だけは嘘をついてもいい」という、よく考えると訳の分からないエイプリルフール。

子どものころは一生懸命嘘を考えたのを覚えています。

いったい誰が何のためにエイプリルフールを始めたのか、気になりますよね。

調べたところ、エイプリルフールはいろいろとルールがあります。

エイプリルフールの日本でのルールはどんなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • エイプリルフールの日本でのルールは?
  • エイプリルフールについていい嘘
  • エイプリルフールの歴史
  • エイプリルフールは日本でいつから始まった?

4つについてまとめました。

エイプリルフールの日本でのルールは?

エイプリルフール

調べたところ、エイプリルフールにおける日本だけのルールというものはありませんでした。

というのも、エイプリルフールにはルールがあるのですが、それは世界共通のものなんです。


エイプリルフールのルールは3つ。

  • 人を傷つけるような嘘はつかないこと
  • 嘘をつき返さないこと
  • 嘘をついたあとは必ずネタ晴らしをすること

エイプリルフールは嘘をついても許される日ではありますが、どんな嘘でもいいわけではありません。

アニメ「ドラえもん」で、ドラえもんが未来に帰ってしまい落ち込んでいるのび太に、エイプリルフールの日に「ドラえもんが帰ってきたよ」とジャイアン達が嘘をつくシーンがあるのですが、このような嘘はNG!

「嘘をついてみんなで笑いあう」のがエイプリルフールのコンセプトなので、嘘をつくことで傷ついたり悲しんでしまう人がいるのは良くないですよね。

「嘘をついたあとは必ずネタ晴らしをする」というのは、「エイプリルフールに嘘をついていいのは午前中だけ」という話に繋がるようです。

午前中についた嘘は、午後にはネタ晴らしをしてみんなで笑いあうのがエイプリルフールのあり方かもしれませんね。

スポンサーリンク

エイプリルフールについていい嘘

上記でもお話ししたとおり、エイプリルフールのルールとして『人を傷つけるような嘘はつかない』というのが大前提にあります。

エイプリルフールに嘘をつくなら、嘘をつかれたほうも一緒に笑ってしまうような、みんなで楽しめる内容がいいでしょう。

Twitterでは毎年エイプリルフールになると、各企業の公式アカウントがくすっと笑ってしまうようなネタを投稿しています。

「こんなの本当にあったら楽しいだろうな」という嘘は、見てる方もワクワクしてくるもの。

パッと見て、「あっこれは嘘だな!」と分かるというのもポイントかもしれません。

分かりやすくて楽しい嘘なら、毎年エイプリルフールが楽しみになりますね^^

エイプリルフールの歴史

エイプリルフール

エイプリルフールがいつから始まったのかについて、実ははっきりしたことは分かっていないんだとか。

いくつか諸説があるので、それぞれ紹介します◎

フランス発祥の説

それまで、フランスの新年は3月25日で4月1日まで人々は新年のお祝いを楽しんでいました。

しかし、1564年に「新年は1月1日に変えるよ」と国王が新たに決めると人々はそれに反対。

新年のお祝いと関係なくなったのに、人々は変わらず4月1日にお祝いをして騒いだそうです。

これに怒った国王は4月1日にお祭り騒ぎをした人々を処刑してしまうのですが、その後も変わらずに「嘘の新年」は祝われるようになりました。

これが現代まで続き、エイプリルフールの元になったと言われています。

インド発祥の説

インドの仏教徒の修行僧は、3月末まで修業を行っていました。

しかし、せっかく頑張って修行をしても、修業が終わった翌日の4月1日になるとウソのように俗人に戻ってしまったんだとか。

このことを「揶揄節(やゆせ)」といってからかったことがエイプリルフールにつながったという説です。

「あんなに頑張ったのがウソのようだ」ということでしょうか、個人的には一番しっくりくる説です^^

ペルシャ発祥の説

ペルシャで現在も行われている『シズダベダール』というお祭りが元になったと言われている説です。

「嘘の13日目」といって、春分から数えて13日目である4月1日前後にいたずらをするというお祭りですが、確かに今のエイプリルフールに通ずるものがあります。

スポンサーリンク

エイプリルフールは日本でいつから始まった?

はてな

エイプリルフールの風習が日本に伝わったのは、大正時代とされています。

思ったより昔からあるのにびっくりしました。

新聞などで『欧州の文化』として紹介されたことが始まりなのですが、実はその前からも4月1日というのは日本にとって特別な日だったんです。


それは、4月1日を『不義理の日』とする中国由来の風習。

普段義理を欠いている相手に対して、手紙などで詫びるための日だったんですね。


江戸時代からあった不義理の日は、エイプリルフールが日本に入ってきてからはだんだんと廃れてしまいました

このように、昔からある風習も時代によって移り変わるというのはおもしろいですよね。

エイプリルフールの日本でのルールまとめ

  • エイプリルフールの日本だけのルールというのはなく、人を傷つける嘘はつかない・嘘をつき返さない・嘘をついた後は必ずネタ晴らしをすることというのは世界共通のルールとしてある
  • エイプリルフールについていい嘘は、嘘と分かりやすいみんなで楽しめる内容
  • エイプリルフールの由来についてはっきりしたことは分かっておらず、フランス発祥の「嘘の新年を祝ったこと」が最も有力な説とされている
  • エイプリルフールが日本に入ってきたのは大正時代で、『欧州の文化』として新聞で紹介されたことで広まった

Twitterで各企業が考えるエイプリルフールのネタが好きで^^

どれもすぐに嘘と分かるようなバレバレのものなのですが、人を傷つけることがないのでエイプリルフールを楽しむにはぴったりですよね。

せっかくの1年に1度のイベントなので、誰も傷つけることなくみんなでエイプリルフールを楽しめたらいいですね。

テキストのコピーはできません。