ベーキングパウダーの代用はコーンスターチでOK？代わりになるもの3個紹介

お菓子作りに欠かせないベーキングパウダーですが、あると思ったのにないなんてこと経験ありませんか？

ベーキングパウダーの代用にコーンスターチが使えたら便利ですが代用はできるのでしょうか。

そこで今回は

2つについてまとめました。

ベーキングパウダーの代用にコーンスターチは使える？

結論から申し上げますと、ベーキングパウダーの代用としてコーンスターチは使えません。

なぜかというとベーキングパウダーとコーンスターチはそれぞれ性質が違うからです。

ベーキングパウダーとコーンスターチは働きが全く違うのですが、なぜベーキングパウダーの代用にコーンスターチが使えるかどうか気になる人が多いのでしょうか。

そのわけはベーキングパウダーの材料にあるのではないかと思います。

ベーキングパウダーの主成分は重曹とお話ししましたが、他にもベーキングパウダーの働きを最大限発揮させるために

3つが含まれています。

3つのうちの1つである遮断材の原料にコーンスターチが使われていることから、ベーキングパウダーの代用にコーンスターチが使えると思われる方が多いのではないでしょうか。

しかしベーキングパウダーに含まれるコーンスターチはあくまでベーキングパウダーの働きを支える補助的なものですので、代用はできないということです。

ベーキングパウダーの代わりになる代用品3個

コーンスターチはベーキングパウダーの代わりにはなりませんが、他に代用できるものがあるので紹介します！

それぞれ詳しく見ていきましょう！

重曹

重曹はベーキングパウダーと同じくよくお菓子作りに使われるものです。

重曹も生地を膨らませる性質をもっていますので、ベーキングパウダーの代わりとして使うことができます。

重曹をベーキングパウダーの代わりに使うときは、重曹の量はベーキングパウダーの半分程度に調整しましょう。

ベーキングパウダーに含まれる重曹は全体の割合でいうと1/5ほど。

なのでベーキングパウダーの代用として重曹を使うときにベーキングパウダーのままの量を入れてしまうと、5倍の量の重曹を入れてしまうことになるんですね。

重曹は入れすぎると苦みの原因になるので気を付けてください。

またできあがったお菓子はやや黄色味がかった仕上がりになります。

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ドライイースト

ドライイーストは主にパンを作るときに使うものですが、ベーキングパウダーの代わりに使うことができます。

イーストで生地が膨らむわけは、小麦粉に含まれるグルテンとイーストに含まれるイースト菌が作用して炭酸ガスを発生させるから。

なので同じ小麦粉を使った生地ならパンじゃなくても生地が膨らむんです。

気を付けてほしいポイントとしては、ドライイーストを使用した生地は発酵させる時間が必要です。

たとえばマフィンやパウンドケーキなどにドライイーストを使用した場合は、生地を型に流しいれたあとオーブンに入れて焼くまでに30分ほど生地を発酵させる時間をとらなければなりません。

またドライイーストは発酵するときに糖分をエサにするので、できたお菓子は甘味が減少してしまいます。

炭酸水

炭酸水もドライイーストと同じく炭酸ガスを発生させることができるので、ベーキングパウダーの代わりに使うことができます。

しかし炭酸水は液体ですので少し扱いが難しく、またクッキーやスコーンなど加える水分の割合が少ないものには向きません。

使う際は加える水分を炭酸水に置き換えるだけで大丈夫。

材料に牛乳200mlとある場合は炭酸水200mlに変える、ということです。

牛乳の風味が欲しいというときは、牛乳50ml＋炭酸水150mlなど調整してみてくださいね。

マヨネーズは代用品としては使えない

玉子焼きに入れるとふんわりと仕上がることから、なんだか生地を膨らませてくれそうなマヨネーズ。

しかしマヨネーズはベーキングパウダーの代わりとして使うことはできません。

マヨネーズは油・酢・卵でできており、生地を膨らませる性質のあるものが含まれていないからです。

マヨネーズをお菓子作りに使う場合は卵やバターの代用品として使うことができます。

マヨネーズdeパウンドケーキ by ぬけ作先生

マヨネーズの材料である油と卵を生かしたレシピです。

マヨネーズのほのかな酸味がアクセントになっておいしそうですね^^

ベーキングパウダーの代用にコーンスターチは使えない

ベーキングパウダーの代用にコーンスターチは使えるかどうかまとめました。

結論は使えませんが、他に代用できるものは

1. 重曹
2. ドライイースト
3. 炭酸水

3つです。

ベーキングパウダーがないからとお菓子作りをあきらめずに、ぜひ家にあるもので代用して作ってみてくださいね！


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