この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「ハロハロ」といったかき氷やソフトクリームなど、スイーツをその場で作ってくれるミニストップ。
本格的なスイーツが楽しめるコンビニとして人気があります。
初めて「ハロハロ」を食べたときは、「コンビニでこんなおいしいものが食べられるなんて!」と感動したほどです^^
ところで、私は高校を卒業して関西に出てきたのですがそれまでミニストップの存在を知りませんでした。
私の生まれ育った町にはミニストップはなかったんですね。
調べたところ、今も私の故郷にはミニストップはありませんでした^^;
実はミニストップがない県って意外に多いんです…!
今回は、2025年12月現在の最新データに基づき、以下の3つについて詳しくまとめました。
- ミニストップがない県はどこ?(最新20道県)
- 北海道に店舗がない理由は「セイコーマート」?
- イオン系列なのに全国区にならない意外な理由
ミニストップがない県はどこ?
実は全国チェーンではないコンビニ、ミニストップ。
2025年12月現在の出店状況を確認したところ、全47都道府県のうち、20の道県には1店舗も存在しませんでした。
北海道・東北地方⇒3つ
- 北海道・東北地方
- 秋田県
- 山形県
北陸・甲信越エリア
- 新潟県
- 富山県
- 石川県
- 山梨県
- 長野県
近畿・中国・四国エリア
- 和歌山県
- 鳥取県
- 島根県
- 岡山県
- 広島県
- 山口県
- 高知県 (※中国地方は5県すべてに店舗がありません)
九州・沖縄地方⇒5つ
- 長崎県
- 熊本県
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
現在も20の道県で「ミニストップ空白地帯」が続いています。
特に、中国地方に1店舗も存在しないことや、九州でも福岡・佐賀・大分以外のエリアには進出していない点は、意外に思われる方も多いのではないでしょうか。
SNSでも「広島や岡山に作ってほしい!」「熊本にないのが不思議」という声は今も絶えません。
ミニストップが北海道にない理由はセイコーマート?
インターネットで「北海道 コンビニ」と検索すると、上位に出てくるのが「セイコーマート」。
セイコーマートは北海道と関東の一部に店舗があるご当地コンビニなのですが、「ミニストップがいつまでたっても北海道に出店しない理由はセイコーマートがあるから」とも言われているのです。
セイコーマートとはいったいどんなコンビニなのでしょうか?
コンビニの中で顧客満足度第1位を獲得したセイコーマート
セイコーマートは北海道・茨城県・埼玉県の3つにのみ店舗があるコンビニ。
ほとんどなじみのないコンビニですが、北海道の人にとってはなくてはならないお店なんだとか。
ほぼ北海道にしか店舗がないにもかかわらず、全国でコンビニの顧客満足度を調査したところ、数ある大手のコンビニチェーンを押さえて堂々の第1位となりました。
しかも2016年から2020年まで5年連続1位というんですから、いかに北海道の人たちに愛されているかがよく分かりますね!
セイコーマートはミニストップに似ている?
セイコーマートの人気の秘密の1つは「店内調理」にあります。
「ホットシェフ」と呼ばれる、店内で作る出来立ての温かい料理はセイコーマートの売りの1つ。
おいしくて値段もリーズナブルなのでとても人気がある「ホットシェフ」ですが、ミニストップのサービスと少し似ていると思いませんか?
ミニストップも「店内調理総菜」を販売していますし、有名な「ハロハロ」やソフトクリームもその場で作ってくれるタイプのスイーツです。
個人的な考察になるのですが、ミニストップの売りである「その場で作るスイーツ」というのが、北海道の人にとっては珍しくないのではないでしょうか。
加えて顧客満足度1位のセイコーマートですから、北海道の人たちはセイコーマートで充分満足していると考えられます。
ミニストップが新たに入っていく隙がないというのが、北海道にミニストップがない理由なのかもしれません。
ミニストップが全国区にならない理由は?
ミミミ~!
— ミニストップ公式アカウント (@ministop_fan) July 8, 2021
気付いたらフォロワー100万人達成してたミミ‥
みんなありがとうミミ♪
ちょっとした100万人企画も考えているので、
ちょっと待っててNE★(予定) pic.twitter.com/aLkSwBhnDC
「イオングループなんだから、イオンがある県ならミニストップも作れるのでは?」という疑問をよく耳にします。
しかし、そこにはコンビニ特有の難しい事情があります。
① 物流網(配送ルート)の壁
ミニストップの最大の売りは、ソフトクリームやポテトなどのファストフードです。
これらを高品質な状態で届けるには、専用の冷蔵・冷凍設備を持つ「物流センター」が近くにある必要があります。
たとえイオンの大型スーパーがあっても、コンビニ専用の配送ルートが確立されていない地域では、1店舗だけのために配送車を出すのはコストが見合いません。
ミニストップが特定の地域(関東、東海、近畿など)に集中して出店しているのは、この効率を重視しているからではないでしょうか。
② 店内調理によるオペレーションの難易度
ミニストップは、レジ横でのスイーツ作りや揚げ物の調理など、店員の仕事量が他のコンビニチェーンよりも多い傾向にあります。
これはオーナーやスタッフにとって負担が大きく、人材確保が難しい地域では、新規出店のハードルが非常に高くなってしまうようですね。
③ ライバルチェーンとの場所取り
コンビニは「立地」が命です。
ミニストップが出店を検討するような好立地は、すでにセブン-イレブンやローソン、ファミリーマートといった大手3社に押さえられていることが多く、後発で入っていくのが難しいという側面もあるようです。
ミニストップがない県まとめ
ミニストップがない県についてまとめました。
- ミニストップがない県は全国で20ある。(2025年12月時点)
- 中国地方は全県ゼロ、南九州や北陸・信越も空白地帯が多い。
- 北海道には、満足度の高いセイコーマートがあるため進出の余地が少ない。
- 全国区にならない理由は、物流コストの高さと、店内調理による運営の難しさ。
ミニストップが近くにない地域の方にとって、あのソフトクリームやパフェは「旅行先で食べる特別なスイーツ」になっているかもしれません。
今のところ、店舗のない県への急激な拡大予定は見られませんが、いつか物流の問題が解決して、全国どこでも「ハロハロ」が食べられる日が来ると嬉しいですね。

