煮物の味が薄いときの対処法は?味を染み込ませる方法も

煮物の味が薄いときの対処法!味を染み込ませる方法も!

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煮物の味がなんだか薄い…味が染みていないかも…。

せっかく作った煮物の味が薄いとなんだかがっかりしますよね。

時間をかけて作ったならなおさらです。

煮物の味が薄いとき、まずはいったん煮物を冷ましてから再度味をみましょう!

煮物は冷ましながら味が染み込んでいく時間をとることで、味がしっかりとつきます。

それでも煮物の味が薄い時、味をつける方法もあるので安心してください^^

今回は、煮物の味が薄い時の対処法や煮物に味を染み込ませる方法をまとめました。

煮物の味が薄い時の対処法

煮物

煮物の味が薄い、そう感じたのは煮物が出来立ての状態でしょうか?

煮物が出来立て作り立ての熱々の状態なら、まずは煮物を冷ましてください。

煮物に味を染み込ませる時間を与える

出来立てがおいしいとされる料理ですが、実は煮物に関しては反対。

出来立ての熱々の煮物は味が染み込んでないことが多く、一番おいしい状態ではないんです。

食材がやわらかくなるまでの時間と、食材に味が染み込む時間は一緒ではありません。

食材に味が染み込む時間というのは思った以上にかかります。

加熱して食べ物の細胞が壊れたところにだしや調味料の煮汁が染み込んで煮物に味がつくのですが、加熱しすぎると食材は煮崩れてしまいますよね。

食材に味を染み込ませたい、でも煮崩れるのは嫌だ。

じゃあどうしたらいいかというと、いったん火を止めて煮物を置いておくことで、食材のちょうどいいやわらかさをキープしつつ、煮物に味を染み込ませていくことができるというわけです。

このときに大事なのは、自然に煮物を冷ますこと。

決して冷蔵庫などに入れて急激に煮物の温度を下げてはいけません。

このゆっくりと温度を下げていくというのが大事で、温度が45~50℃ぐらいが食材に味が染み込む=調味料が食材内に拡散しやすい温度とされているのです。


煮物は冷めるときに味が染み込むというのは、冷めているほうが味が染み込みやすいということではないんです。

冷ます時間をとっている=食材に味が染み込む時間をしっかりとっているから。

煮崩れを気にしないなら、冷まさなくてもずっと煮込んでても味は染み込みます

豚の角煮やチャーシューなど、じっくり煮込むものは冷まさなくても味がしっかりついていますもんね。

時間を与えたのに味が薄かったら、調味料を追加する

煮物に味が染み込む時間を与えたのに、それでも味が薄いと感じたら調味料を追加します。

一番手っ取り早いのは塩を加えること。

私はよくパン作りをするのですが、たった3gでも塩を入れ忘れるだけでパン生地の味が全くしないんです。

塩味は味付けのもとになるので、少し加えるだけでも味がきまることが多いです。

まずはひとつまみ加えて、味を見てください。



それでもまだ味が薄いと感じたら、煮物の味付けに使った調味料を加えます。

和風だしのもとを使っていたら、小さじ半分ほど和風だしを足してください。

和風だしを使っていない場合は、醤油・みりん・酒を合わせたものを小さじ1杯から入れて味を調整します。

「甘味が足りないな」と分かるならみりんや砂糖だけ加えてもいいのですが、合わせ調味料にしたものを少しずつ加えて味を調整するほうが失敗が少ないですよ◎

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煮物の味を染み込ませる方法

煮物

しっかり味が染み込んだ煮物を作るためのポイントは2つ。

ポイントを押さえて作れば、煮物を冷ましながら時間を与えた時にしっかりと味が染み込んだ状態になりますよ!

食材の余計な水分はとっておく

煮物を作るときに、食材の余計な水分はとっておくことが大事!

水にさらしたあとしっかり水気をきっておく。

洗ったあとに水気をふく。

どれも基本的なことですが、余計な水分があると当然煮物の味は薄まってしまうので注意してください。

材料はきちんと計量する

初めて作る料理は特にきちんと計量をするようにしましょう。

大事なのは調味料だけでなく加える水またはお湯もきちんと計ること!

水の量がきちんと計れていないと、調味料の味が薄まるだけでなく、なかなか水分量が減らないビシャビシャの煮物になってしまいます。

ビシャビシャの煮物を煮詰めようとして、思った以上に味が濃くなってしまうこともあります。

煮物をおいしく仕上げるためにも、少しくらいと思わず計量はきちんと行ってくださいね。

煮物の味を簡単につけられる調味料

醤油

料理初心者で味付けに自信がない、忙しいからさっと味付けを決めたい。

そんな人におすすめの煮物の味を簡単につけられる調味料をまとめました。

調味料を使った簡単レシピも紹介するので、ぜひ作ってみてください^^

めんつゆ

だし・醤油・みりんや砂糖といった、和食の基本調味料でできためんつゆは、これ1つで味が決まる万能調味料!

麺つゆの種類によって希釈率は変わるので、使うめんつゆがストレートか2倍濃縮タイプかそれ以上か、確認してから使うようにしましょう。

Cpicon 若竹煮 by ミツカン

だし醤油

だし醤油もめんつゆと同じくだし・醤油・みりんや砂糖でできていますが、めんつゆよりだしが強く甘みが抑えられているのが特徴。

味が濃すぎずおいしいので、私もだし醤油を愛用しています^^

だしをきかせたい煮物に使うとばっちり味がきまります◎

Cpicon 失敗しない!豚ばら大根のかんたん煮 by しぼりたて生しょうゆ

白だし

だしに薄口醤油と砂糖などを合わせてできている白だしは、色が薄い分素材の色を活かして料理を仕上げることができます。

色が薄いけどしっかり味はつくので、レシピ通りに計量して使うようにしましょう。

Cpicon 里芋の含め煮 by ヤマキ
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煮物の味が薄いときの対処法まとめ

  • 煮物の味が薄いなら、まずは煮物を冷ましながら味が染み込んでいく時間をしっかり与える
  • それでも味が薄い場合は、まずは塩ひとつまみを加えて味をみる
  • 和風だしを使っているなら和風だしを、なければ醤油・みりん・酒を同量合わせた合わせ調味料を少しずつ加えて味を調整する

煮物の味が薄いとき、レシピ通りに作っているなら味がまだ染み込んでいないことが考えられます。

味が染み込むのは時間がかかるので、冷ましながらしっかりと味が染み込む時間を与えてください。

くれぐれもすぐに冷蔵庫には入れないように!

煮物の味付けが決まらないという人は、めんつゆ・だし醬油・白だしといった1つで味が決まる調味料を使うのもおすすめです^^

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