玉ねぎを飴色にするのは意味ない?時短する方法や簡単に飴色玉ねぎを作る方法

玉ねぎを飴色にする意味ないの?

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カレーをおいしく作るための工程のひとつとしてよく言われるのが、玉ねぎを飴色になるまで炒めること。

結構手間と時間のかかる工程ですが、わざわざやるのはきちんと理由があってのこと。

一部では「玉ねぎを飴色にするのは意味ない」なんて言われていますが決してそんなことはないんです。


今回は、玉ねぎを飴色にするのは意味ないと言われる理由について、また簡単に飴色玉ねぎを作る方法をまとめました。

玉ねぎを飴色にしても意味ないの?

飴色玉ねぎ

結論から申し上げますと、玉ねぎを飴色にしても意味ないなんてことはありません。

玉ねぎを飴色にするのは甘みや香ばしさを料理にプラスしてコク深く仕上げるため。

料理をおいしくするには欠かせない工程です。

玉ねぎを飴色にすると料理がおいしくなる理由

玉ねぎを飴色にするにはその分玉ねぎを加熱する必要があります。

加熱することで玉ねぎは甘さがグッと増し、また炒め続けることで玉ねぎの甘さがアミノ酸と結合し香ばしい香り成分を生み出します。

このじっくり引き出した甘みと香りってあるとないじゃ大違いで。

「どうせ煮込むから」と最初に野菜をほとんど炒めないでカレーを作ったことがありますが、物足りないんですよね。

カレールーを使うから味は間違いなくカレーなんですが、コクがないというか味に深みがないんです。

砂糖を足したのではない甘みと香ばしい香りがいかに重要か実感しました。

玉ねぎの飴色が意味がないと言われる理由

重要な役割を持っているのになぜ玉ねぎの飴色が意味がないと言われるのでしょうか?

調べてみると、【玉ねぎの飴色はカレーをおいしくするけど、必ずしもカレーに飴色玉ねぎが必要というわけではない】ということが関係しているのかなと思いました。

バーモントカレーを発売しているハウスのHPには、玉ねぎの飴色に関してこう記載されています。

あめ色まで炒めた玉ねぎを使うことでカレーは一層おいしくなりますが、必ずそうしなければいけないというわけではありません。

基本的には、玉ねぎはしんなりする程度まで炒めることで、おいしいカレーを作ることができます。

ハウス

【カレーに飴色玉ねぎはマストではない】ということ。

結衝撃ですよね…!

でも、確かにカレーの種類によっては飴色玉ねぎの甘みや香りが邪魔になる場合もあるんですよね。

「カレーに飴色玉ねぎは絶対必要なわけじゃないよ」というのが「カレーに飴色玉ねぎはいらない=意味がないよ」に変わっていったのかなと。


玉ねぎの飴色がカレーをはじめ料理をおいしくするのは事実。

ですが、なんでもかんでも玉ねぎを飴色にするのではなく「この料理には飴色玉ねぎは必要かどうか」を一度考えるのが大切なんじゃないかと思います^^

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玉ねぎを飴色にするにはレンジでもできる?

飴色玉ねぎ

レンジだけで玉ねぎを飴色にすることは残念ながらできません。

炒めないと玉ねぎの香ばしい香りを引き出すことができないからです。


ですが、事前に玉ねぎをレンジで加熱することで飴色玉ねぎを時短で作ることは可能です!

レンジを併用した飴色玉ねぎの作り方はこちら↓

  1. 玉ねぎは薄くスライスして耐熱容器に入れる
  2. ふわっとラップをかけてレンジ600Wで3分ほど加熱する
  3. フライパンや鍋で飴色になるまで炒める

玉ねぎスライスをレンジで加熱することで、玉ねぎの細胞が壊れ水分が出やすい状態になります。

同時に軽く火が入ってしんなりしているので、生の玉ねぎを一から炒めるよりも短時間で玉ねぎを飴色にできますよ◎

飴色玉ねぎを時短で簡単に作る方法

飴色玉ねぎ

飴色玉ねぎを時短で作るためには、玉ねぎの水分を抜けやすい状態にすることが大切。

電子レンジで加熱して玉ねぎの水分を出やすくしてもいいですが「もっと時短したい!」という場合は、玉ねぎを冷凍しておきましょう!


冷凍玉ねぎを使って飴色玉ねぎを時短で作る方法はこちら↓

  1. 玉ねぎは薄いスライスまたは細かいみじん切りにする
  2. ジッパー付きバッグに入れてしっかりと口を閉じ冷凍庫で凍らせる
  3. 炒めるときは、油をひいたフライパンあるいは鍋に凍ったままの玉ねぎを入れる

玉ねぎに限らず食品は冷凍することで細胞壁が壊れます。

細胞壁が壊れると水分が出やすくなるため、炒める時間を大幅に短縮できるというわけです。


玉ねぎは冷凍しておくことで約1ヶ月日持ちします。

凍ったまま炒め物やスープに使えますし、あらかじめスライスして冷凍しておけば毎日の調理がグッと楽になるのでおすすめです^^

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まとめ:玉ねぎを飴色にするのには意味がある

玉ねぎを飴色にするのに意味がないなんてことはありません。

甘みと香ばしい香りをプラスするので料理をおいしくしてくれるのは確かです。

ただ、カレーに関しては必ずしも飴色玉ねぎが必要なわけではないので、作りたい料理に対して玉ねぎを使い分けるといいでしょう。

手間のかかる飴色玉ねぎも、レンジを利用したりあらかじめ冷凍した玉ねぎを使えば時短で用意できます。

ぜひ試してみてくださいね^^

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