お雑煮をお正月になぜ食べるの?由来と歴史も調査

お雑煮をお正月に食べるのはなぜ?歴史や理由を調査

子供のころ、お正月になると大人はおせちをつまみながらお酒を飲んで、子供はお雑煮を食べていたことを思い出します。

今でこそおせちも好きになったけど、子供のころはおせちがあまり好きじゃなくて^^;

お雑煮ばかり食べていたことを思い出します。

『お正月といえばお雑煮』というのは当たり前すぎて今まで考えたこともありませんでしたが、そもそもお雑煮をお正月に食べるのはなぜでしょうか?

なんとなく縁起物ということは分かりますが、日本でお雑煮をお正月に食べるようになった由来が気になりますよね。

そこで今回は

  • お雑煮をお正月に食べる理由
  • お雑煮の由来と歴史を紹介

2つについてまとめました。

お雑煮をお正月に食べる理由

お雑煮

お雑煮をお正月に食べるのは、新年を迎える際に、年神様にお餅をお供えしていることが理由とされています。

昔から人々は、新年が来る前から家の前に門松を飾ったり鏡餅を用意したりして、お正月の準備をしていました。

これは、年神様と呼ばれる神様をお迎えするためです。

鏡餅は前年に収穫したお米から作ります。

前年の農作物の収穫に感謝して年神様にお供えしたあとは、お下がりとして鏡餅を使いお雑煮を作りました。

そして、お雑煮を食べながら新年の農作物の豊作や家内安全を願っていたんだとか。

農耕民族であった日本人にとって、農作物の豊作は生きていくうえで必要不可欠なもの。

年神様にお供えした特別なお餅をお雑煮にすることは、人々にとってとても大事なことだったんですね。

こうして、お正月にお雑煮を食べるという文化が根付いていったというわけです◎

今は農業をしている人も少なく、農作物の豊作も「自分には関係ない」なんて思う人もいるでしょう。

でも、健康に新年を迎えられたというのは幸せなこと。

お雑煮を食べるタイミングで、改めて感謝をするのはいいきっかけかもしれませんね^^

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お雑煮の由来と歴史を紹介

白味噌のお雑煮

お雑煮の名前の由来は、様々な種類の具材を混ぜて煮て作ることから。

煮雑ぜ(にまぜ)という言葉が転じて雑煮になったと言われています。

お雑煮の歴史は古く平安時代から始まった

お雑煮はいつから日本で食べられているのでしょうか?

歴史は意外に古く、なんと平安時代にはお雑煮があったというから驚きです!

当時の人々にとって、お雑煮の主役であるお餅は「ハレの日(おめでたい日)」に食べる特別なもの。

神様のお供え物としてお餅は使われていていたんですね。

お餅や野菜などの具材を、新年最初に川や井戸から汲んできた若水(わかみず)と、新年最初に起こした火で調理したものをお正月に食べたのがお雑煮の始まりなんだとか。

その後、室町時代になると武士や貴族など身分の高い人々の間でお雑煮は定着。

お正月だけじゃなくて、お祝いや宴の場所でもお雑煮をたべるようになっていきました。

確かに、神前式の結婚式など、お祝い料理に紅白のお餅が出たりしますね^^

お餅が「おめでたいもの」は昔から変わっていないということが分かります。

しかし、庶民の間ではお餅は高級品。

なかなか手に入らないので、最初はお雑煮にお餅の代わりに里芋を入れていたそうです。

庶民の間でもお雑煮にお餅を入れるようになったのは、もう少しあとの江戸時代に入ってからでした。

お雑煮に入っている具材にこめられた意味

お雑煮はお餅が必ず入っているものですが、お餅以外の具材に関しては地域差がありますよね。

ただ、一般的には里芋・人参・大根が入っていることが多いです。

なぜ里芋・人参・大根なのかというと、意味や願いがこめられているから。

お雑煮の具材の意味をそれぞれ紹介します◎

お餅:長生きの象徴

里芋:子孫繁栄

人参:魔よけ

大根:家庭円満

お餅はよく伸びるから・里芋は子芋をたくさんつけるから・人参は赤いから、という風にそれぞれ意味がこめられています。

他にも、紅白のかまぼこは初日の出を表すなど、縁起のいいものしか入っていないお雑煮。

まさしくお正月に食べるのにぴったりな食べ物ではないでしょうか^^

お雑煮の具材など、地域によっての違いについては詳しくはこちら

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お雑煮をお正月に食べる理由と由来まとめ

  • お雑煮をお正月に食べるのは、年神様にお供えしたお餅をお下がりとして食べて、新年の豊作を願うため
  • お雑煮は平安時代にはもう食べられていた
  • お餅は高級な食材だったので、庶民の間でお雑煮にお餅が入るようになったのは江戸時代以降。それまではお餅の代わりに里芋が入っていた
  • お雑煮の具材にはそれぞれおめでたい意味や願いがこめられている

お正月を過ごすのに欠かせないお雑煮。

昔から人々にとって縁起のいいものとして大事にされてきたことが分かりました。

お雑煮の具材は地域によって変わってきますが、具材が変わっても新年の健康や家内安全を願うのは同じですね◎

お正月にお雑煮を食べないという人も増えているようですが、せっかくの縁起物。

お正月からお雑煮を食べてパワーをもらっちゃいましょう^^

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