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ゴロゴロの具材がたっぷり入ったポトフ。
自宅にある食材とコンソメを入れて煮込むだけでできるから、忙しいけれどしっかり栄養をとりたいときにぴったりのメニューですよね。
でも、簡単に作れるはずのポトフでよくある失敗が「味付けが薄い」「なんだか物足りない」ということ。
規定量のコンソメを入れたはずなのに、コクがなくてイマイチ…。
せっかく作ったのに、家族の反応が薄いと悲しくなっちゃいますよね。
私はしょっちゅうあります。
「なんでこんなに味に深みがないんだよ！」って思ったこと、一度や二度じゃありません（笑）
そこで今回は、コクを出す隠し味や、失敗した時のリカバリー術を調べてまとめました。
これを読めば、冷蔵庫の余り野菜で作るポトフが、今日から「ごちそう」に変わります！
ポトフの味付けが物足りない・コクがない原因
コンソメを入れているのに味が決まらない最大の理由は、「食材からのうま味」が足りていないことにあります。
コンソメは和食でいう「だし」の役割。
味噌汁がだしだけでは完成しないのと同じで、ポトフもコンソメだけでは深みが出にくいのです。
私もポトフを作るときは「冷蔵庫の掃除！」と思って、中途半端に残った野菜をとりあえず放り込みますが、やっぱり野菜だけで作るとあっさりしすぎて物足りないことが多いんですよね。
特にコクがほしい時は、以下の「うま味の強い食材」を1つでも入れるのがポイントです。
- ウインナーやベーコン
- 鶏肉（骨付きならなお良し）
- 豚肉
- トマト
- きのこ類
- セロリ
時間がある時は、煮込む前に具材を軽く油で炒めてみてください。
野菜の甘みが引き出され、スープに油のコクが加わって一気にプロの味に近づきます。
ポトフの味が薄いときの対処法3つ
ここからは、実際に出来上がったポトフの味付けが薄いときの対処法を3つ紹介します！
いつものポトフに飽きたときの味変としても活用できるので、ぜひ試してみてください。
① ウインナーをカットして後入れする
手っ取り早くコクを出す方法が、うま味の強いウインナーやベーコンを入れること。
すでに火が通っていてそのまま食べられる食材だから、出来上がったポトフに後入れして軽くひと煮たちさせるだけでOKです。
すぐにポトフを食べたいときは、ウインナーを半分にカットするのがおすすめ！
断面からうま味がスープに流れ出るので煮込まなくても全体の味が整います。
② 塩で味を引き締める
「何か足りない」と感じる時、実は足りないのはコクではなく「塩分」かもしれません。
ほんの少し塩を加えるだけで、ぼやけていた野菜の輪郭がハッキリして、美味しく感じられるようになります。
③ 味噌・バターを少しだけ溶かす
これも裏ワザですが、隠し味に「味噌」を小さじ1ほど入れると、コンソメとの相乗効果で驚くほどコクが出ます。
洋風に仕上げたいなら、仕上げにバターをひとかけ落とすのもおすすめです。
まずは「塩」を一振りしてみてください。
意外とコク不足ではなく、ただの塩分不足で味がぼやけているだけってことも多いんです。
ワンランク上のコクを出す隠し味
「いつも同じ味で飽きてしまう」「もっと深みがほしい」という時に試してほしい、隠し味リストです。
- 醤油（一垂らし）： 香ばしさが加わり、日本人の口に合う味になります。
- 粉チーズ： スープに溶け込むと、まろやかなコクと塩気が加わります。
- ローリエ（月桂樹の葉）： 煮込む時に入れるだけで、雑味が消えて香りが上品になります。
- ケチャップ（少々）： トマトの酸味とうま味が、コンソメの物足りなさを補ってくれます。
どれも家にあるものばかりですが、どれか1つを隠し味として入れるだけで、いつものポトフが格上げされますよ。
もし失敗してしまったら？救済リメイク案
「煮込みすぎてドロドロになった」「塩辛くなりすぎた」
そんな時も諦めないでください！
- 野菜がドロドロになったら： 思い切ってミキサーにかけ、牛乳を足して「ポタージュ」にリメイク。
- 塩辛くなりすぎたら： じゃがいもを足して煮込むか、トマト缶や牛乳を足して味のバランスを調整しましょう。
- スープが水っぽいなら： 蓋を開けて少し煮詰めるか、水溶き片栗粉でほんの少しとろみをつけると味が絡みやすくなります。
失敗は新しい料理の始まり！
ドロドロになったポトフをポタージュにしたら、むしろ家族に大好評だったなんてこともよくあります。
最後まで飽きない！人気の味変アイデア
たくさん作って2日目も楽しみたい時のための、人気の味変バリエーションです。
- カレー粉： 食欲をそそるスパイシーなスープカレー風に
- ミルク・豆乳： 半分くらい食べてから足すと、濃厚なクリーム煮風に変身します
- 粒マスタード： お皿に盛った後に添えると、酸味と刺激が良いアクセントに
- ポン酢： 意外かもしれませんが、和風のさっぱりした味わいで飽きずに食べられます
ポトフは2日目が一番美味しいと言われますが、味変を取り入れることで、まるで別の料理のように最後まで新鮮に楽しめます。
ポトフの物足りなさはうま味で解決！
ポトフの味が薄いと感じる時は、焦ってコンソメを足す前に、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 原因は食材からの「うま味」不足。肉類やきのこ類を意識して入れる。
- 出来上がり後なら、ウインナーのカット入れや味噌・バターでコクを足す。
- 味がぼやける時は、少量の塩で引き締める。
ちょっとしたコツを知っているだけで、冷蔵庫の残り野菜で作ったポトフが「ごちそう」に変わりますよ。
ぜひ今日から試してみてくださいね！
