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料理をしているとき、ちゃんと計量スプーンを使えばいいのについつい目分量で調味料を入れてしまう。
味見してみるとなんだかしょっぱい…。
醤油を入れすぎたなんてこと、よくやってしまいます。
分かってはいるんですが、調味料、特に醤油のような味の濃いものはきちんと計量しないとだめですね^^;
そんな風に料理に醤油を入れすぎたとき、つい水を足したくなりますが実はこれはNG!
しょっぱくなってしまった料理に水を足しても味は元には戻らないんです。
今回は、料理に醤油を入れすぎたとき水を足してもダメな理由、醤油を入れすぎたときの対処法についてまとめました。
醤油を入れすぎても水を足したらダメ?
料理に醤油を入れすぎたとき、真っ先に水を足したくなるかもしれません。
水を入れたら薄まりそうだから何とかなる気がしますよね。
確かに水を足せば醤油のしょっぱさを軽減することはできます。
しかし、同時に料理の味や香りも薄くなっておいしくなくなってしまうんです。
醤油を入れすぎてしょっぱくなる
↓
水を足すとしょっぱさは軽減されるが、同時に味や香りも薄くなってしまう
↓
味を戻そうと調味料を足す
↓
料理の味がなかなかきまらない
水っぽくなった料理を直そうとまた調味料を足す⇒またしょっぱくなる、という風に悪循環に陥ってしまうことも…。
特に調味料を全て入れ終わったあと、つまり料理がほぼ完成した状態で水を足すのは一番よくありません。
料理というのはそれぞれの調味料の味のバランスが考えられています。
水を入れるということはそのバランスを崩してしまうこと。
しょっぱさは無くすことはできても、料理がおいしく仕上がることはないでしょう。
以上のことから、醤油を入れすぎたとき水を足してはいけないということが分かったと思います。
次の項目では、醤油を入れすぎたときの対処法を詳しく紹介していきます。
しょっぱくなった料理も、対処することで味を元に戻すことはできます◎
醤油を入れすぎたときの対処法
醤油を入れすぎたときの対処法は4つ。
- 具材を足す
- だし汁を足す
- 酒を足す
- ごま油を足す
具材を足す(煮物・炒め物におすすめ)
煮物や炒め物をしていて醤油を入れすぎたときは具材を足しましょう。
そのとき作っていた料理に使った具材で構わないのですが、味付けする具材を増やすことでしょっぱさを軽減させることができます。
水分が多少出ても気にならない煮物であれば、しらたきや豆腐といった水分量の多い具材を使うのもいいですね。
最後に鍋のフタをせずに煮込めば、煮物の汁がやたら多いなんてことも防ぐことができますよ。
だし汁を足す(汁物におすすめ)
汁物に醤油を入れすぎたときは、水じゃなくてだし汁を足してください。
ただ単に水を足すだけだけではなく、だしのうま味も加えることで味のバランスが崩れるのを防ぎます。
かつおだしや昆布だしといった和風のだしだけじゃなく、コンソメや鶏がらスープの素でも同じことができます。
洋風料理や中華料理に醤油を入れすぎたときにも試してみてください。
酒を足す(煮物におすすめ)
だし汁じゃ水分量が多くなってしまう煮物には、酒を足して醤油のしょっぱさを軽減させます。
酒に含まれるコクとうま味が料理全体の味をまろやかに整えてくれます。
料理酒じゃなくて清酒を使う場合は、一度煮たててアルコールをとばすのを忘れないようにしましょう。
ごま油を足す(炒め物・煮物におすすめ)
炒め物に醤油を入れすぎてしまったときにおすすめなのが、ごま油を入れること。
火を止めてから全体にごま油をまわしかけてください。
ごま油で醤油の塩味をコーティングするので、味がまろやかになるんです。
入れすぎると油っぽくなってしまうので、小さじ1杯ほどを目安に味をみてくださいね。
炒め物にごま油が合うのはもちろんですが、意外にも煮物にもごま油のコクはよく合うんです^^
醤油を入れすぎたときの対処法まとめ
- 醤油を入れすぎたとき、水を足してしまうと味のバランスが崩れてしまう
- 醤油を入れすぎてしょっぱくなってしまった料理には、汁ものにはだし汁、煮物には酒を足すといい
- 具材が余っていれば、具材を足すことでしょっぱさを軽減することができる
醤油を入れすぎたとき、つい水を足して味を薄めてしまいたくなりますが、水を入れるのはNG!
料理の味のバランスが崩れてしまい、味を整えるためにまた調味料を足すという悪循環に陥ってしまいます。
具材が余っていれば具材を足すことで簡単にしょっぱさを軽減できるので、試してみてくださいね。