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小麦粉を使ってかんたんに作れるサクホロ食感のスノーボールクッキー♪ 真っ白でまんまるな見た目が可愛くて、プレゼントにもぴったりなお菓子ですよね。
でも、きちんと丸めて焼いたはずなのに、オーブンを開けたら平らになっていた…スノーボールっていうより、ただの丸いクッキーになってしまった><
そんな経験はありませんか?
私も、せっかく一生懸命丸めた生地が、焼いているうちにどんどん溶けるように潰れていくのを見て、残念な気持ちになったことが何度かあります。
スノーボールクッキーが丸くならずに広がってしまう場合、特に多い原因はバターの温度が高すぎる(溶けすぎ)ことか、予熱不足です。
逆に表面がひび割れる場合は、生地の乾燥や丸め方に原因があります。
それぞれの失敗パターンごとに対策を解説します。
スノーボールが失敗する原因診断

スノーボールクッキーの失敗には、いくつかのパターンがあります。
あなたの失敗がどのタイプか、まずは診断してみましょう。
焼くとドロっと広がる・ぺちゃんこになる
完璧な球体に成形してオーブンに入れたのに、いざ焼き上がると横に広がってUFOみたいに平べったくなってしまう。
この潰れは、生地の温度や材料のバランスが大きく関係しています。
主な原因は以下の4つです。
- オーブンの予熱が十分にできていない
- 材料のバター(油分)が柔らかくなりすぎている
- 粉と油分のバランス(配合)が正しくない
- 生地をこねすぎて手の熱が影響している
予熱が不十分だと、オーブン内の温度がゆっくり上がっていく間に、中のバターだけが先に溶け出してしまい、生地が固まる前に横へ広がってしまうのです。
特にバターたっぷりのレシピは、高温で一気に表面を焼き固めるのがポイントになります。
室温が高い日ほど影響が出やすいので、キッチンの温度が高いときは特に注意です(参考:Southern Living)。
また、バターを室温に戻しすぎて、指がスッと入るどころかマヨネーズのようにドロドロの状態で混ぜ始めていませんか?
手作りの際に生地を手のひらでずっと転がしていると、体温でバターがどんどん溶け出していきます。
バターが溶けた状態で焼くと、焼成中に生地を支える力が弱くなるんです。
配合の面では、粉が少なすぎたり油分が多すぎたりしても広がりやすくなるので、計量はなるべく正確にすると安心です。
表面がバキバキに割れる・ひび割れる
丸い形はキープできたけど、表面が亀の甲羅みたいにバキバキに割れてしまった…という失敗もよくあります。
これは主に生地の乾燥が原因です。
- 丸めた後、天板に並べたまま長時間放置して表面が乾いた
- 丸める時に力を入れすぎて、表面に細かいヒビが入った
- 粉が多すぎて生地がボソボソしている
丸めた生地は、空気に触れるとすぐに表面が乾燥します。
乾燥した表面は、焼くときに内部が膨張すると耐えきれずにパックリ割れてしまうんですね。
丸めたらすぐに焼くか、ラップをかけて乾燥を防ぐことが大切です。
また、ギュッギュッと力を入れて丸めると、生地の表面に小さなヒビが入ります。
これが焼くときに大きく開いて割れる原因になります。
生地がボロボロでまとまらない

そもそも生地がまとまらず、丸める段階で崩れてしまう場合は、油分不足が考えられます。
バターの量が少なかったり、粉を入れすぎたりすると、パサパサしてまとまりません。
生地をまとめる時に、ボロボロするからといって何度も何度もこねていませんか?
生地をこねすぎると、手の熱がどんどん伝わって油分が溶け出すだけでなく、小麦粉の中のグルテンが必要以上に形成されてしまいます。
グルテンが強く出すぎると、今度は焼いている時に生地が不自然に膨らんだり、逆にダレたりして、綺麗な球体にはなりません。
さっくりと、かつ素早くまとめるのが、スノーボールクッキーを美しく仕上げるための基本です。
次回は成功するために!まん丸スノーボールを作るコツ

原因がわかったところで、次はどうすれば丸く焼けるのかという具体的な対策を確認していきましょう。
室温が高い夏場や、手の温度が高い方でも、このポイントを抑えればおいしいまんまるスノーボールが作れます!
バターは室温で柔らかく(溶かしバターはNG)
バターの状態が、スノーボールの成功を左右します。
バターは常温に戻して指で押すと少し凹む程度の柔らかさが理想です。
溶かしバターや、マヨネーズのようにドロドロに溶けた状態は絶対にNG。
目安として「柔らかいけど形は保っている」くらいを意識すると失敗が減ります(参考:Serious Eats)。
冬場は室温に戻すのに時間がかかりますが、電子レンジで加熱するときは5秒ずつ様子を見ながら。
溶けすぎたら冷蔵庫で冷やし直してから使いましょう。
粉糖を使い、計量を正確に
使うお砂糖の種類も、クッキーの広がりに大きく影響します。
スノーボールクッキーのレシピの多くは粉糖(シュガーパウダー)を指定していますが、これを普通の上白糖やグラニュー糖で代用すると、粒子の大きさが違うため、焼いている時に生地が広がりやすくなるのです。
粉糖には、生地をキュッと引き締めて形を保つ効果があります。
家にあるお砂糖でいいやというちょっとした代用が、実は潰れてしまう原因になっているかもしれません。
丸めた後に冷蔵庫で30分冷やす
これが、私が一番おすすめしたい対策です!
成形した後の生地は、手の熱でバターがかなり緩んだ状態。
そのまま焼くと、予熱したオーブンでも潰れてしまうことがあります。
そこで、天板に並べた状態で、天板ごと冷蔵庫に入れて30分ほど冷やし固めてください。
バターが冷え固まることで、オーブンに入れてもしばらく形を保てます。
急いでいる時は、冷凍庫で10分〜15分冷やすだけでも効果抜群です。
このひと手間を加えるだけで、焼き上がりが平らなクッキーから立体的なスノーボールになります。
オーブンは高めに予熱する
オーブンの扉を開けると、庫内の温度は一気に下がってしまいます。
例えば170度で焼きたい場合は、予熱を180度〜190度に設定しておき、生地を入れてから170度に戻して焼くのがコツです(機種によって差があるので、様子を見ながら調整してください)。
高温の状態から焼き始めることで、生地の中のバターが溶け出す前に、外側の小麦粉のタンパク質が固まり始め、ドーム状の形をキープしてくれます。
最初の一撃で形を決めるイメージを持つと、潰れるのを防ぎやすくなりますよ。
手のひらではなく指先で手早く丸める
手のひらは体温が高いため、生地を転がし続けるとすぐにバターが溶けてベタついてきます。
できるだけ体温を伝えないように、指先を使って数回でクルクルっと丸めるのが理想です。
もし手が温まりやすい自覚があるなら、丸める前に冷たい水で手を冷やしたり、保冷剤を握って手を冷やしてから作業するのも一つの手です。(作る時期によっては冷たくてしんどいですが…)
生地を常にひんやりした状態に保つことが、丸さを保つ秘訣になります。
焼き上がり後は完全に冷めるまで触らない

焼き上がった直後のスノーボールクッキーは、とても柔らかく、構造が不安定です。
丸く焼けたかな?と熱いうちに指で触ったり、網に移そうとしたりすると、その瞬間に形が崩れたり、表面が凹んだりしてしまいます。
天板の上で、手で触っても熱くないと感じるまで放置し、生地がしっかり固まるのを待ってから粉糖をまぶしましょう。
せっかくきれいに焼けた形を崩さないためにも、最後の待ちの時間は大切にしたいですね。
失敗したスノーボールのリメイク方法

どうしても失敗してしまった場合でも、捨てる必要はありません。
おいしくリメイクする方法を紹介します。
砕いてチョコで固めるクランチチョコ
平べったくなってしまったスノーボールは、ビニール袋に入れて麺棒で砕き、溶かしたチョコレートと混ぜて固めればクランチチョコになります。
サクサクした食感が楽しめて、見た目も可愛いです。
そのまま食べるより「お菓子感」が増すので、失敗作っていう空気が消えます。
バレンタインやホワイトデーのプレゼントにも使えますよ。
クリームチーズと混ぜてチーズケーキの土台に
砕いたスノーボールをクリームチーズと混ぜて、レアチーズケーキやベイクドチーズケーキの土台(ボトム)にするのもおすすめです。バターの香りがチーズケーキとよく合います。
粉糖のやさしい甘さもあるので、ビスケットで作るボトムよりコクが出やすいのが嬉しいところ。
失敗作が別のお菓子に変身するので、無駄になりません。
スノーボールが丸くならない原因と対策まとめ
- 広がる原因はバターの温度が高すぎることと予熱不足
- 割れる原因は生地の乾燥と丸める時の力加減
- 丸めた後に冷蔵庫で30分冷やすのが最も効果的
- 粉糖を使い計量を正確にすることが大切
- 手のひらではなく指先で手早く丸める
- 焼き上がり後は完全に冷めるまで触らない
まずは「予熱しっかり+成形後に冷やす」の2つだけでも、仕上がりがかなり変わります◎
それでも広がるときは、バターの柔らかさ(溶けすぎてないか)を見直すのが近道。
スノーボールの生地は温度にデリケートですが、ポイントさえ掴めばちゃんと可愛く丸く焼けるので大丈夫です^^

