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小麦粉を使ってかんたんに作れるサクホロ食感のスノーボールクッキー♪ 真っ白でまんまるな見た目が可愛くて、プレゼントにもぴったりなお菓子ですよね。
でも、「きちんと丸めて焼いたはずなのに、オーブンを開けたら平らになっていた」 「スノーボールっていうより、ただの丸いクッキーになってしまった><」
そんな経験はありませんか?
私も、せっかく一生懸命丸めた生地が、焼いているうちにどんどん溶けるように潰れていくのを見て、残念な気持ちになったことが何度かあります。
スノーボールクッキーが丸く仕上がらないのには、実ははっきりとした「理由」があるんです。
今回は、スノーボールクッキーが丸くならない・潰れる原因を深掘りし、次こそは絶対に「まんまる」に焼き上げるための対策を詳しくご紹介します。
スノーボールクッキーを焼くとつぶれて丸くならない理由

スノーボールクッキーを完璧な球体に成形してオーブンに入れたのに、いざ焼き上がると横に広がってしまっている。
この「潰れ」には、生地の温度や材料のバランスが大きく関係しています。
結論から言うと、主な理由は以下の4つに集約されます。
- オーブン(トースター)の予熱が十分にできていない
- 材料のバター(油分)が柔らかくなりすぎている
- 粉と油分のバランス(配合)が正しくない
- 生地をこねすぎて「グルテン」や「手の熱」が影響している
これらの要因が一つでも当てはまると、焼いている途中に生地の構造が保てなくなり、重力に負けて広がってしまうのです。
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
原因①:オーブンの予熱ができていない

スノーボールクッキー作りにおいて、最も多い失敗の一つが「予熱不足」です。
お菓子作りでは「予熱完了」の合図があってから生地を入れるのが鉄則ですが、「少し温まったから大丈夫かな?」と早めに入れてしまうと、丸い形をキープできません。
予熱が不十分だと、オーブン内の温度がゆっくり上がっていく間に、中のバターだけが先に溶け出してしまい、生地が固まる前に横へ広がってしまうのです。
特にバターたっぷりのレシピは、高温で一気に表面を焼き固めることが「まる」を保つ秘訣になります。
原因②:バターやオイル(油分)が柔らかすぎる
スノーボールクッキーの最大の特徴である「サクホロ」を作るのはバターなどの油分ですが、これが「柔らかすぎ」てもいけません。
バターを室温に戻しすぎて、指がスッと入るどころかマヨネーズのようにドロドロの状態で混ぜ始めていませんか?
また、手作りの際に生地を手のひらでずっと転がしていると、体温でバターがどんどん溶け出していきます。
- バターが溶けた状態で焼くと、焼成中に生地を支える力が弱くなる
- サラダ油やオリーブオイルを使うレシピでも、分量が少し多いだけで広がりやすくなる
「油分の扱い」は、スノーボールクッキーの造形を左右する非常にデリケートなポイントです。
原因③:材料の配合ミス(粉糖ではなく上白糖を使っているなど)
実は、使う「お砂糖の種類」も、クッキーの広がりに大きく影響します。
スノーボールクッキーのレシピの多くは「粉糖(シュガーパウダー)」を指定していますが、これを普通の上白糖やグラニュー糖で代用すると、粒子の大きさが違うため、焼いている時に生地が広がりやすくなるのです。
粉糖には、生地をキュッと引き締めて形を保つ効果があります。
「家にあるお砂糖でいいや」というちょっとした代用が、実は潰れてしまう原因になっているかもしれません。
お菓子作りにおいて、材料の性質を知ることは、おいしい仕上がりへの近道ですね。
原因④:生地のこねすぎによる温度上昇

生地をまとめる時に、ボロボロするからといって何度も何度もこねていませんか?
生地をこねすぎると、手の熱がどんどん伝わって油分が溶け出すだけでなく、小麦粉の中の「グルテン」が必要以上に形成されてしまいます。
グルテンが強く出すぎると、今度は焼いている時に生地が不自然に膨らんだり、逆にダレたりして、綺麗な球体にはなりません。
「さっくりと、かつ素早く」まとめるのが、スノーボールクッキーを美しく仕上げるための基本です。
スノーボールクッキーを丸くきれいに焼くための5つの対策

原因がわかったところで、次は「どうすれば丸く焼けるのか」という具体的な対策を確認していきましょう。
室温が高い夏場や、手の温度が高い方でも、このポイントを抑えればおいしい「まんまるスノーボール」が作れます!
対策として有効なのは、次の5つのポイントです。
- オーブンをしっかり(高めに)予熱しておく
- 生地を成形したら一度「冷蔵庫」で冷やす
- 手のひらで転がしすぎない(手早く丸める)
- 粉糖を正しく使い、計量を1g単位で正確に行う
- 天板に並べた後、すぐにオーブンへ入れる
少しの工夫で、焼き上がりのシルエットが劇的に変わりますよ。
それぞれの対策を、実践的なコツと合わせて詳しくお伝えします。
対策①:オーブンは「10度〜20度高め」に予熱する
オーブンの扉を開けると、庫内の温度は一気に20度ほど下がってしまいます。
170度で焼きたい場合は、予熱を180度〜190度に設定しておき、生地を入れてから170度に戻して焼くのが上級者のテクニックです。
高温の状態から焼き始めることで、生地の中のバターが溶け出す前に、外側の小麦粉のタンパク質が固まり始め、ドーム状の形をキープしてくれます。
「最初の一撃」で形を決めるイメージを持つと、潰れるのを防ぎやすくなりますよ。
対策②:丸めた後に「冷蔵庫(冷凍庫)で30分」冷やす
これが、私が一番おすすめしたい対策です!
成形した後の生地は、手の熱でバターがかなり緩んだ状態・
そのまま焼くと、予熱したオーブンでも潰れてしまうことがあります。
そこで、天板に並べた状態で、天板ごと冷蔵庫に入れて30分ほど冷やし固めてください。
- バターが冷え固まることで、オーブンに入れてもしばらく形を保てる
- 急いでいる時は、冷凍庫で10分〜15分冷やすだけでも効果抜群
このひと手間を加えるだけで、焼き上がりが「平らなクッキー」から「立体的なスノーボール」になります。
対策③:生地は「手のひら」ではなく「指先」で丸める
手のひらは体温が高いため、生地を転がし続けるとすぐにバターが溶けてベタついてきます。
できるだけ体温を伝えないように、指先を使って数回でクルクルっと丸めるのが理想です。
もし手が温まりやすい自覚があるなら、丸める前に冷たい水で手を冷やしたり、保冷剤を握って手を冷やしてから作業するのも一つの手。(作る時期によっては冷たくてしんどいですが…)
生地を常に「ひんやり」した状態に保つことが、まるさを保つ秘訣になります。
対策④:焼き上がり後「完全に冷めるまで」絶対に触らない!

これは「焼いている最中」の話ではありませんが、形を保つためにとても重要な工程です。
焼き上がった直後のスノーボールクッキーは、とても柔らかく、構造が不安定です。
「丸く焼けたかな?」と熱いうちに指で触ったり、網に移そうとしたりすると、その瞬間に形が崩れたり、表面が凹んだりしてしまいます。
天板の上で、手で触っても熱くないと感じるまで放置し、生地がしっかり固まるのを待ってから粉糖をまぶしましょう。
せっかくきれいに焼けた形を崩さないためにも、最後の待ちの時間は大切にしたいですね。
スノーボールクッキーが丸くならない理由とポイントまとめ
スノーボールクッキーが丸くならない理由を紹介しました。
- 潰れる最大の原因は「生地の温度管理」と「予熱不足」
- 焼く前に冷蔵庫で生地を冷やし固めるのが、最も効果的な対策!
- 手の熱を伝えないよう、手早く指先で丸めるのがコツ
- 焼き上がりは非常に崩れやすいため、冷めるまで触らずに待つ
スノーボールクッキーの生地は、とても温度にデリケート。
でも、その繊細さを理解して丁寧に扱ってあげれば、誰でもまるくて可愛い、サクホロ食感のおいしいクッキーを作ることができます。
見た目の可愛さが命のお菓子だからこそ、これらのコツをしっかり抑えて、次回のチャレンジを成功させてくださいね◎

