甜麺醤とコチュジャンの違いは?原材料や使い分けを紹介

コチュジャンと甜麺醤の違いは?使い分けについても

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甜麺醤(テンメンジャン)とコチュジャン。

似たような響きの名前だからどっちも同じような調味料なんじゃない?なんて思うかもしれません。

確かにどちらも発酵調味料という意味では同じですが、甜麺醤とコチュジャンは使い分けることで料理のバリエーションが広がるんです。

そのためには、甜麺醤とコチュジャンの違いを知っておくことが大事!

今回は、甜麵醬とコチュジャンの違いを原材料や味で比較してみました。

甜麵醬とコチュジャンの使い分けやおすすめレシピも合わせて紹介しています。

甜麺醤とコチュジャンの違い:原材料

コチュジャン
甜麺醤小麦粉・塩・麹
コチュジャン米・もち米・唐辛子・塩

甜麺醤は小麦粉と塩に麹を加えて発酵させて作られています。

コチュジャンは、米・もち米に唐辛子や塩で味付けをしたものを発酵させて作られているものです。

そう、甜麺醤とコチュジャンはどちらも発酵食品。

日本で言う味噌のような存在なんです。



ただ、日本の味噌も大豆だけじゃなく、大豆に米麹を合わせた米味噌・大豆に麦麹を合わせた麦味噌と種類がありますよね。

地域ごとに赤味噌や白味噌もあって。

コチュジャンも地域によっては大豆や麦、小麦粉をベースに作られたりと原材料がさまざま。

ご当地の味があるというのも日本の味噌とよく似ています^^

ちなみに、日本の味噌の中では八丁味噌が色合いも味も甜麺醤によく似ていると言われているんですよ◎

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甜麺醤とコチュジャンの違い:辛味

甜麺醤
甜麺醤甘みが強く辛味はほとんどない
コチュジャンすっきりとした辛味

甜麺醤は深い茶色の見た目からなんだか辛そうなイメージがありますが、辛味成分は入っていないので辛くありません。

甘みが強く深いコクと香りが特徴で、加熱することでいっそう香りがひき立ちます。

そのまま食べることもでき、北京ダックを食べるときに甜麺醤を初めて食べたという人も多いのではないでしょうか?

コチュジャンは唐辛子で調味してあるので、辛味が感じられます。

唐辛子のすっきりとした辛さは韓国料理には欠かせません。

発酵によって唐辛子の辛味は多少やわらぎますが、それでも元々唐辛子の量が多いので、入れすぎると料理が辛くなるので注意が必要です。

甜麺醤とコチュジャンの違い:使い分けやレシピ

コチュジャンと甜麺醤

甜麺醤は料理にコク深い甘みが欲しいとき、風味豊かな香りをつけたいときに使うのがおすすめ。

対してコチュジャンは、すっきりとした辛味を生かして料理に辛さを足したいときに使いましょう。

個々によって辛さを変えたいときにも、加熱しないで食べることができるコチュジャンは便利です。

甜麺醤は中国で、コチュジャンは韓国でもポピュラーな調味料。

日本ではあまり使うことがないかもしれませんが、いろんな料理に使うことができるんですよ^^

それぞれの調味料を使ったおすすめレシピを紹介します。

甜麺醤を使ったおすすめレシピ①回鍋肉

Cpicon 簡単♪おうちでお店みたいな☆回鍋肉 by wakwaksan

甜麺醤のしっかりした甘みとコクでご飯がいくらでも食べられる危険なおかずです。

レシピでは豆板醤を入れて辛味を足していますが、私は入れないほうが好きです^^

甜麺醤を使ったおすすめレシピ②中華肉味噌

Cpicon 万能!!中華肉味噌 by やじとら

にんにくや生姜といった香辛料と甜麺醤で中華風に仕上げた肉味噌です。

しっかり味なので、ご飯にかけても茹でた中華麺にかけてジャージャー麺にしてもおいしい^^

作り置きできるので、忙しいときのご飯作りに大助かりですね。

コチュジャンを使ったおすすめレシピ①キムチ鍋

Cpicon コチュジャンで作る本場キムチ鍋 by 大象

わざわざキムチ鍋の素を買わなくてもコチュジャンと味噌と鶏ガラスープの素があれば簡単にキムチ鍋ができちゃいます。

自分で好みの辛さに調整しやすいのも嬉しいポイント。

味噌は甜麺醤に置き換えてもおいしく作れますよ!

コチュジャンを使ったおすすめレシピ②スルメのコチュジャン和え

Cpicon 超簡単!甘辛スルメ(コチュジャン和え) by ちえちょんぴ

さきイカ(スルメ)を調味料で和えるだけの簡単レシピ。

水あめとみりんのおかげで甘辛になったスルメは、お酒のおつまみだけじゃなくご飯のお供としてもおすすめ。

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甜麺醤とコチュジャンの違いまとめ

  • 甜麺醤は小麦粉を麹で発酵させた中国の調味料。コチュジャンは米やもち米に唐辛子を混ぜて発酵させた韓国の調味料
  • 甜麺醤は辛味がなく、コク深い香りと甘みがある。コチュジャンは唐辛子のすっきりとした辛味がある

甜麺醤もコチュジャンもどちらも発酵調味料。

原材料が小麦粉か米か、辛味があるかどうかが甜麺醤とコチュジャンの大きな違いです。

日本の味噌と同じように、それぞれ中国と韓国ではポピュラーで家庭料理に欠かせない調味料なんですね。

料理に甘みが欲しいときは甜麺醤を、辛味を足したいときはコチュジャンを使うようにすれば間違いはありません。

普段の料理に甜麺醤とコチュジャンを使ってみてくださいね!

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