0キロカロリーゼリーはなぜ甘いの?食べても太らないのか調査

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健康や美容のために体重が気になるけど、甘いものも食べたい…。

誰もが一度は思ったことがあるこのジレンマを解決すべき食べ物が、0キロカロリーゼリーです。

カロリーゼロなのにちゃんと甘いから「甘いもの食べたい欲」がきちんと満たされるんですよね。

ただ、ふと気になるのは0キロカロリーゼリーはなぜ甘いのかということ。

砂糖は入っていないはずなのに、なぜ甘みを感じるのでしょうか?


そこで今回は、0キロカロリーゼリーの疑問について調査!

0キロカロリーゼリーはなぜ甘いのか、食べても太らないのか気になる疑問をまとめました。

0キロカロリーゼリーはなぜ甘い?

0キロカロリーゼリーはなぜ甘いのか、その答えは人工甘味料が入っているからです。

0キロカロリーゼリーはカロリーを抑えるために砂糖が入っていないことがほとんど。

ただ、甘みのもとである砂糖が入っていないということは、当然ですが甘みを感じることはできません。

そこで、砂糖の代わりに甘みとして0キロカロリーゼリーに入っているのが人工甘味料です。


人工甘味料とは、その名の通り人工的に甘みをつけた調味料のこと。

市販されている0キロカロリーゼリーには、ほぼ人工甘味料が使われていると思ってもいいでしょう。

0キロカロリーゼリーに入っている「エリスリトール」とは?

ここで、オリヒロが販売している「ぷるんと蒟蒻ゼリーカロリーゼロ」の原材料をチェックしてみます。

エリスリトール、巨峰果汁、蒟蒻粉/酸味料、ゲル化剤(増粘多糖類)、香料、塩化カリウム、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、クチナシ色素

オリヒロ

添加物として人工甘味料(アセスルファムK・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物・スクラロース)が入っていることが分かりますね。

ちなみに、原材料の一番前にきている「エリスリトール」ですが、こちらは天然の甘味成分の一種であり人工甘味料ではありません。

エリスリトールには、体に取り込んでも消化・代謝されることなく、90%以上がそのまま体外に排出される」という特徴を持っています。

そのため、カロリーはゼロ。

「甘いものを食べたいけど体重が気になる…」なんて人にはまさに救世主のような存在なんです。


ただ、そこで気になるのは「天然の甘味成分でカロリーゼロのエリスリトールがあるなら、人工甘味料は必要ないんじゃ?」ということ。

わざわざ人工物を使う意味はないような気もしますよね。


なぜエリスリトールにプラスして人工甘味料を使っているかというと、エリスリトールには「甘味が砂糖の約75%程度」という難点があるからなんです。

エリスリトールで砂糖と同じくらいの甘さを付けようと思ったら、大量に使用しないといけません。

さらに、エリスリトールにはスーッとした清涼感があるため食べたときに違和感を感じる人もいます。

エリスリトールだけではどうしてもクセのある仕上がりになってしまうために、複数の人工甘味料をプラスして違和感をカバーする必要があるというわけです。

人工甘味料は少量で満足できる甘さを持っている

甘さが砂糖に比べて控えめだけど、クセがあるから大量に使用すると味に違和感が出るエリスリトール。

そんなエリスリトールをカバーするために使われている人工甘味料の最大の特徴は、「少量で十満足できる甘さを持っている」ということ。

代表的な人工甘味料の甘さを砂糖と比較し、表にまとめました。

アセスルファムK砂糖の200倍の甘さ
口に入れてすぐに甘みがくる
アスパルテーム砂糖の200倍の甘さ
口に入れて中盤に甘みがくる
スクラロース砂糖の600倍の甘さ
口に入れて最後の方に甘みがくる
参考:株式会社ZEN WORKS

どの人工甘味料も、ほんの少しの量でしっかり甘さを感じることができます。

複数の人工甘味料を組み合わせることが多いのは、それぞれ甘さの立ち方が違うため。

口に入れたときすぐに甘くなるもの、時間をおいて甘さを感じるものと、立ち方が違うものを組み合わせることで、一定時間甘さを感じられるように調整しているんです。


人工甘味料自体にもカロリーはあります。

しかし、ほんの少しで甘さを感じられるため実際に0キロカロリーゼリーに使用している量はごくわずか。

そのため、カロリーを抑えることができているというわけです。

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0キロカロリーゼリーをたくさん食べても太らない?

「0キロカロリーだからいくら食べても太らないよね!」

きっと誰もが一度はそう思ったことがあるかと思います。

0キロカロリーということは食べてもカロリーを摂取しないということですから、本当に0キロカロリーであればたくさん食べても太りません。

しかしながら、0キロカロリーゼリーは必ずしも0キロカロリーとは限らないんです。

というのも、市販されている食品には基準値によって定められた栄養表示が決められているため。

食品であれば【100gあたり5kcal未満であれば0kcalと表示していい】ということになっているんです(参考:消費者庁)。

100gの0キロカロリーゼリーであれば最大5kcalのエネルギー量が含まれている可能性があるということです。


わずか5kcalではありますが、カロリーであることは間違いありません。

「0キロカロリーだから」と好きなだけ食べて入れば、もちろん太ることもあるでしょう。

「0キロカロリー」と謳ってるのに実はそうじゃないかも…なんてなんだかうまく騙されているような^^;



また、人工甘味料には定期的に摂取するとより甘いものを欲しくなる「依存性」があると言われています(参考:玉谷クリニック)。

人工甘味料が入った0キロカロリーゼリーを食べることで食欲のスイッチが入り、余計に食べ過ぎてしまう…なんてこともあるでしょう。


以上のことから、例え0キロカロリーであっても食べ過ぎて太る可能性は十分にあるので、食べ過ぎには注意しましょう。

まとめ:0キロカロリーゼリーが甘いのは人工甘味料を使用しているから

0キロカロリーゼリーはなぜ甘いのか、その理由をまとめました。

0キロカロリーゼリーには砂糖の数百倍の甘さを持っている人工甘味料が使われています。

少量で十分満足できる甘さを持っているため、カロリーを抑えつつしっかりした甘さを感じられるようになっているんですね。

ダイエット中には嬉しい0キロカロリーゼリーですが、全くの0キロカロリーではない可能性もあります。

食べ過ぎは太ることもあるので、量には気をつけてくださいね。

関連記事:セブンイレブンのゼロキロカロリーサイダーは太るの?人工甘味料の影響を調査

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