チョコバナナにサラダ油を入れるのはなぜ?固まらない原因や対処方法も

チョコバナナにサラダ油を入れる意味

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バナナにチョコレートをコーティングしたチョコバナナ。

屋台の定番メニューですが、自分で作れば買うよりもっと安く大量に作ることができます◎

「さっそく作ってみよう!」とチョコバナナのレシピを検索すると、必ずと言っていいほどサラダ油が材料に入っています。

油を入れたらくどくなりそうだしカロリーも上がるのに、チョコバナナにサラダ油を入れるのはなぜでしょうか?


そこで今回は、チョコバナナの作り方を徹底調査!

チョコバナナにサラダ油を入れるのはなぜか、また チョコバナナが固まらない原因や対処法もまとめたのでチェックしてください。

チョコバナナにサラダ油を入れるのはなぜ?

チョコバナナ

チョコバナナにサラダ油を入れるのはなぜか、その理由は2つ。

  • チョコレートをなめらかにしてバナナにつけやすくするため
  • サラダ油を入れることでチョコレートのテンパリングが不要になるため

理由①チョコレートをなめらかにしてバナナにつけやすくするため

チョコレートにサラダ油を入れる理由のひとつめは、チョコレートをバナナにつけやすくするためです。


市販の板チョコを湯煎で溶かしたことがある人は分かると思うんですが、板チョコを溶かしただけのものって結構ドロッとして重たいんですね。

粘度が高いため、きれいにバナナにチョコレートをつけるのは至難のわざです。


そこで役に立つのが油分。

油分を入れることでチョコレート全体が伸びてなめらかになります。

サラダ油の油分でチョコレートが伸ばされるからですね。

カカオバターを加えることもありますが、値段もお高めで何よりなかなか市販のスーパーには売っていません。

そこで、どこの家庭にもあるサラダ油で代用するというわけです。

無味無臭のサラダ油はお菓子の味を邪魔しないため、お菓子作りで重宝されています◎

理由②サラダ油を入れることでチョコレートのテンパリングが不要になるため

チョコバナナにサラダ油を入れるのは、テンパリングをしないで済むという理由もあります。

通常、チョコバナナのように何かにチョコレートをコーティングさせるときは「テンパリング」という温度調整の作業が必要になります。

テンパリングをすることでチョコレートにツヤが出て、口どけも良くなるからです。


「コーティングチョコ」といったテンパリング不要のチョコレートもありますが、こちらもスーパーではなかなか手に入らないもの。

ほとんどの人はチョコバナナを作るときは、どこでも手に入る板チョコを使いますよね。

板チョコを使うならテンパリングが必要だけど正直面倒…。

そこで、サラダ油を入れることでテンパリングの代用にするというわけです。

サラダ油の油分のおかげでツヤのあるなめらかなチョコレートがすぐに用意できますよ。


もちろん、丁寧にテンパリングしたチョコレートのおいしさには敵いませんが、「誰でも簡単に満足できる仕上がりにできる」方法としてサラダ油を入れるのはおすすめの方法です!

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チョコバナナが固まらない原因

チョコバナナ

「バナナにチョコをつけたけどなかなか固まらない…」

せっかくのチョコバナナなのにいつまでもチョコが固まらないと焦りますよね。

ここからは、チョコバナナが固まらない2つの原因を詳しく見ていきましょう。

  • チョコレートを溶かすときに水が入った
  • チョコレートを溶かす温度が高すぎた

チョコレートを溶かすときに水が入った

チョコレートが固まらない原因としてまず考えられるのが、チョコレートを溶かしているときに水やお湯が入ってしまったこと。

水分が入るとチョコレートが分離してしまい、固まらなくなってしまうんです。


チョコレートを溶かすときは、湯煎なら湯煎のボウルより一回り大きいボウルを使って水分が入らないように工夫しましょう。

直接水やお湯が入るだけでなく、湯煎の湯気がのぼってきてチョコレートに入ってしまうこともあるので注意してくださいね。

チョコレートを溶かす温度が高すぎた

チョコレートを溶かす温度が高すぎるとチョコレートは分離してしまいます。

分離したチョコレートは固まりにくくなるため、湯煎の温度には気をつけないといけません。


「早く溶かしたいから」と50℃以上の温度にするのはNG。

おすすめは40℃のぬるま湯です。

40℃というと湯煎にしてはだいぶ低い温度ですが、ゆっくり溶かすことでチョコレートの油分が分離しないので冷めたときにパリッと心地よい食感になるんです。


高温だとチョコレートにざらつきが出てくるので、おいしいチョコバナナにするためにも50℃以上の高温で溶かすのはやめておきましょう。

チョコバナナが固まらない時の対処方法

チョコバナナ

チョコバナナが固まらないときは、冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

湯煎で溶かしたチョコレートは、27℃以下であれば徐々に固まり始めます。

冷蔵庫に入れて冷やすことで、ドロドロになることはまず避けられるはず!


チョコバナナのチョコがしっとりしてパリッと固まらないのは、チョコレートが湯煎によって分離してしまっているから。

こうなると、いくら冷蔵庫で冷やしてもチョコがパリッと固まることはありません。

残念ですが、温度に気をつけながら再びチョコレートを湯煎しバナナに付け直す必要があります。


40℃でじっくりチョコレートを溶かせば、チョコはパリッと固まります。

多少チョココーティングが分厚くなってしまいますが、チョコレートが余っていたら試してみてくださいね!

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チョコバナナにサラダ油を入れる理由まとめ

チョコバナナにサラダ油を入れるのはなぜか、理由をまとめました。

チョコバナナはサラダ油を入れることで、作業性がアップし、誰でも簡単に満足できる仕上がりに作れます。

コーティングチョコを使う・板チョコでもテンパリングをするならサラダ油はいりません。

しかしながら、板チョコで手軽においしいチョコバナナを作りたいなら忘れずにサラダ油を入れましょう。

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