土鍋を目止めせずにすぐ使いたい!対処法を調査

土鍋の目止めしないで使いたい!対処法はある?

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土鍋は鍋だけでなく、ご飯を炊くのにも使えて便利!

しかも普通に料理するだけよりおいしくなると聞いたら、早速使いたくなるものです。

でも、土鍋の説明書には「使う前には必ず目止めをしてください」との注意書きが…。

目止めは土鍋を使うために必須な工程で、目止めをしないで土鍋を使い始めるのは危険です。



土鍋をすぐに使いたいのに、目止めをやらなきゃいけないなんて正直面倒に感じるかもしれません。

そんな時は、目止めを兼ねて最初に土鍋でおかゆを作るのをおすすめします^^

今回は、

  • 土鍋をすぐ使うための目止めの方法は?
  • 土鍋の目止めの一般的な方法

2つについてまとめました。

土鍋をすぐ使うための目止めの方法は?

土鍋

買ってきた土鍋をすぐに使いたい!

そんなときは、土鍋でおかゆを作りましょう。

ただ目止めするだけより、おかゆを作ることも兼ねているので一石二鳥です^^

目止めの目的とは、お米や片栗粉に含まれるでんぷん質で土鍋に開いている小さな穴の隙間を埋めること。

でんぷん質というのが重要で、おかゆのもとはお米ですから、おかゆを作ればでんぷん質が流れ出て土鍋の隙間を埋められるんです。

おかゆを作りながら目止めする方法はこちら↓

  1. 土鍋はよく水洗いして、外側の水気をよく拭きとる
  2. 土鍋の8分目まで水を入れて、ご飯も加えてざっと混ぜる
  3. 弱火で10分ほど火にかける
  4. 火を止めてそのまま1時間ほど置いておく
  5. おかゆを取り出して、水洗いする
  6. しっかり乾燥させる

おかゆは土鍋の中に入れておく必要があるのですが、そのまま入れておくと結構やわらかいおかゆになるんですね。

「お米の形が残ってるぐらいのおかゆが食べたい」というときは、土鍋半分くらいおかゆを残して先に食べても◎

おかゆで目止めするときのポイントは4つ。

  • 土鍋の外側の水気はよく拭くこと
  • 生米じゃなくて炊いてあるご飯を使うこと
  • 弱火で煮たたせること
  • 水洗いした土鍋はしっかりと乾燥させること

土鍋の外側の水気はよく拭いてから火にかけよう

土鍋は最初に水洗いしてから使うと思いますが、土鍋の外側の水気はよく拭いてから火にかけるようにしてください。

土鍋は急激な温度変化に弱いです。

土鍋の外側が濡れた状態で火にかけると、ひび割れてしまうこともあるので注意してください。

洗いたてのフライパンや普通の鍋をそのまま火に直接かけて乾かす、なんて私以外誰もしてないかもしれませんが^^;、土鍋に関しては厳禁です!

おかゆは炊いたご飯から作ろう

生米からおかゆを作るレシピもありますが、目止めを兼ねておかゆを作るときは炊いたお米からが鉄則。

その理由は、生米からおかゆを作ると出来上がるまで時間がかかるからです。

でんぷん質が出てくるまで時間がかかり、目止めの効果を得るために長く火にかける必要があるんですね。

目止めで時間をかけすぎると、土鍋の水漏れやひび割れの原因になってしまいます。

弱火で煮立たせよう

おかゆを火にかけるときは、強火にしてはいけません。

土鍋は加熱されると膨張して、冷めると収縮する特性があります。

最初から一気に強火で加熱してしまうと、これもひび割れの原因になるので、おかゆは弱火で煮立たせるようにしてください。

水洗いした土鍋はしっかり乾燥させよう

土鍋を干す

水洗いした土鍋は、水気を拭いた後風通しのいい場所に置いて一晩乾燥させましょう。

粘土でできている土鍋は吸水性がとても高いです。

ぱっと見は乾いているように見えても、中は水分が残っている可能性も。

カビは内部で発生することもあるそうです。

土鍋でおいしく料理を作っても中ではカビが生えてる、なんて嫌ですよね><

カビを予防するためにも、水洗いしたあとはしっかり乾かすことが大事です!

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土鍋の目止めの一般的な方法

土鍋でお粥で目止め

土鍋の目止めとしてよく行われている方法として

  • お米のとぎ汁を使う方法
  • 片栗粉を使う方法

があります。

それぞれの目止めの方法を紹介しますね^^

お米のとぎ汁を使う方法

  1. 土鍋はよく水洗いして、外側の水気をよく拭きとる
  2. 土鍋の8分目までお米のとぎ汁を入れる
  3. 弱火で10分ほど火にかける
  4. 火を止めて、そのまま冷めるまで待つ
  5. お米のとぎ汁を捨てて、水洗いする
  6. しっかり乾燥させる

お米を毎日炊く人なら、お米のとぎ汁を用意するのも簡単♪

ただ、お米のとぎ汁だと、鍋の隙間を埋めるのに大事なでんぷん質がおかゆや片栗粉に比べて少ないです。

土鍋の種類によっては目止めとしての効果が低い場合もあるので、土鍋の説明書に指定の目止め方法が書いてあればそちらを優先してください。

片栗粉を使う方法

  1. 土鍋はよく水洗いして、外側の水気をよく拭きとる
  2. 土鍋の8分目まで水を入れて、大さじ2杯の片栗粉を加えてよく混ぜる
  3. 弱火で10分~15分ほど火にかける
  4. 火を止めて、そのまま冷めるまで待つ
  5. 片栗粉を取り出して、水洗いする
  6. しっかり乾燥させる

片栗粉はダマになりやすいので、火にかける前・火にかけている最中に何度か混ぜるようにしましょう。

土鍋をすぐ使う方法と目止めの方法まとめ

  • 土鍋を目止めせずにすぐに使いたいときは、おかゆを炊けば目止めしながらおかゆも調理できる
  • 目止めの方法は、お米のとぎ汁を使う方法・片栗粉を使う方法もある

土鍋の目止めをするときに一緒におかゆを炊いてしまえば一石二鳥です^^

土鍋の目止めの方法は他にもあるので、おかゆを食べないという人は他の方法を試してみてくださいね。

関連記事:土鍋の目止めをしないとどうなる?目止め不要の土鍋も紹介

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