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黒豆の煮物は箸休めやおつまみにぴったりです。
自分で作ると、甘さも固さも自分好みにできるのが嬉しい^^
黒豆の戻し方はレシピによって様々で、中には『黒豆は水で戻したらいけない』と書いてあるものもあります。
そんなのを見ちゃうと、「水で戻しちゃった…これって失敗?」と不安になりますよね。
でも大丈夫!
黒豆は水で戻してしまったからといって失敗ではありません◎
今回は
- 黒豆を水で戻してしまったらどうなる?
- 黒豆の戻し方
- 黒豆の戻し汁の活用方法
3つについてまとめました。
黒豆を水で戻してしまったらどうなる?
黒豆を水で戻してしまったとしても、失敗ではありません。
レシピによっては水で戻すものもあるので、安心してくださいね^^
黒豆を水で戻すと皮が破れやすくなる
では、なぜ黒豆を水で戻してはいけないと言われているのでしょうか?
理由は『黒豆は水で戻すと皮が破けやすくなるから』です。
黒豆はシワがないツヤツヤに煮るのは難しいもの。
できるだけ簡単に黒豆をきれいに煮るために、黒豆は水で戻さないほうがいいとされているんですね。
ただ、黒豆を水で戻したからと言ってきれいに黒豆が煮えないというわけではありません!
水で戻した黒豆は弱火でじっくり煮れば大丈夫
黒豆を水で戻した場合は、その後の工程で黒豆の皮がやぶれないようにすればいいんです。
黒豆が鍋の中で動いてしまうと、黒豆同士がぶつかったり鍋肌にぶつかって皮がやぶけてしまいます。
なので、黒豆を煮るときは
- 落し蓋をする
- 弱火でじっくりと煮る
上記のことに気を付ければ、黒豆の皮が破けるのを防ぐことができますよ◎
もし、多少皮が破けたとしても味は変わらずおいしいはず。
個人的にはあまり気にしなくてもいいんじゃないかなとも思います^^
黒豆の戻し方
黒豆を手早く・きれいに戻す方法として、熱い煮汁で戻す方法をおすすめします。
熱い煮汁を使うことで、水よりも早くきれいに黒豆を戻すことができるんです。
- 材料
- 黒豆:250g
砂糖:200g
水:1000ml
重曹:小さじ1/3杯 - 戻し方
- ①鍋に砂糖と水と重曹を入れて火にかけて、沸騰させる
②沸騰したら火を止めて、洗った黒豆を入れる
③蓋をしてそのまま5時間ほど置いておく
黒豆が戻ったらもう一度火にかけていきます。
そのときに、中蓋と外蓋、鍋の蓋を2重にして煮ていけば黒豆にシワができるのを防ぐことができます◎
重曹を入れる戻し方を紹介しましたが、重曹がない場合でもポイントをおさえれば大丈夫!
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
黒豆の戻し汁の活用方法
黒豆を水で戻した場合、煮豆ならそのまま戻し汁に調味料を足して煮ていきます。
しかし、黒豆を蒸す場合や煎る場合は戻し汁は使いません。
通常なら捨ててしまいそうな黒豆の戻し汁ですが、活用する方法があるんです。
黒豆にはポリフェノールの1種である『アントシアニン』が多く含まれていて、このアントシアニンは黒豆の戻し汁に溶け出しているんだそう。
なので、黒豆の戻し汁を捨てるのはアントシアニンを捨てているのと同じ。
ちょっともったいないですよね。
黒豆の戻し汁をそのまま飲む人もいるようですが、慣れていないとそのまま飲むのは正直キツイです^^;
おすすめはスープやカレーのベースに使うこと!
水で煮込む代わりに、黒豆の戻し汁を使うだけなので簡単♪
コンソメやカレールーなどで味付けするので、独特の風味も気になりませんよ。
ただ、どうしてもスープの見た目は黒っぽくなっちゃいます。
黒い見た目が気になる人は、カレーに使うとかトマト缶で煮込むとか、色を変えられる調理法のほうがいいですね◎
黒豆入りトマトスープ。 by ma:9このレシピは水を使っていますが、水の代わりに黒豆の戻し汁を使えばOK!
具材に黒豆を使うのもおすすめ^^
黒豆は意外にコンソメやトマト缶など洋風のものと相性がいいんですよね♪
黒豆を水で戻してしまったら?まとめ
- 黒豆を水で戻すレシピもあるので、黒豆を水で戻してしまったとしても失敗ではない
- 黒豆を水で戻してしまったら、黒豆の皮が破れやすくなる。調理する際には、皮が破れないように気を付ける必要がある
- 黒豆は熱い煮汁で戻すと、簡単に手早く黒豆を戻すことができるのでおすすめ
- 黒豆の戻し汁にはアントシアニンが溶け出しているので、そのまま捨てるのはもったいない
- 戻し汁は、水の代わりにスープやカレーのベースにすると使いやすい
黒豆を水で戻してしまったとしても、あとから調理の際に皮が破れないように気を付ければいいだけ◎
失敗ではないので安心してくださいね^^
黒豆の戻し汁は、スープのベースとして水の代わりに使うのが簡単で使いやすくておすすめです。
黒豆はあまり普段食べることはないかもしれませんが、大豆や他の豆類と同じようにいろんな料理に使ってみてください。
関連記事:黒豆を煮るときに重曹を入れるのはなぜ?ない場合の対処法も