アイスクリンの発祥はどこ?歴史を調査

アイスクリン発祥はどこ?歴史を調査

卵や牛乳といったシンプルな材料で作られるアイスクリン。

素朴な味わいで子どもから大人まで人気のあるアイスクリームです^^

今ではメーカーからも販売されているアイスクリンですが、発祥は神奈川県の横浜と言われています。

今回は、アイスクリンの発祥の地やアイスクリンの歴史についてまとめました。

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アイスクリンの発祥の地とお店

アイスクリン

アイスクリンの発祥の地は、神奈川県の横浜。

横浜馬車通りと言われる、外国人も多く訪れるようなハイカラな場所があったのですが、そこで町田房蔵という人物が牛乳・卵・砂糖で作った「アイスクリン」を販売しました。

これがアイスクリンの発祥の地と言われています。

町田房蔵という人物は店舗を持っていたわけではなかったのですが、このアイスクリンが評判を呼んだのでしょう。

アイスクリンが売られるようになって6年後には、東京の麹町にある『村上開新堂』というお店がアイスクリームを売り出すようになりました。

お店規模で言うと、この村上開新堂が日本で初めてアイスクリンを売り出したお店ということになりますね。

村上開新堂がアイスクリンを売り出してからしばらくして、ゴーフルで有名な『風月堂』や『函館館』というレストランでも、アイスクリームをメニューに加えるようになったのです。

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アイスクリンの歴史

アイスクリン

アイスクリン、すなわちアイスクリームを日本人が初めて食べたのは幕末と言われています。

渡米した徳川幕府の一行が、アメリカ政府出迎えのフィラデルフィア号という船で行われた船上パーティーで初めてアイスクリンを食べたんだとか。

そのときの様子を、柳川当清という人物が『柳川日記』に次のように記しています。

「珍しき物あり。

氷をいろいろに染め、ものの形を作り、是を出す。

味は至って甘く、口中に入るるに忽ち溶けて、まことに美味なり。

之をアイスクリンといふ」

あいすくりんの誕生

『口の中でたちまちに溶けて本当においしい』だなんて、アイスクリンを食べた時の感動がよく伝わりますよね^^

当時のアイスクリンは高級だった


そして、1869年に先ほどお話ししたという町田房蔵という人物が、日本で初めてアイスクリン作りました。

このときのアイスクリンの値段は金2分というもの。

この金2分というのが、当時の女子学生が工場で働いたときの1ヶ月分の給料の約半分という金額だそうですから、アイスクリンがいかに高価か分かります。

当時はあまり日本人にあいすくりんは浸透せず、外国人がよく買いにきてたんだとか。

それでも、アイスクリンの噂は徐々に広まっていき、1875年になると東京の麹町にある『村上開新堂』という洋菓子店がアイスクリンを販売するようになりました。

1888年には東京・京橋の『風月堂』が、1895年には銀座で『函館館』が、1902年には『資生堂(今の資生堂パーラー)』がアイスクリンを販売し始めます。

アイスクリンからアイスクリームへ

アイスクリーム

日本で初めてアイスクリンを作った町田房蔵という人物は、卵・牛乳・砂糖を使ってアイスクリンを作りました。

ただ、牛乳や砂糖は日本ではまだまだ高価でなかなか手に入らなかったので、牛乳の代わりに脱脂粉乳を使ってアイスクリンを作ってたんですね。

それが変わったのが戦後。

高度経済成長期にもなると、高級志向が高まり、アイスクリンにも脱脂粉乳じゃなくて牛乳や生クリームが多く使われるようになりました。

1921年に極東煉乳というメーカーが静岡県の三島でアイスクリンの工場を作ります。

三島工場で作られたアイスクリンは乳脂肪分が多く、これまでのアイスクリンとは違ってこってりした味わい。

脱脂粉乳で作られたアイスクリンに慣れていた人々には、最初こってりしすぎて受け入れられるまで時間がかかったそうです。



乳脂肪分の多いアイスクリンは、アメリカで売られているアイスクリームそのまま名前を『アイスクリーム』として売るようになりました。

これが、アイスクリンとアイスクリームの違いの始まりとも言われているんだとか。


かつては牛乳や卵に砂糖で作った冷たいお菓子をアイスクリンとして呼んでいたのに、今ではアイスクリンは代用品を使って作ったアイスのことを指すようになりました。

全国で食べられていたのに、今では日常的にアイスクリンを食べているのは高知県や沖縄県ぐらい。

次の項目では、旅行に行ったらぜひ食べたい!アイスクリンがおいしいと話題のお店を紹介したいと思います^^

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アイスクリンがおいしいと話題のお店

アイスクリンといえば高知のご当地スイーツとも言われるぐらい、高知県ではアイスクリンが日常に溶け込んでいます。

そんな高知県で「昔からよく食べてた」「いつ食べてもおいしい」と話題のアイスクリンのお店が『1×1=1アイスクリン』です。

1921年からずっと製造販売している老舗中の老舗!

定番の味である白(バナナ味)のほか、抹茶・いちご・ソーダ・チョコレート・ゆず・コーヒー・メロン・みかん・あずきなど種類も豊富です^^

通販サイトもあるので、高知県になかなか行けない…という人にもおすすめ!

1×1=1アイスクリン

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アイスクリンの発祥や歴史まとめ

アイスクリンの発祥や歴史についてまとめました。

高知県や沖縄県以外の人にとってはあまり馴染みのないかもしれないアイスクリンですが、かつては日本のアイスクリームといえばアイスクリンというくらい、全国で親しまれていたもの。

シンプルな材料で作られたさっぱりしたアイスクリンは、牛乳や生クリームが入っていないため、暑い夏でもさっぱりと食べられます。

メーカーから市販されているアイスクリンもいいですが、一度は高知県のアイスクリンを食べてみたいですね^^

関連記事:アイスクリンはどこに売ってる?販売地域やお店を調査

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