ぬか漬けの保存場所はどこがいい?常温で放置したらどうなるか調査

ぬかどこ保存場所について常温放置でもいい?

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食事のお供にあると嬉しいぬか漬け。

手作りは毎日かき混ぜなきゃいけなかったりでハードルが高いイメージですが、ぬか漬けの保存場所によっては毎日お世話しなくてもいい場合もあるんです。

「ぬか漬けを手作りしたいけど忙しいから無理かも…」なんて思ってた人にとって、毎日お世話しなくていいのは嬉しいですよね。


今回は、ぬか漬けの保存場所やぬか漬けを長持ちさせる方法についてまとめました。

ぬか漬けの保存場所はどこがいい?

ぬか床

ぬか床に漬けているぬか漬けの保存場所は常温でも冷蔵庫の中でも構いません。

常温保存・冷蔵保存それぞれにメリットとデメリットがあるので、確認したうえで自分がやりやすい方を選ぶといいでしょう。

ぬか漬けの保存場所①常温

ぬか漬けを常温で保存するのであれば、室温が25℃前後の直射日光のあたらない場所に置きます。

メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット
デメリット
  • 冷蔵庫に入れない分比較的大きな容器でぬか漬けが作れる
  • 乳酸菌の発酵が進みやすいので早く漬かる
  • 自分好みのぬか床に調整できる
  • 雑菌が繁殖しやすい
  • 毎日ぬか床をかき混ぜなければいけない
  • 温度管理が必要

ぬか床に入れたぬか漬けを常温保存する場合、毎日ぬか床をかき混ぜる世話をしなければいけません。

ぬか床の中には、乳酸菌や酵母菌などさまざまな種類の菌が存在します。

常温は菌の活動が活発になりやすいもの。

毎日ぬか床をかき混ぜて空気を入れ替えることで、菌のバランスを整える必要があります。

ひとつの菌だけ増えすぎることで味のバランスが悪くなってしまうんですね。


また、30℃近い気温の日はぬか床の発酵が進みすぎるので、冷蔵庫に移してください。

毎日の気温チェックもかかせません。


手間のかかるぬか漬けの常温保存ですが、毎日世話をすることでぬか床の変化にも気づきやすくなります。

味が薄いなと感じたら材料を加えたり、自分好みのぬか床に調整しやすいのも常温保存ならでは。

発酵の進みが早いので、朝漬けた野菜が夕方にはぬか漬けとして食べられるのもメリットですよね。

ぬか漬けの保存場所②冷蔵庫

ぬか漬けを冷蔵庫で保存する場合のメリット・デメリットはこちら↓

メリット
デメリット
  • 毎日かき混ぜなくてもいい
  • 雑菌が繁殖しにくい
  • すぐに冷たい状態でぬか漬けが食べられる
  • 冷蔵庫内にある程度のスペースが必要
  • 乳酸菌の発酵の進みが穏やかなので漬かるまで時間がかかる

ぬか床は上下を入れ替えるよう混ぜるので、容器はある程度の深さや大きさが必要になります。

冷蔵庫で保存するのはそれだけのスペースを取るので、冷蔵庫が大きくないとぬか床が邪魔に感じるかもしれません。

また、冷蔵庫は低温なので乳酸菌の活動は緩やかになります。

常温保存だと1日で漬かる野菜も、冷蔵保存であれば2~3日は時間がかかると考えていいでしょう。

すぐにぬか漬けを食べたいときに冷蔵保存は不向きです。


ただ、ぬか漬けを冷蔵保存した場合、毎日かき混ぜなくていいという大きなメリットがあります。

菌の活動がゆっくりなので、ぬか床の上下を返すのは2~3日に1回でも大丈夫。

毎日かき混ぜなくていいならぬか漬けのハードルがグッと下がりますよね◎


冷蔵庫で保存しているぬか漬けも、2週間に一度ぐらいは常温に出して乳酸菌の活動を促すのがおすすめ。

適度に発酵が進み、味に深みが増しますよ^^

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ぬか漬けを常温で放置したらどうなる?

ぬか床

ぬか漬けは昔から日本に伝わる保存食のひとつ。

基本的には常温保存でも問題ありませんが、注意が必要なのが気温が30℃近くなる季節です。

ぬか床の中にいる複数の菌は温かい温度で活動が活発になります。

菌の活動が活発になるとそれだけ発酵が進むのですが、そうなると酸味が強くなったり味のバランスが崩れてしまうことも。

また、気温が高い日は湿度も高くなることが多く、カビが生える可能性も高くなります。


以上のことから、常温保存しているぬか漬けも、気温が30℃近くなる日は冷蔵庫に入れることをおすすめします。

ただし、冷蔵庫に入れるのはぬか床がしっかり発酵し熟成しているものだけ。

作り立ての発酵していないぬか床を冷蔵庫に入れてしまうと、十分に発酵が進まずぬか漬けにならないんですね。

ぬか床の様子によっても日にちは変わりますが、常温で10日間~2週間ほど置いてきちんと発酵させてから冷蔵庫に入れましょう。

なので、初めてぬか床を作るなら暑すぎずほどよい暖かさの春先がベスト。

常温でもぬか床が腐りにくく、適度に発酵が進んでくれます◎

春先は、春キャベツや春人参などみずみずしくて甘い野菜が多く出回るので、ぬか漬けにしてもおいしそうです^^

ぬか漬けを長持ちさせる保存方法

ぬか床

ぬか床に入れたぬか漬けを長持ちさせるために大事なのは、ぬか漬けを取り出したりかき混ぜたあとのぬか床を平らにならすこと。

ぬか床の発酵に欠かせない乳酸菌は少ない酸素を好むので、ぬか床の中の空気を抜くようにぎゅっと平らにならしてください。

発酵のペースにムラが出来にくくなるので、ぬか漬けが長持ちします。


また、ぬか床の容器のフチやフタについたぬかは清潔な布巾などできれいに拭き取ることも大事。

汚れたままにしておくとカビが生えてしまうので、フタをしめる前に汚れていないかチェックしましょう。

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ぬか漬けの保存場所はどこがいいまとめ

ぬか漬けの保存場所は、常温・冷蔵庫どちらでも大丈夫。

毎日かき混ぜるのが苦でない・自分好みのぬか床を作りたいのであれば常温保存を、できるだけ手間をかけずにぬか漬けを楽しみたいのであれば冷蔵保存がおすすめです。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合ったほうを選んでくださいね。

関連記事:ぬか床を捨てるタイミングは?捨て方や注意点についても

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