お弁当のご飯の上におかずは衛生的にどうなの?腐りやすいのか調査

お弁当のご飯の上におかずは衛生的に平気?

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彩り豊かなおかずがご飯の上にのったのっけ弁当。

見た目にも華やかだしボリュームもあって食欲をそそりますよね^^

SNSでもよく見かけますが、暑い季節だと気になるのはお弁当のご飯の上におかずは衛生的に大丈夫?ということ。

いくら見栄えが良くても安心して食べられないと意味がないですよね。


そこで今回は、お弁当のご飯の上におかずは衛生的にどうなのか、またおかずを乗せる際の注意点をまとめました。

お弁当のご飯の上におかずは衛生的に大丈夫なの?

お弁当の上のおかず

結論から申し上げますと、お弁当のご飯の上のおかずは衛生的には問題ありません。

実際に私も最近のお弁当作りは毎日ご飯の上におかずを乗せるのっけ弁当にしています。

おかずの量が少なくても貧相に見えにくいのが助かっています^^;

ですが、ご飯とおかずを別々にした場合に比べて、ご飯の上におかずを乗せるのは菌が繁殖しやすくなっています。

その理由は2つ。

  • ご飯やおかず、どちらかが傷んでいた場合接している面積が広い分一気に菌が繁殖するから
  • 温かいご飯の上に冷たいおかずをのせることで温度差が発生し、菌が繁殖するから

例えば、おかずを別容器に入れて持って行ったり、同じお弁当箱に入れるときもカップに入れた場合。

どちらかが傷んでいたとしても、おかずを囲っていることで菌の繁殖を最小限にとどめることができます。

しかし、ご飯の上におかずを乗せると、触れ合う面積が広いため菌は一気に繁殖してしまいます。



また、お弁当作りで活用している人も多い作り置きおかず。

温かいご飯の上に冷たい作り置きおかずを乗せる人が多いのですが、これもNG。

温度差のあるものを一緒にすることで、お弁当の中は熱くもなく冷たくもない中途半端な温度に。


食中毒菌は20℃前後から活動し始めますが(参考:厚生労働省)、お弁当の中がまさに菌にとって活動しやすい温度になってしまうんですね。


以上のことから、お弁当のご飯の上におかずを乗せるときはいつも以上に衛生面に気をつけないといけません。

次の項目では、お弁当のご飯の上におかずを乗せる場合の注意点を紹介していきます!

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お弁当のご飯の上におかずを乗せる場合に注意するポイント

お弁当の上のおかず

お弁当のご飯の上におかずを乗せる場合の注意点は全部で3つ。

  • ご飯とおかずは一度加熱したものを冷ましてからお弁当に入れること
  • 水気の多いおかずは選ばないこと
  • 保冷剤と保冷バッグを使い温度管理を徹底すること

ご飯とおかずは一度加熱したものを冷ましてからお弁当に入れること

お弁当に入れるご飯とおかずは、一度加熱したものを冷ましてから入れましょう。

ご飯だけ熱々でおかずは冷たいまま、という風に両方に温度差が出ないようにしてください。


ご飯もおかずも一度熱々にするまで加熱するのもポイント。

加熱により殺菌することで菌の繁殖を防ぎます。

作り置きのおかずもついそのままタッパーから直入れしてしまいがちですが、これはNG。

いくら冷蔵庫で保存していても少なからず菌は繁殖しています。

多少面倒ですが、毎回電子レンジで湯気が出るほど加熱し冷ましてから、お弁当に入れてくださいね。

水気の多いおかずは選ばないこと

ご飯の上に乗せるおかずは水気の多いものは避けてください。

・煮物

・マヨネーズで和えたもの

・生野菜

はNG。

菌が繁殖しやすくなるだけでなく、ご飯がベチャベチャになってしまいます。


ご飯の上におかずを乗せるときは大葉を間にはさむのがおすすめ!

大葉の香り成分のひとつ「ペリルアルデヒド」には殺菌作用があります(参考:ユースキン)。

おかずの水分でご飯がベチャっとなるのを防ぐだけでなく、菌の繁殖を抑えてくれるなんて一石二鳥ですよね◎

保冷剤と保冷バッグを使い温度管理を徹底すること

通常のお弁当より傷みやすいのっけ弁当。

持ち歩くときは保冷剤と保冷バッグを使い、できるだけ冷蔵庫に近い温度にしましょう。

菌は20℃前後から活発的に活動を始めます。

菌が繁殖しないようお弁当が温かくならないようにすることが大切です。


気温が高い夏場はもちろん、冬場も油断はできません。

移動中の電車内や建物の中は暖房が効いて暖かくなっているからです。

お弁当のご飯の上におかずを乗せたときは、季節問わず保冷剤をつけるのをおすすめします。

お弁当のご飯の上に乗せるのにピッタリのおかず

お弁当の上のおかず

ここからは、お弁当のご飯の上に乗せるのにピッタリのおかずを3つ紹介します。

どれも簡単に作れるものを集めたので、ぜひ試してみてください。

  • 梅風味の鶏の照り焼き
  • 豚ロースの大葉ハムチーズロール
  • 鯖缶そぼろ

梅風味の鶏の照り焼き

梅でさっぱり!ひとくち照り焼きチキン
夏の定番レシピです。 梅でサッパリ!ひとくちサイズなので子供も食べやすいですよ。 お弁当にもおつまみにも最高です!

こってり味の鶏の照り焼きは梅干しを調味料として加えることで後味がさっぱり。

梅の防腐効果も期待できるのでお弁当にもピッタリです。

片栗粉でとろみをつけるので汁気が出にくいのもポイント。

豚ロースの大葉ハムチーズロール

しゃぶしゃぶ用のお肉が大変身!豚ロースの大葉ハムチーズロール
しゃぶしゃぶ用の豚ロース薄切り肉を活用した、肉巻きです。 断面も、緑と、ピンクと、黄色で華やかで、特別感のあるおかずに仕上がります。 簡単なので、ぜひお試しください。

薄切りのロース肉に大葉・ハム・チーズを巻いてボリュームアップしたレシピ。

一気に巻いて丸ごと焼き上げるから、一度にたくさん作れます。

カットの大きさを変えることでお弁当にもピッタリのサイズになりますよ。

鯖缶そぼろ

サバ缶でパパッと簡単♪そぼろ丼
さば水煮で簡単♪そぼろ丼レシピです。 サバ缶で作るそぼろは鶏そぼろよりしっとりしていて、パサつきが苦手なお子さんにも食べやすいです。 さばそぼろはご飯に混ぜて、おにぎりにしても♪

栄養とうま味がたっぷりの鯖缶を使って作るそぼろです。

あらかじめ加熱済みだから火にかける時間も短くて済みます。

あっという間に完成するので時間がないときにもおすすめ。

しっかり水気を飛ばしてからご飯に乗せてくださいね。

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まとめ:お弁当のご飯の上におかずは衛生的には問題ないが傷みやすいので注意が必要

お弁当のご飯の上におかずは衛生的には問題がありません。

ただし、ご飯とおかずを別にした場合に比べて傷みやすくなっているので、作るときには注意が必要です。

見た目も華やかでボリュームのあるお弁当ですが、安心して食べるためにいつもよりも菌を繁殖させないことを意識して作ってみてくださいね。

関連記事:厚揚げをお弁当に入れると腐る?調理のポイントとおすすめレシピ

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