落し蓋をしないとどうなる?使うタイミングや使うとおいしくなる料理も!

落とし蓋をしないとどうなる?

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レシピで「落し蓋をする」と書いてあるのを見かけるけど、落し蓋をしないとどうなるんだろう?って疑問ありますよね。

落し蓋は料理に必須ではないけど、あるのとないのでは仕上がりがグッと変わります。

普通の蓋とは使うタイミングやレシピが違いますが、使いこなすとワンランク上の料理が作れるのです。

そこで今回は

  • 落し蓋をしないとどうなる?
  • 落し蓋を使うタイミング
  • 落し蓋を使うとおいしくなる料理

この3つのことについてまとめました!

落し蓋をしないとどうなる?

落し蓋

落し蓋をしなくても料理は作れますが、落し蓋があった方がいいとされる料理では落し蓋を使うのがベストです。

落し蓋をしないで料理を作った場合、次の3つのデメリットがあります。

  • 煮くずれしやすくなる
  • 味が均等にならないおそれがある
  • 調理に時間がかかる

落し蓋をしないと見た目や味が微妙になるだけでなく、調理時間まで長引くなんて…!

それではこの3つのデメリットをくわしく見ていきましょう。

煮くずれしやすくなる

落し蓋をしないデメリットで、いちばん気になるのが煮くずれです。

落し蓋は、具材の上に優しく乗せることで具材の動きを押さえ、煮くずれを防ぎます。

煮物は、煮たってくると煮汁がフツフツして具材同士が動いてぶつかり、崩れやすくなるものです。

落し蓋は具材の動きを押さえるのにちょうど良いのですが、普通の蓋で調理すると煮汁の中で具材が自由に動いてしまうのでボロボロになり、煮くずれしやすくなってしまいます。

味が均等にならないおそれがある

落し蓋をしない場合、料理の味にも影響があることも…

落し蓋をすると、蓋と鍋底のあいだに対流が生まれ、煮汁が具材全体に均等に染み渡ります。

ですが落し蓋をしない場合、具材が動くので煮汁が均等に染みず、食べる部分や具材によって味にムラができることがあるのです。

調理に時間がかかる

落し蓋をしない場合、具材に味が染みるまで時間がかかるものデメリットの1つです。

普通の蓋だと煮汁がどんどん蒸発していき、鍋の中の温度が一定に保てず加熱のムラができてなかなか料理が仕上がりません。

落し蓋をすると、対流が生まれて味を均等に染み込ませられると同時に短時間で料理ができあがります。

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落し蓋を使うタイミング

落し蓋

落し蓋を使うタイミングは、煮汁が煮たってアクを一度すくってからがベストです。

早くても遅くても落し蓋の効果が激減するので注意が必要!

落し蓋の効果を引き出すには、一度煮汁を沸騰させてからがベストタイミングになります。

落し蓋を入れた後は、弱火にしてじっくりコトコト煮込むとおいしく仕上がりますよ^^

また、落し蓋を取り出すタイミングは煮物の完成の少し前を目安にしましょう。

煮汁の量をチェックしながら、完成に近づいているのが確認できたら取り出せばOKです!

落し蓋を使うとおいしくなる料理

落し蓋

落し蓋を使う料理といえば煮物ですよね。

煮物といってもさまざまなものがありますが、落し蓋は煮物全般に有効です。

落し蓋を使う料理の中でもおすすめの煮物はコチラの3つ!

  • イカと大根の煮物
  • 牛すじ煮込み
  • サバの味噌煮

どれもご飯が進むおいしい煮物ですよね^^

これらの煮物について1つずつチェックしていきましょう!

イカと大根の煮物

イカと大根だけのシンプルな煮物ですが、落し蓋をすることでさらにおいしくなります。

イカは丁寧に洗い、食べやすいサイズにカットすればOK!

大根は乱切りにすると味が染みやすいです。

お鍋に水と調味料を入れて沸騰させ、そこにイカと大根を入れて煮立ったら落し蓋を入れます。

30分ほど煮立てたら、フワフワのイカとホクホクの大根がおいしい煮物のできあがりです^^

牛すじ煮込み

トロトロの牛すじがおいしい牛すじ煮込みも、落し蓋を使うとバッチリ仕上がります!

牛すじは、生のものでも冷凍のものでもお好きなものでOK!

下処理に少し手間がかかりますが、それが終わればあとは落し蓋をしてじっくり煮込みむだけ。

落し蓋をすることで味がしっかり染み込むので、おかずにもおつまみにも持ってこいです♪

サバの味噌煮

煮魚の中でも人気が高く、ご飯が進むサバの味噌煮も落し蓋を使うとおいしくキレイに作れます。

サバの臭みを取る下処理はとても大事。

下処理が終わったらフライパンに水や調味料を入れて沸騰させます。

そこにサバを入れて落し蓋をし、じっくり煮ればOK!

落し蓋を取ったあとは、煮汁をさらに煮詰めていけばできあがりです。

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まとめ:落し蓋をしないと損

  • 落し蓋をしないで料理を作った場合、煮くずれしやすくなる、味が均等にならない、調理に時間がかかるなどのデメリットがある
  • 落し蓋を使うタイミングは、煮汁が煮たってアクを一度すくってからがベスト
  • 落し蓋を取り出すタイミングは煮物の完成の少し前が目安
  • 落し蓋を使う料理の中では、イカと大根の煮物や牛すじ煮込み、サバの味噌煮がおすすめ

落し蓋は煮物料理をおいしくする素敵なアイテムです。

落し蓋がなくても料理はできますが、あった方が何倍もおいしく仕上がるので使わなきゃ損ですよ^^

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