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お菓子作りのレシピを見ていると、材料欄に粉糖と書いてあるときがあります。
粉糖はその名前の通り、砂糖を粉状にしたもの。
「元が砂糖なら、粉糖じゃなくて他の砂糖でもいいんじゃない?」と、例えばグラニュー糖を使うとうまくいかないことがあるんです。
お菓子作り中、粉糖が切れていることに気づいて焦ったことはありませんか?
粉糖とグラニュー糖はどちらもショ糖なので代用可能ですが、空気を含む粉糖の方が軽いため、計量カップ(cc)ではなく必ず重さ(g)で計れば同量で代用できます。
この記事では、クッキーなどでのサクサク感の違いと、フードプロセッサーでグラニュー糖を粉糖にする裏技を紹介します。
粉糖とグラニュー糖は「重さ(g)」なら同量で代用OK!

お菓子作りではよく使う粉糖も、なかなか自宅に常備していない場合もありますよね。
そんなとき、粉糖の代用としてグラニュー糖も使えます!
粉糖はグラニュー糖を細かく粉状にしたもので、もとは同じです◎
粒子の大きさは違いますが、成分(甘さ)はほぼ同じ。
理由:成分は同じショ糖、甘さも同じ
粉糖とグラニュー糖は、どちらも主成分がショ糖です。
粒の大きさが違うだけで、甘さの質は基本的に同じ。
だから、生地に甘みをつける目的であれば、グラニュー糖で代用しても問題ありません。
迷ったら、まずは「重さ(g)を合わせる」でOKです。
砂糖としての役割は同じなので、「甘さを入れる」目的なら置き換えやすいんですよね。
ただし、仕上がりの食感は多少変わってしまいます。
これについては後ほど詳しく説明します。
注意点:カサ(体積)は違うので、計量カップで測るとズレる
粉糖とグラニュー糖を代用する時、一番注意すべきなのが計量方法。
カサ(体積)が違うので、計量カップで測るとズレます。
必ずキッチンスケールで重さ(g)を計ってください。
粉糖は粒が細かく空気を多く含むため、同じ体積でもグラニュー糖より軽くなります。
レシピに粉糖50gと書いてあったら、グラニュー糖も50gで代用できますが、大さじで測ると量が変わってしまうんです。
換算表:粉糖とグラニュー糖の重さ比較
粉糖とグラニュー糖の大さじ1の重さを比較してみましょう。
| 砂糖の種類 | 大さじ1の重さ |
| 粉糖 | 約9g |
| グラニュー糖 | 約12g |
レシピで粉糖大さじ1をそのままグラニュー糖で代用すると、3g多く入ることになります。
多少なら気にしなくても大丈夫ですが、粉糖の代用でグラニュー糖を使うときは、気持ち少なめにすると甘さがちょうどよくなりますよ^^
参考:共立食品のFAQ
逆に言えば、レシピに粉糖50gと書いてあれば、グラニュー糖50gで代用OK。
重さ(g)で計れば、分量はそのままで大丈夫です。
代用すると食感はどう変わる?クッキー・ケーキの仕上がり比較

どちらも砂糖からできている粉糖とグラニュー糖の違いは、粒の大きさと生地に入れて焼いたときの食感。
お菓子作りでも差が出てくるので、代用するときは注意が必要です。
原料が同じなのに、形が変われば食感も変わるのはおもしろいですよね^^
違いについて詳しく見ていきましょう!
クッキー:粉糖だとサクッと軽く、グラニュー糖だとザクッと硬めに
粉糖とグラニュー糖それぞれでクッキーを作ってみると、一番食感の違いが出ると思います。
粉糖で作ったクッキー:表面のキメが細かくなり、ほろりと口の中でほどけるようなサクサクの食感に
グラニュー糖で作ったクッキー:表面に砂糖の粒が出て、ざっくりとした食感に
粉糖で作ったクッキーは表面がきめ細かくなめらかになるので、アイシングクッキーにぴったりです。
口どけが滑らかになるので、上品に仕上げたいお菓子に使うといいでしょう◎
反対に、ナッツやチョコチップなど具材を入れて焼いたクッキーには、グラニュー糖のざっくりとした食感があうと思います^^
お菓子作りに慣れてきたら、自分の好みで砂糖を使い分けてみるとおもしろいですよ♪
生チョコ・クリーム:グラニュー糖だと溶け残ってジャリジャリする
生チョコやクリーム系のお菓子で粉糖をグラニュー糖で代用する場合、溶け残りに注意が必要。
粉糖は溶けやすいのですが、グラニュー糖は粒が大きいため、しっかり溶かさないとジャリジャリとした食感が残ってしまいます。
生チョコを作る時にグラニュー糖を使うなら、生クリームと一緒に火にかけてしっかり溶かしてから使いましょう。
冷たい生クリームに混ぜるだけでは、溶けきらない可能性があります。
ホイップクリームに甘みをつける場合も同様。
グラニュー糖を使うなら、先に少量の牛乳や生クリームで溶かしてから加えると、ジャリジャリ感を防げます。
代用できない場合:トッピング用とアイシング
ただし、代用できない場合もあります。
- ケーキやクッキーの仕上げにかけて白くデコレーションする
- アイシングを作る
上記のような使い方は、粉糖だからこそできるもの。
仕上げにグラニュー糖をかけても白くデコレーションすることはできませんし、アイシングもうまくできません。
特に、仕上げに振りかける溶けない粉糖(プードルデコール)の代用にはなりません。
グラニュー糖だと溶けて見えなくなってしまいます。
アイシングクッキーには粉糖が必須。グラニュー糖では滑らかにならず、ザラザラした仕上がりになってしまいます。
この場合は粉糖を使ったほうがきれいにできるのでおすすめです!
買いに行かなくていい!グラニュー糖から「即席粉糖」を作る方法

「粉糖がない!でもグラニュー糖で代用すると食感が変わるのは嫌」という時は、グラニュー糖から即席粉糖を作る方法があります。
手順:グラニュー糖と少量のコーンスターチをミキサーにかけるだけ
即席粉糖の作り方はとても簡単。
グラニュー糖と少量のコーンスターチ(固まり防止)をミキサーやフードプロセッサーにかけるだけ。
材料
- グラニュー糖:100g
- コーンスターチ:3〜5g(固まり防止用、省略可)
作り方
- グラニュー糖とコーンスターチをミキサーに入れる
- 30秒〜1分ほど撹拌する
- 粉末状になったら完成
コーンスターチを入れるのは、粉糖が固まるのを防ぐため。
市販の粉糖にも少量のデンプンが入っています。省略しても作れますが、湿気で固まりやすくなるので、すぐに使い切る場合のみにしましょう。
メリット:必要な分だけ作れて経済的
即席粉糖のメリットは、必要な分だけ作れて経済的なこと。
粉糖は開封後に湿気で固まりやすいですが、グラニュー糖なら保存しやすく、使いたい時に必要な分だけ粉糖にできます。
ミキサーやフードプロセッサーがない場合は、すり鉢でも代用可能。
時間はかかりますが、少量ならすり鉢でも十分に細かくできます。
粉糖とグラニュー糖それぞれの活用レシピ

粉糖とグラニュー糖にはそれぞれ得意な分野があります。
お菓子のデコレーションやアイシングは粉糖にしかできませんし、グラニュー糖のクセのないすっきりした甘さは料理にぴったりです。
粉糖活用レシピ:レモンケーキ
レシピはこちら→(ケーク・オ・シトロン:Nadia)
アイシングがあってこそのレモンケーキですよね。
半透明でじゃりっとした本物のアイシングは粉糖でないと作れません。
レモンの酸味が効いたアイシングはドーナツにつけてもおいしいですよ^^
甘いだけじゃなくて、キュッと酸味が入ると最後まで飽きにくいんですよね。
グラニュー糖活用レシピ:ピクルス
レシピはこちら→(自家製ピクルス:Nadia)
すっきりとした甘さのグラニュー糖は、素材の味を活かしたい料理にぴったり。
シンプルな調味料で作るピクルスこそ、砂糖にこだわって作ってみると仕上がりが変わってきます。
酸味がきついと感じたら、砂糖がほんの少し入るだけで角が取れて食べやすくなるので不思議です。
まとめ
粉糖とグラニュー糖の代用換算と違いをまとめました。
- 重さ(g)で計れば同量で代用できる
- 計量カップ(cc)で測るとズレるので注意
- 粉糖大さじ1=約9g、グラニュー糖大さじ1=約12g
- クッキーは粉糖だとサクッ、グラニュー糖だとザクッ
- 生チョコはグラニュー糖だとジャリジャリする可能性
- トッピング用粉糖とアイシングは代用不可
- グラニュー糖をミキサーにかければ即席粉糖が作れる
- コーンスターチを少量加えると固まり防止に
- 粉糖は上品な仕上がり、グラニュー糖は料理にも使える
粉糖もグラニュー糖も同じ砂糖ですが、粒の大きさが違うので得意分野は別ものです。
グラニュー糖はクセのないすっきりした甘さで、お菓子作りや料理などオールマイティーに使えます◎
粉糖はアイシングの仕上がりの美しさが出せるので、用途に合わせて使い分けてみてくださいね!

