この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
我が家は家族みんな牛乳が大好きで、1日1本ペースで消費します。
特にこだわりがなくその時に安い牛乳を買ってくるんですが、たまに「この牛乳安い！」と思って買ったら実は牛乳じゃなかった…なんてことがあります^^;
「特濃」とドドンとパッケージに書かれた商品もそのうちのひとつ。
見るからに濃厚そうでおいしそうですが、実は「特濃」は牛乳じゃないんです。
そこで今回は、牛乳類の種類を紹介！
特濃は牛乳じゃないとはどういうことなのか、細かい牛乳の違いを詳しくまとめたのでぜひチェックしてくださいね。
特濃は牛乳じゃない？
結論から言うと、特濃は牛乳じゃないんです。
スーパーでは牛乳売り場に置いてあるし、パッケージにも牛のイラストが描かれている。
でもそれでも特濃は牛乳には分類されません。
では特濃は何かというと、「乳飲料」に分類される飲み物です。
「特濃○○」という名前がついたものの中には「加工乳」に分類されるものもあるでしょう。
どちらにせよ、特濃は牛乳ではなく、乳飲料あるいは加工乳に分類された牛乳とは別の飲み物になります。
なぜ特濃が牛乳ではなく乳飲料（あるいは加工乳）になるかというと、牛乳は原材料によって細かく種類を分けることが決められているから。
次の項目では、知ってるようで知らない、間違えやすい牛乳類の種類について詳しく紹介していきます！
牛乳類の種類
牛乳類の種類は大きく6つに分けられます。
そのうち牛乳と呼べるのは4つだけ。
牛乳と呼べるもの①「種類別」牛乳
牛乳と呼べるものひとつめは「種類別」表示が牛乳のもの。
原材料は生乳だけで、他の材料や成分を加えることは乳等省令によって禁止されています。
手作りおやつの「フルーチェ」は、「種類別」牛乳で作ることを推奨していますね。
牛乳と呼べるもの②成分調整牛乳
成分調整牛乳も、種類別牛乳と同じで原材料は生乳100%。
種類別牛乳との違いは、生乳の水分・ミネラル乳脂肪分を調整していること。
成分調整牛乳は割と種類別牛乳に味わいが近いので、我が家でも種類別牛乳が高いときは成分調整牛乳をよく買います^^
ちなみに、「種類別」牛乳とまぎらわしくなるため、成分調整牛乳は商品名に「○○牛乳」とすることはほとんどないんだとか。
確かに、我が家でよく買う成分調整牛乳は「まきばの空」と名前がついています。
牛乳と呼べるもの③低脂肪牛乳
原材料は生乳100%でありながら、【乳脂肪分を0.5％以上1.5％以下】に調整したのが低脂肪牛乳。
パーセンテージに開きがあるのは季節によって牛乳の成分が変化するためです。
脂肪分が少ないので、すっきりとした後味が楽しめます。
牛乳と呼べるもの④無脂肪牛乳
【乳脂肪分が0.5%以下】に調整された無脂肪牛乳も、生乳100%なので牛乳と呼ぶことができます。
ただ、0.5%以下であれば無脂肪牛乳に分類されるので、全く脂肪分がないというわけではありません。
多少脂肪分は残ってしまいますが、大幅に脂肪分をカットしていることで、カロリーが低いのが無脂肪牛乳の特徴です。
| タカナシ乳業「おいしい無脂肪乳（低脂肪牛乳）」 | 200mlあたり75kcal |
| タカナシ乳業「北海道3.7牛乳酪農王国（種類別牛乳）」 | 200mlあたり137kcal |
種類別牛乳に比べて約半分のカロリーだから、ダイエット中の人にぴったり。
脂肪分が少ないから味にコクがないなんてデメリットもありますが、うまく使い分けることで体形管理にも役立ちますね。
牛乳と呼べないもの：加工乳や乳飲料（特濃はこちら）
加工乳と乳飲料は生乳に生乳以外の材料を加えたもの。
何を加えるかによって、加工乳か乳飲料かに分けられます。
| 加工乳 | 脱脂乳・脱脂粉乳・濃縮乳・クリーム・バターなどの乳製品を加えたもの 乳等省令によって加えられる11品目は決まっている |
| 乳飲料 | 果汁・コーヒー・ミネラルなど乳製品以外を加えたもの 乳固形分は3.0%以上と決まっている |
特濃はビタミンDが入っているので「乳飲料」に分類されます。
乳飲料の中には、カルシウムや鉄分、食物繊維など不足しがちな栄養素を加えたものも。
上手に活用することで体調管理に役立ちますよ◎
日本一高い牛乳
さまざまな種類がある牛乳は値段もピンキリ。
そうなると気になるのは、日本一高い牛乳はどんなのか？ということですよね。
調べたところ、現在日本で一番高い牛乳は、北海道にある宇野牧場の「最高峰の牛乳」でした。
値段は900mlで2,052円（税込）。
明治の「おいしい牛乳」が900mlで298円（税込）ほどなので、約7倍の値段になります。
全く臭みがなく、コクと甘さがあるのに後味すっきりでこれまでにない味わいなんだとか。
ヒカキンさんのYouTube動画でも登場していました！
牛乳1本で2,000円越えというのはかなり高価ですが、一度は飲んでみる価値は十分にあります！
まとめ：特濃は加工乳
特濃は牛乳じゃないということ、また牛乳の種類についてまとめました。
特濃は加工乳に分類されるもの。
一見するとどれも同じように見えますが、加工乳は生乳に乳製品以外の材料を加えているため牛乳とは別の飲み物です。
また同じ牛乳でも牛の種類や産地によってその味わいは大きく変化。
ぜひさまざまな牛乳を飲み比べて、お気に入りを見つけてくださいね。
