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スーパーで栗が並び出すと、秋が来たなと嬉しくなりますよね。
私も栗が大好きなので、毎年この時期になると皮むきの大変さを覚悟して茹で栗を作ります。
でも、やっとの思いで茹で上げた栗を食べてみてがっかりしたことはありませんか。
「全然甘くないし、味がしない」
「なんだか渋くて、パサパサしている気がする」
そのまま食べるには物足りないけれど、一生懸命むいた栗を捨てるのは本当にもったいないです。
今回は、茹でた栗が甘くない時に試してほしいアレンジレシピや、なぜ甘くない栗があるのかという理由、そして次から失敗しないための栗の選び方についてまとめました。
甘くない栗をおいしく変身させるアレンジレシピ

せっかく茹でた栗が甘くなくても、他の食材を合わせたり味を足したりすれば、おいしい一品に生まれ変わります。
私が実際にやってみて、これなら食べられると感じた方法を紹介します。
砂糖でじっくり煮る「甘露煮」
一番確実な方法は、後から甘みを足してしまうことです。
- やり方 皮を剥いた茹で栗を、砂糖・水・少量の塩で煮る
- ポイント きれいな黄色にしたい時はクチナシの実を入れますが、自宅用なら入れなくても味に変わりはありません
甘くない栗でも、お砂糖の味がしっかりつけばホクホクとしたお菓子になります。
あんこの甘さを借りる丸ごと栗パイ
栗自体に味がなくても、甘みの強いものと一緒に包んでしまえば気にならなくなります。
- やり方 冷凍パイシートにあんこと栗を乗せて包み、焼くだけ
- 工夫 栗が甘くない分、あんこは少し甘めのものを使うのがおすすめです
サクサクのパイ生地と一緒に食べれば、贅沢な秋のスイーツとして楽しめます。
渋皮の苦味もカバーする「揚げ栗」
もし、栗が甘くないだけでなく渋みを感じる場合は、揚げるのが一つの手です。
- やり方 渋皮がついたまま、素揚げや少量の油で揚げ焼きにします
- 味付け 熱いうちに塩を多めに振りましょう
揚げることで渋皮がパリパリになり、独特の苦味が香ばしさに変わっておつまみにも良くなります。
おかずとして活用する「栗のサラダ」
甘くないのであれば、ジャガイモのような野菜として食べるのも良い方法です。
- やり方 栗を粗くつぶし、マヨネーズ、塩コショウ、スライスした玉ねぎと和える
- ポイント ジャガイモの代わりに栗を使うイメージで作ってみてください
少しガーリックパウダーを足すと、栗の青臭さが消えてさらに食べやすくなります。
ホワイトソースと合わせる栗グラタン
クリーミーなソースは、パサパサした栗を救うのにも適しています。
- やり方 鶏肉や玉ねぎと一緒にホワイトソースに入れ、チーズをかけて焼きます
- 相性 意外かもしれませんが、乳製品と栗はとても相性が良いんです
栗の甘みが少ないことが、逆におかずとしての完成度を高めてくれることもあります。
甘い野菜をプラスした「栗とさつま芋のご飯」
栗ご飯にしたけれど、栗が甘くなくて寂しいという時に使える方法です。
- やり方 栗だけでなく、甘みの強いさつまいもを一緒に混ぜて炊きます
- コツ 茹で栗を使う場合は、ご飯が炊き上がる直前に混ぜ込むと形が崩れません
さつまいもが全体の甘みを補ってくれるので、栗も一緒においしく食べられます。
茹でた栗が甘くない、味がしない3つの理由

一生懸命茹でたのに、どうして味のしない栗に当たってしまうのでしょうか。
それには栗の育ち方や種類が関係しているそうです。
「早生(わせ)」の時期に収穫された栗だった
栗には収穫時期によって種類があります。
- 早生栗(わせぐり) 9月上旬ごろに出回る初物で、水分が多くてホクホクしていますが、糖度は控えめなことが多いです
- 中生(なかて)・晩生(おくて) 9月下旬以降に収穫されるものは、木の上でじっくり熟しているため、甘みが強くなります
初物の時期に買った栗は、まだ甘みが乗り切っていない可能性があるようです。
栗の種類(品種)による違い
日本で主に食べられている和栗は、実はもともと控えめな甘さが特徴の種類です。
- 和栗 香りが良くて粒が大きいですが、そのまま食べて甘いと感じるには少し物足りないこともあります
- 中国グリ 甘栗に使われる種類で、こちらはもともとの糖度が高いのが特徴です
私たちが買う和栗は、素材の繊細な味を楽しむものなので、甘すぎないのが標準とも言えます。
虫食い被害から身を守る防御反応のせい
これが美味しくないと感じる一番の原因かもしれません。
- 植物の習性 栗の木は、一部の実が虫に食べられると、他の実を守るためにわざとマズい成分を作り出すことがあります
- 影響 虫に食われていない綺麗な栗であっても、隣の栗が被害にあっていると、その影響で味がしなかったり渋かったりすることがあるんです
こればかりは外側から見分けるのが難しく、運が悪かったと諦めるしかない部分でもあります。
「渋い」「パサパサ」した栗を救うための工夫

甘くない以外にも、食感や渋みが気になる時の対処法をまとめました。
渋みが強い時は「ハチミツ漬け」
茹でた栗を半分に切り、スプーンで中身を取り出してハチミツに漬けてみてください。
- やり方 容器に栗と、ひたひたになるくらいのハチミツを入れます
- 効果 ハチミツの強い甘みが渋みを包み込み、食べやすくしてくれます
そのままヨーグルトに入れて食べると、しっとり馴染んでおいしくいただけます。
パサパサして味がしない時は「スープ」
水分が抜けて粉っぽい栗は、液体に戻してあげるのが一番です。
- やり方 玉ねぎと一緒にバターで炒め、コンソメスープで煮た後、ミキサーにかけます
- 仕上げ 牛乳で伸ばせば、濃厚な栗のポタージュになります
パサつきがコクに変わり、驚くほど本格的な味になるのでおすすめです。
栗を甘く茹でるために!事前にしておくべき保存方法
もし、まだ茹でる前の生栗が手元にあるなら、甘みを増やす方法があります。
チルド室で寝かせると糖度がアップする
栗は寒い場所に置くと、凍らないように自分の中のデンプンを糖に変えて溜め込む習性があります。
- 栗を水洗いし、浮いてきたもの(中身が詰まっていないもの)を取り除きます
- 水気をしっかりと拭き取ります
- キッチンペーパーで包み、穴を開けたポリ袋に入れます
- 冷蔵庫のチルド室で2週間ほど寝かせます
これだけで、収穫直後の栗よりも甘みがずっと増えると言われています。
時間はかかりますが、何もしないで茹でるよりも美味しくなります。
ただし、水分がついているとすぐにカビが生えてしまうので、時々ペーパーを取り替えてあげるのが大切です。
次は失敗しない!甘い栗を選ぶための見分け方
スーパーで栗を買う時、当たりを引くためのチェックポイントを整理しました。
- 表面にツヤと張りがあるもの 皮がくすんでいるものは乾燥して鮮度が落ちている証拠です。
- ずっしりと重みがあるもの 持った時に軽いものは、中が乾いていたり実が痩せていたりします。
- お尻のザラザラした部分が広いもの 底の白い部分が大きくてふっくらしているものは、栄養をしっかり吸って熟しています。
底の方までひっくり返して、黒い点(虫食いの穴)がないかも確認したいですね。
まとめ:甘くない栗は工夫次第で美味しく食べられる
茹でた栗が甘くない時の原因と、対処法についてまとめました。
- 甘くない時は甘露煮やパイなど、甘みを足すアレンジがおすすめ
- サラダやグラタンなど、おかずとして活用するのも一つの方法
- 甘くないのは、収穫時期や栗の木の防御反応が関係している
- 茹でる前にチルド室で寝かせると、栗自体の甘みを引き出せる
- ツヤと重みのある栗を選んで、次回の当たりを狙おう
せっかくの秋の味覚、もし甘くない栗に当たってしまっても、がっかりして捨てないでくださいね。
少しの手間を加えるだけで、そのまま食べるよりもずっと立派な料理に変身させることができます。

