お弁当に冷凍食品をそのまま入れるのは危険?自然解凍で失敗しない3つの条件

お弁当の冷凍おかずはそのまま入れていい?

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毎日のお弁当作りお疲れ様です!

私も毎日お弁当を作っているので、その大変さは分かります。

バタバタして忙しい朝に一からおかずを作るのはとてもじゃないけど無理。

というわけで活躍するのが、冷凍おかずです。

ただ、冷凍おかずをそのままお弁日に入れてもいいのか、食中毒が心配になりますよね。

結論から言うと、お弁当に冷凍おかずをそのまま入れる「自然解凍(市販の「自然解凍OK」品に限る)」は、条件さえ守れば保冷剤代わりにもなり、夏場の食中毒対策として有効な場合があります

ただし「自然解凍OKの市販品」と「自家製冷凍」ではルールが全く異なります。

間違った詰め方をすると雑菌が繁殖する原因になるため注意が必要です。

そこで今回は

  • 冷凍食品をそのまま入れてもいいのか
  • 自然解凍で食中毒リスクが高まるケース
  • 自家製おかずを安全に入れるルール
  • 自然解凍におすすめ・NGのおかず

についてまとめました。

冷凍食品を「そのまま」お弁当に入れてもいい?

冷凍弁当

冷凍おかずをそのままお弁当に入れてもいいのか、まず基本ルールを確認しましょう。

市販品と手作りでは扱いが全く違うので注意してください。

「自然解凍OK」の記載がある市販品は安全

お弁当で冷凍のおかずをそのまま入れてもいいのは、市販品で「自然解凍OK」と記載のある商品のみです。

市販の冷凍食品には解凍せずそのままお弁当に入れられる「自然解凍OK」のものがあります。

手作りの冷凍おかずとの違いは、徹底した衛生管理です。

自然解凍可能な弁当用冷凍食品は、HACCPによる衛生管理などでの製造により品質面・衛生面の基準をクリアしているため、自然解凍で問題はありません。

それ以外の商品は自然解凍では本来の味わい、品質にならないので、パッケージなどでご案内している調理方法でお召し上がりください。

コープ北陸事業連合

自然解凍で食べられる冷凍食品は、35℃で9時間保存した上で細菌試験と味・風味・食感の官能試験を行い、それをクリアすることという厳しい商品基準をクリアしています。

参考:一般家庭向け弁当用自然解凍調理冷凍食品等の製造・販売に関する試験実施要領(日本冷凍食品協会)

35℃というとかなりの猛暑日、しかも9時間という長い間保存しても食べられるというのはすごいですよね。

また、「自然解凍OK」の記載がない冷凍食品は、加熱することによっておいしく食べられるよう作られています

衛生面はもちろん、味の面から見ても「自然解凍OK」の記載がない冷凍食品は加熱解凍してからお弁当に入れるようにしましょう。

※自然解凍OKの商品でも、霜が多いと水っぽくなりやすいので、気になる場合は霜を軽く落としてから詰めると失敗しにくいです。

自家製冷凍おかず(作り置き)の自然解凍は基本NGな理由

手作りの冷凍おかずや自然解凍OKでない冷凍食品を解凍せずに入れるのはやめてください。

手作りの冷凍おかずをそのまま入れてはいけない最大の理由は、衛生面です。

家庭で手作りしたおかずは、どんなに衛生面に気をつけていても少なからず菌が発生しています。

一度発生した菌は冷凍しても殺菌されることはありません。

手作りの冷凍おかずを解凍せずにお弁当に入れると、時間はかかりますが自然解凍されて食べられる状態にはなると思います。

しかし、このゆっくり自然解凍される間に菌が一気に繁殖してしまうので、基本的に手作り冷凍食品の自然解凍はおすすめできません。

また、自然解凍だと水分が大量に出てしまうのも難点。

せっかくのお弁当がびちゃびちゃになってしまいおいしくありません><

以下の表で市販品と自家製の違いをまとめました。

市販「自然解凍OK」品自家製冷凍おかず
衛生管理HACCP基準で徹底管理家庭レベル(菌が残る)
そのまま入れる◎OK×NG(菌が繁殖)
必要な処理凍ったまま詰めるだけ必ず加熱解凍してから
水分の出方少ない(品質管理済み)多い(ベチャベチャになる)
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ここが危険!自然解凍で食中毒リスクが高まる3つのケース

きんぴらごぼうの冷凍作り置きおかず

自然解凍で特に食中毒リスクが高まるケースを3つ紹介します(※自家製冷凍や、自然解凍OKでない冷凍食品を想定しています)。

これらに該当する場合は、必ず加熱解凍してから詰めてください。

水気・汁気が多いおかず(煮物など)

煮物やおひたしなど、水気や汁気が多いおかずは自然解凍すると大量に水分が出ます

この水分が他のおかずやご飯に染み込んでしまい、お弁当全体がベチャベチャになるだけでなく、雑菌が繁殖する温床になってしまいます。

煮物系のおかずを入れたい場合は、必ず加熱解凍してから水分をしっかり切り、おかずカップに入れて他のおかずと接触しないようにしましょう。

加熱が不十分なまま冷凍したもの

作る時に中までしっかり火が通っていないおかずを冷凍してしまった場合、自然解凍では菌が死滅しません。

特にハンバーグや肉団子など、中心部まで火が通りにくい料理は要注意です。

冷凍する前に中心部までしっかり火を通すこと、そして解凍する時も電子レンジで中心部まで再加熱することが大切です。

不安がある場合は、自然解凍は避けて必ず加熱解凍してください。

ご飯や他のおかずが温かいまま蓋をした場合

冷凍おかずをそのまま入れても、ご飯や他のおかずが温かいまま蓋をしてしまうと意味がありません

温かいものを入れると水蒸気がこもり、お弁当箱の中が高温多湿の状態になります。

これは雑菌が最も繁殖しやすい環境です。

冷凍おかずを保冷剤代わりに使いたい場合でも、ご飯や他のおかずは必ず冷ましてから詰めてください。

温かいまま蓋をすると、冷凍おかずの効果も弱まります。

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自家製おかずを安全に入れるための3つのルール

お弁当のおかず

手作りの冷凍おかずを安心して食べるためのポイントを3つ紹介します。

このルールを守れば、食中毒のリスクをぐっと減らせます。

電子レンジで中心部までしっかりと加熱すること

手作りの冷凍おかずは電子レンジを使って加熱解凍してからお弁当に入れます。

その際、おかず全体がしっかりと温まるようムラなく加熱してください

中途半端に解凍してしまうと、余計に菌が繁殖しやすくなるため注意です!

また加熱解凍すると、おかずによっては水分が多く出てきます。

お弁当箱に詰める前に、余計な水分を切るのも菌を繁殖させないためには大事なポイントです◎

冷めてからお弁当箱に詰めること

加熱解凍したおかずに限らず、ご飯などお弁当箱に詰めるものは全て冷めてから入れてください。

温かいままお弁当箱に入れてしまうと、水蒸気がこもってしまい、お弁当をびちゃびちゃにしてしまいます。

水分は菌が繁殖する原因なのでできるだけお弁当には入れないことが大切です。

おかずを冷ますときに便利なのが、アルミトレイと保冷剤。

熱伝導率のいいアルミトレイの下に保冷剤を置き、上におかずをのせれば通常より早く粗熱を取って冷ますことができますよ◎

保冷剤を付けてお弁当を持ち運ぶこと

より安心してお弁当を食べるために保冷剤は欠かせません。

気温が高い夏場はもちろん、冬場であっても移動中の電車内や職場や学校内は暖房で暖かいことが多いので、1年中保冷剤を付けるのをおすすめします。

冷たい空気は下に降りていくので、保冷剤はお弁当の上に置くのがポイント。

もちろん、保冷剤だけで全ての菌の繁殖を抑えられるわけではないですが、手作りの冷凍おかずを入れた場合は付けるようにしましょう。

関連記事:お弁当の保冷剤は上か下かどこにいれる?入れ方や入れる個数についても

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【市販の自然解凍OK前提】自然解凍におすすめのおかず・避けるべきおかず

冷凍お弁当おかず

ここでは自然解凍に向いているおかずと、避けるべきおかずを紹介します。

市販の「自然解凍OK」品を選ぶ時の参考にしてください。

【おすすめ】きんぴら、ハンバーグ、揚げ物系

自然解凍に向いているのは、水分が少なく、しっかり火が通っているおかずです。

具体的には、きんぴらごぼう、ハンバーグ、から揚げ、コロッケなどの揚げ物系、焼き魚、肉巻きなどです。

これらは水分が出にくく、自然解凍でもベチャベチャになりにくいので安心です。

市販の「自然解凍OK」商品でも、これらのおかずが多いのはそのためです。

水分が少なく、味がしっかりついているものは自然解凍に向いています。

【NG】おひたし、生野菜、半熟卵

自然解凍に向かないのは、水分が多いおかずや、生の状態で食べるものです。

おひたし、煮物、生野菜サラダ、半熟卵、マヨネーズを使ったポテトサラダなどは自然解凍NGです。

これらは解凍過程で大量の水分が出て、お弁当全体をベチャベチャにしてしまいます。

特に生野菜や半熟卵は、解凍すると食感が悪くなるだけでなく、雑菌が繁殖しやすいので絶対に避けてください。

マヨネーズも分離してしまうので、冷凍には向きません。

これらのおかずを入れたい場合は、冷凍せずに当日作るか、加熱解凍してからしっかり水分を切って詰めるようにしましょう。

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手作り冷凍おかずレシピ(加熱解凍推奨)

ここからはお弁当の手作り冷凍おかずレシピを4つ紹介します。

どれも簡単に作れるものを集めたので、お弁当のおかずのレパートリーを増やしたい人はチェックしてくださいね^^

どのレシピも、お弁当に入れる際は必ず電子レンジで加熱解凍してから詰めてください(自然解凍はしません)。

インゲンの肉巻き

レシピはこちら→(お弁当に♡冷凍インゲンの豚巻き:Cookpad

冷凍インゲンを使い味付けも焼き肉のタレのみ。

手軽に作れるお弁当のおかずにぴったりのレシピです。

冷凍保存するときは、食べやすい大きさにカットしてラップに包んでジッパー付きバッグに入れればOK。

ナポリタン

レシピはこちら→(お弁当用冷凍おかず★マカロニナポリタン:Cookpad

マカロニを使うので食べやすさがアップ。

ケチャップをベースにバターと粉チーズを加えることでコクのある味わいになります。

お弁当用にはあらかじめカップに小分けにして冷凍すると、カップごと解凍して入れられるので便利ですね^^

豚肉入りきんぴら

レシピはこちら→(栄養UP★豚小間+【豚肉入り金平ごぼう】:Cookpad

豚肉が入ることできんぴらがボリュームアップ。

これだけでも十分ご飯のおかずになります!

たっぷり作って小分け冷凍しておけば、おかずが足りないときに活躍しますね◎

ひじき煮

レシピはこちら→(【冷凍作り置き】冷凍定番!長ひじきと油揚げの煮物:Nadia

お弁当の定番、ひじき煮も簡単に作れて冷凍保存OKなので重宝します。

おかずとしていれるのはもちろん、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにしたりアレンジもできますよ◎

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まとめ:ルールを守って安全に「お弁当の時短」をしよう

お弁当に冷凍おかずをそのまま入れる時のルールについてまとめました。

  • そのまま入れてOKなのは「自然解凍OK」の記載がある市販品のみ
  • 自家製冷凍おかずは必ず電子レンジで加熱解凍してから詰める
  • 水気の多いおかず、加熱不十分なもの、温かいまま蓋をするのは危険
  • 加熱解凍後は必ず冷ましてから詰め、保冷剤を付けて持ち運ぶ
  • 自然解凍におすすめなのは水分が少ないきんぴら、ハンバーグ、揚げ物系
  • おひたし、生野菜、半熟卵、マヨネーズ系は自然解凍NG

市販品であっても自然解凍OKの記載がないものは加熱解凍してからお弁当に入れてください。

少し手間に感じるかもしれませんが、小分けに冷凍しておけば解凍は数十秒で済みます。

安心してお弁当を食べるため、加熱解凍を忘れないようにしましょう。

関連記事:お弁当の保冷剤はいつからいつまで入れる?10月も必要な気温の目安と効果的な入れ方を紹介

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