フロランタンの失敗例はどんなの?しっとりやねっとりでカリカリにならない場合の対処法を調査

フロランタンの失敗例は?カリカリにならないときの対処法

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サブレ生地とキャラメルを組み合わせた焼き菓子フロランタン。

手作りのフロランタンのレシピもたくさんあり、実際に作ってみた!という人も多いと思います。

ただ、フロランタンはレシピによって仕上がりの食感が大きく変わるお菓子。

フロランタンがねっとりしてると「これって失敗?」と思うかもしれませんが、人によってはそれが好みなこともあるので

一丸に「これがフロランタンの失敗例」とは言いきれないんです。


今回は、フロランタンの失敗例として多く挙げられる【キャラメル部分がカリカリではない】ということについてまとめました。

フロランタンの失敗例

フロランタン

フロランタンの失敗例として最も多く挙げられるのは、【キャラメル部分がカリカリではない】状態ではないでしょうか。

  • キャラメル部分がねっとりしていてカリカリにならない
  • キャラメル部分が歯にくっついて噛み切りにくい
  • 生地が広がってしまう

フロランタンはサブレ部分のサクサク・キャラメル部分のカリカリと軽やかな食感同士の組み合わせがポイントのお菓子。

サブレがサクサクなのにキャラメル部分がねっとりしていると、食感が悪く感じてしまいます。


一般的なサブレはキャラメル部分がカリカリですが、正直好みの問題だと思うんですね。

ねっとりしたキャラメルが好きな人もいますし、そんな人にとってはカリカリでないフロランタンは失敗にはなりません。


また生地が広がってしまうのは、材料のアーモンドプードルが多すぎたりして生地のバランスが悪くなったり、生地を伸ばしすぎてしまったなどで起こることがあります。


今回はカリカリのフロランタンが好きな人に向けて、あえて「キャラメル部分がねっとりしているのは失敗」と紹介しましたが、「自分がどんなフロランタンが好きか」で失敗かどうか決めればいいと思います^^

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フロランタンの失敗は焼き直しで対処できる?

フロランタン

フロランタンが失敗したとき、焼きが足りないことが原因であれば焼き直しで対処できることもあります。

焼きが不足しているとキャラメル部分に水分が残ってしまうため、どうしてもカリカリにはなりません。

  1. オーブンを再び160℃に予熱する
  2. 5分焼いたあと120℃に温度を下げ10分焼く

焼き直しということで、焼く前と同じ温度で焼いてしまうとキャラメル部分が焦げて苦くなってしまいます。

低めの温度で焼いたあとさらに温度を落とすのは、乾燥させるため。

フロランタンの水分を飛ばしキャラメル部分をカリカリに仕上げましょう。


レシピによって元の焼き上げの温度や時間は異なるので、もしかしたら上記の方法だと焦げてしまうかも…。

焼き時間はフロランタンの様子を見ながら調整してくださいね。


注意が必要なのは、キャラメル部分が分厚いフロランタン。

焼き直しすることでキャラメル部分の水分が飛んで固まりますが、だいぶ硬くなってしまいます><

キャラメルでコーティングしているというより、サブレとキャラメル味の飴を一緒にしたお菓子という感じに。

味は変わりないですが、歯が弱い人は食べにくいと思います。

キャラメル部分が分厚くなったフロランタンは焼き直ししないほうが食べやすくていいかもしれません。

フロランタンを失敗したらリメイクできる?

フロランタン

残念ながらフロランタンを失敗したらリメイクはできません><

フロランタンのサブレ部分とキャラメル部分が分離できたら、サブレはそのまま食べて、キャラメル部分は飴として食べることもできますが…。


ただ、【キャラメル部分がカリカリではない】というのは必ずしも失敗とは言えません。

キャラメル特有のねっとりした食感が好きな人もいますし、結局は好みの問題だと思います。

ねっとりしたフロランタンもありということで、それでもカリカリのフロランタンがいいなら次回作るときには

  • キャラメルは水分を飛ばすよう煮詰めること
  • サブレ部分に薄めに広げること
  • 低温でじっくり焼いて乾燥させること

を意識してフロランタンをリベンジしてみてください!

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フロランタンを失敗しないためのポイント

フロランタン

フロランタンの失敗で多いのは、上に乗ってるアーモンドヌガーの部分がうまくできないこと。

アーモンドヌガーを作るときのポイントは「煮詰める時間」と「温度」

  • 煮詰めが少ないとダレやすくなる
  • 煮詰めが強いと焼きの段階で焦げる

しっかりと温度を測りながら加熱することで失敗が減ります。


煮詰め具合は、全体の色味がやや茶色くなって大きな泡が出てきたら火を止めます。

温度で言うと115~120℃が目安。

火を止めたあともどんどん茶色くなってくるので、「少し早いかな?」くらいで加熱の火を止めるのがポイントです。

砂糖と水だけだと115~120℃では茶色く色づきませんが、アーモンドヌガーは生クリームや牛乳が入っていることで低めの温度でもうっすらと茶色くなるんですね。


フロランタンのアーモンドヌガーの色味は、オーブンで焼くことでつけます。

煮詰める段階でしっかりと茶色の色味をつけてしまうと、オーブンで焼くときに焦げてしまうんですね。

焦げてくると途中で焼くのをやめてしまい、結果全体の焼きが足りないことに繋がります。

サブレ生地もアーモンドヌガーもサクサクカリカリに仕上がりません。

フロランタンで失敗しがちなアーモンドヌガーの状態を、わかりやすく説明している動画があったので紹介します。

お菓子教室の先生が説明してくれているので、とてもわかりやすいですよ!

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フロランタンの失敗例まとめ

フロランタンはレシピによってキャラメル部分がねっとりしたもの・カリカリしたものと食感が大きく変わります。

一般的にはカリカリの食感がいいとされていますが、正直好みです。

ねっとりしているからといって失敗とは言いきれないんですね。

もしカリカリの食感が好みであれば、焼き直しすることでねっとりのキャラメルをカリカリにすることも可能です。

温度が高いと焦げてしまうので、低めの温度で乾燥させるように焼き直ししてみてくださいね。

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