キッシュが固まらない原因は?生焼けの見分け方や対処法を紹介

キッシュが固まらない原因は?生焼けの見分け方や対処法についても

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

華やかな見た目でお祝いの場にぴったりなキッシュ。

お店で買ってくるのもいいですが、手作りすれば好きな具材を入れて自分好みに作れるのがいいですよね^^

そんな手作りキッシュでよくある失敗が、キッシュが固まらないということ。

しっかり時間をかけて焼いたのにキッシュが固まらないなら、予熱が不十分か水分量が多いことが原因です。


今回は、キッシュが固まらない原因についてや固まらないときの対処法やリメイク方法をまとめました。

キッシュが固まらない原因

キッシュ

キッシュが固まらない原因は3つ。

  • 焼成温度が低い・焼成時間が短い
  • 卵に対して牛乳や生クリームの量が多い
  • 具材の水分が多い

焼成温度が低い・焼成時間が短い

キッシュを焼く時の温度が低い、あるいは焼く時間が短いとキッシュは固まりません。

キッシュを焼くときはレシピに記載の温度と時間を守りましょう。


盲点なのが、オーブンの予熱不足。

オーブンは設定した温度に庫内が温まるまで時間がかかります。

予熱が十分でないままキッシュを焼くと、設定した温度に温まる前に焼き上がり時間が来てしまい、しっかりと焼けない原因になります。

お菓子つくりやパン作りにおいても、オーブンの予熱はとっても大事!

予熱が完了するまでは時間がかかるので、卵液と具材を合わせる前にはオーブンの予熱を開始しておきましょう。

卵に対し生クリームや牛乳の量が多い

キッシュが固まらない原因でよくあるのが、卵に対し生クリームや牛乳の量が多いこと。

キッシュは卵の熱を加えて固まる性質を利用して作ります。

卵1個で固められる水分量は100mlが基本。

プリンや茶わん蒸しなど型に入れて焼く料理は、型に入れたまま食べるのでこれ以上水分量が多くても食べられますが、キッシュは切り分けますよね。

水分量が多いと切り分けたときに中身が崩れたり、そもそも切り分けられないなんてことが起こります。

キッシュを作るときは卵に対して生クリームや牛乳を入れすぎないようにしましょう。

具材の水分が多い

生クリームや牛乳の量が適正なのにキッシュが固まらない…そんなときは具材の水分が多いことが原因かもしれません。

キッシュは中に具材を入れて焼き上げますが、加熱することで具材からも水分が出ます。

例えば、キッシュの定番具材であるほうれん草やトマト,キノコ類は水分量が多いですね。


具材から水分が出ることで卵と水分量のバランスが崩れ、キッシュが固まらなくなってしまいます。


キッシュに入れる具材はあらかじめ加熱して水分を出し、よく水けをきっておきましょう。

スポンサーリンク

キッシュの生焼けの見分け方

キッシュ

キッシュが生焼けかどうか見分けるためには、焼き立てではなく粗熱を取ってから竹串を中心部にさしてみてください。

竹串にドロッとした生地が付いてこなければ、生焼けではなくきちんと焼けています^^

見分けるときに大切なのは、粗熱を取っ冷めた状態で確認すること。

焼き立てのキッシュだと中身がまだグツグツと煮えたぎってる状態なので、正しく生焼けかどうか判断ができないんです。

粗熱を取るまで待つと、生地もだいぶ落ち着いて切り分けやすくもなりますよ!

キッシュが固まらない時の対処法

キッシュ

キッシュが固まらない時の対処法は2つ。

  • 時間を延長して焼く
  • 卵を追加して焼きなおす

時間を延長して焼く

単純に焼き時間が足りないことがキッシュが固まらない原因かもしれません。

オーブンにはそれぞれクセがあるので、レシピと同じ時間焼いても焼き時間が足りないなんてこともあるんです。


オーブンを再び予熱してから、キッシュを焼いてみてください。

すでに表面に焼き色がついているのにキッシュが固まらないときは、焼く時の温度が高すぎたことが原因です。

再び焼くと焦げてしまうので、アルミホイルやクッキングシートをかぶせ、焦げないよう注意しながら焼きましょう。

卵を追加して焼きなおす

キッシュの水分量が多い場合、いくら追加で焼いてもキッシュは固まりません。

その場合、卵を追加して焼き直す必要があります。

  1. キッシュの卵液だけをボウルに取り出して冷ます(具材ごと)
  2. 明らかに生クリームや牛乳の量が多いときは1個分、具材から水分が出てしまったときは1/2個分の溶き卵を加える
  3. 全体をよく混ぜる
  4. 型に戻して、予熱したオーブンで焼く

卵の量は目安ですが、正直そこまで気にしなくてもいいと個人的に思います。

卵の量が多いとしっかりした食感のキッシュになるだけで、味がまずいとか食べられないなんてことにはならないので…。


卵液が熱いうちに新しく卵を追加すると、ボウルの中で卵が固まってしまいます。

必ず冷ましてから追加の卵を加えてくださいね!

スポンサーリンク

キッシュが焼き直しても固まらない場合のリメイク方法

キッシュ

キッシュを焼き直しても固まらない場合は、キッシュをリメイクするという手もあります!

豆腐チャンプルーにリメイク

簡単なのは、キッシュの卵液だけ取り出して、フライパンで焼く方法。

オムレツとしてきれいに成型できればいいですが、難しければスクランブルエッグのように混ぜても大丈夫!

豆腐を加えて一緒に炒めれば、ボリュームたっぷりの豆腐チャンプルーになります。

卵液に味が付いているので、味付けは醤油や鶏がらスープで味を調えるだけでOK。

フレンチトーストにリメイク

洋風が好みなら、卵液に食パンやフランスパンを浸し、具材と一緒にバターで焼きましょう。

ボリュームたっぷりのおかずフレンチトーストの完成です。

炭水化物だけでなくたんぱく質も一緒にとれるので朝ごはんにおすすめです^^

卵液を吸わせたパンを耐熱さらに入れ、チーズをかけて焼いてパングラタン風にしてもおいしいですよ◎

まとめ:キッシュが固まらない原因は予熱不足あるいは水分量が多いため

キッシュが固まらないときは、オーブンの予熱が十分だったか、卵に対して水分量が多くなかったか確認してください。

予熱が不十分で焼きが足りないキッシュは、焼きなおすことで固まりますが、水分量が多い場合はそのままだといくら焼いても固まりません。

卵を追加して焼くか、別の料理にリメイクしてくださいね。

関連記事:キッシュの日持ちは何日?作り置きのポイントと保存のコツ

関連記事:冷凍パイシートは伸ばす伸ばさないどっち?上手な使い方のコツ

テキストのコピーはできません。