函館のミスドが安いのはなぜ？売ってるドーナツの種類やお店の場所も調査

ミスドといえば全国展開しているチェーン店。

どこのお店で買ってもいつもの味をいつもの価格で楽しめるのが魅力ですよね。

ただ、そんなミスドでも北海道の函館にあるお店は「全国一値段が安いミスド」となっています。

地域によって販売価格に差はあれど、なぜ函館のミスドだけ安いのか気になりますよね。


そこで今回は、函館のミスドが安い理由を調査！

売ってるドーナツの種類やお店の場所も紹介しているので、函館を訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね。

函館のミスドが安いのはなぜ？

函館のミスドが安いのは、フランチャイズ経営で独自に企業努力を行っているからです。

日本一値段が安いミスドを経営しているのは地元の老舗パン屋

ミスドといえばもとはダスキンが経営しているブランド。

ですが、全ての店舗がダスキン直営ではなく、中にはフランチャイズ経営のものがいくつかあります。

フランチャイズ経営とは、対価を支払う代わりにそのブランドの看板を背負い、商品を販売するシステム。

直営に比べてフランチャイズ経営は、オーナーによる独自の経営戦略があるのが特徴です。


全国一値段が安いミスドを経営しているのは、函館で昔から愛されている老舗ベーカリーの「キングベーク」。

長年お世話になった函館の人達にお返ししたいとの思いで、日本一安い値段でミスドを提供しています。

もともとは市場調査がきっかけだった

恩返しの目的で値段を安くしている函館のミスドですが、最初のきっかけは市場調査でした。

函館のミスドは1972年に北海道1号店としてオープン。

本州以外での初の出店ということで、ダスキンが2000年代に市場調査として本州よりもお得な値段でミスドを販売したのが始まりです。

ところで、気温が低いとドーナツのような小麦粉で作った生地はデンプン質が老化し、パサパサの食感になってしまいます。

個人的見解になりますが、本州に比べて寒い北海道では、最初はミスドの売り上げがあまりよくなかったのかもしれません。


販売調査したのは2000年代ですが、それから20年以上も「日本一安いミスド」として商品を提供できているのは並大抵のことではないですよね。

「キングベーク」は昭和4年創業の老舗パン屋。

昨今の小麦粉やバターの値上げはキングベークにとってもキツイはずですが、長年培ってきた独自の仕入れルートで大量に材料を仕入れることで値段を押さえているのかなと思います。

函館のミスドで売ってるドーナツの種類

ここからは函館のミスドで売ってるドーナツの種類を紹介していきます。

基本的には全国の他のミスドと扱っている商品は変わりませんが、驚くべきはその安さ。

一部のドーナツの値段を函館の店舗とその他の店舗で比較してみました。

ポンデリングやエンゼルクリームなどは全国のミスドと値段が変わりません。

また、季節限定商品も販売期間が一時的なことから、函館のミスドだけが特別安いということはないようですね。


ただ、オールドファッションやフレンチクルーラーなど、ミスドの定番商品に関しては大きな差が！

全国的には151円のオールドファッションが、函館のミスドなら86円で買えちゃいます。

約半額の値段です…これは安いですよね。

定番商品は軒並み100円以下で買えるので、一時ミスドで行っていた「100円セール」よりも断然安く買えます。

しかも期間限定価格ではなく1年中この値段というから、これは函館の人達がうらやましい！

「函館の銘菓はミスド」なんて言われているのも納得です。

函館のミスドの場所

最後に、全国一値段が安い函館のミスドの場所を紹介します。

上記4店が現在「キングベーク」がフランチャイズ経営するミスドです。

営業時間や取り扱い商品の詳細などは、ミスド公式サイトをチェックしてくださいね。

函館のミスドが安い理由まとめ

函館のミスドが安いのは、地元の老舗パン屋「キングベーク」がフランチャイズ経営しているから。

「函館の人に恩返しをしたい」との思いで、20年近くにわたり日本一の安さでミスドをお客さんに提供しています。

期間限定商品こそ値段は全国と同じですが、オールドファッションやフレンチクルーラーなど定番商品は約半額近い値段。

1年中いつでもこの値段でミスドが食べられるのはうらやましい限りです。

いつまでも安い値段で提供できるよう、応援を込めてぜひお店を訪れてみてくださいね！

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